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自転車に家族を殺されるということ

交通犯罪犠牲者の命が紙クズ扱いされる司法を変えていきます。フェイスブック・Twitterも発信中。
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2014年1月28日に判決が出て裁判は終わりましたが、私の交通犯罪遺族活動は続いています。

明らかに色合いがガラリと変わっているので、
読んで気づいた人も多いかもしれませんが、
昨年末よりあいの会ブログを後任者に委ねています。

 

♧あいの会ブログ
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/

実はここ2~3年、ずっと考えていたことでしたが、
「やっぱりそうしよう!」
という最終決定のきっかけが昨年末にあり、
試行錯誤ながら今は別の人がブログを書いています。

(Facebook法人アカウントは今後継続不要と判断し、

 その閉鎖お知らせだけ最後に先ほど書きましたが)


10年以上一人でコツコツ書き続けてきたこともあり、
手放すことに葛藤がなかったと言えば嘘になります。

 

ただ、10年後、20年後・・・

さらにその先の遺族団体としてのあり方を考えれば、
今のタイミングしかないと思いました。


この話題を書くのも何年ぶりかわかりませんが、
埼玉の遺族の方々とあいの会を立ち上げる前、
私は全国交通事故遺族の会に入っていました。


しかし会は入会翌年に解散してしまいました・・・


端的に言えば、創始者=会長がご高齢になり、
活動継続が難しくなってしまったためでした。


「全国交通事故遺族の会はどこまでも会長の会だった。
 会長が続けられなくなったら解散するしかなかった。
 あいの会はそうならないようにずっと続けてほしい」


その会でお世話になった恩人の方に言われた言葉です。


気が付けば、あいの会も結成してから10年以上経ち、
例えば、これから自分が60代70代になっても、
ずっとブログ執筆者の立場に固執して手放さず、
他の人に譲らないでいくのか・・・と考えたら、
そろそろバトンを次に渡していくべきと思いました。

 

50年後も100年後も、きっと交通犯罪はなくならない。


大切な人を奪われる悲劇もなくならなければ、
遺族軽視のおかしな判決もまだ続いているかもしれない。


そう考えると、次の人にバトンを渡していくこと、
ミッションを継承していく大切さを考えていました。

 

あとついでに言えば、私は記録魔。

 

100年後200年後、さらにずっと未来の歴史家が、

あいの会を発見し、活動に興味をもってくれたら・・・

そう考えると記録は漏らさずすべて後世に残したい!

そうした気持ちでブログを書き続けてきました。

その思いは、あいの会のメンバーにも伝えました。

 

もちろん、しばらく不慣れが続くと思います。

どうかあたたかく見守ってほしいと思っています。

 

半年ぶりのブログ更新になります。

 

私は自転車乗りが加害者の交通犯罪遺族です。

ですのでやはりこれは自分の置かれた立場上、

書いておかなければいけないと思いました。

 

11月1日からの道路交通法改正についてです。

 

あくまで報道の一例としてですが、

朝日新聞の先月末の記事を貼っておきます。

 

朝日新聞2024.10.30朝刊

 

つまり、ながらや酒気帯びは今後ダメだよとの話。

 

別の記事では、

「バイクと同レベルになった」

という書き方をしている記事もありました。

 

今までできていなかった当たり前の取り締まりが、

やっとできるようになったものと理解しています。

 

しかし・・・実際にきちんと警察が、

ながら運転や酒気帯びの自転車を取り締まり、

道路交通法の改正が生きてくるかは未知数です。

 

まずは警察にはどんどん厳しく取り締まってほしい。

 

今まで交番の前でやっている人がいても黙認だった

スマホをいじりながらの自転車走行もそうです。

パトカーからそんな自転車走行を見たら、

サイレンを鳴らして徹底追尾も最低限のことです。

 

でないと危険運転致死傷罪のように死に体同然になってしまう。

 

遺族が血のにじむ思いで結実させた危険運転致死傷罪。

 

にもかかわらず、あきらかな危険運転による交通犯罪でも、

検察も裁判所も意味不明な理由をつけて適用を避け続け、

気が付けば危険運転致死傷罪が心肺停止状態だとわかって、

蘇生が必要だと言い始めているのが今だと認識しています。

 

今回の道路交通法改正にはそんな死に体は望みません。

 

そのためにもまずは警察の尽力を期待したいと思います。

現場がそうすることを容易にするためにも、

警察庁からも各都道府県警に通達を出してほしい。

 

現状がどうかわっていくか注視していきます。

 

現状が変わる様子が見られないようであれば、

あらためて声を上げていこうと思います。

ここは遺族ブログです。

 

なので自分の子どもの話は基本しません。

 

書くまでもない当たり前のことですが、

伴侶をなくした人の前で夫婦仲を語ったり、

子どもを亡くした人に子煩悩を披露するのは、

配慮のない行為だとわかっているからです。

 

ただこんな風に伝えていきたいということは、

時々は書いてはいこうと思います。

 

娘はこの春、小学4年生になりました。

 

3年後には中学生と思うとビックリです。

 

しかしそんな当たり前の人生の流れを

ある日突然断ち切るのが交通犯罪です。

 

それを実際に知っている者だからこそ、

当たり前の毎日がいかに尊いものか、

そのためにいかに気を付けるべきか、

機会があるたびに語り続けたいと思います。

 

また自分が交通安全を守るだけではダメで、

世の中には交通安全を守らない者がいること、

彼らの存在にも警戒しなければならないこと、

などなども語るようにしています。

 

交通犯罪だけでなく、理不尽や暴力など、

必要なときには闘わなければいけないことも、

他の人よりはしつこく言っていると思います。

 

もちろん、勉強もがんばったり、

本もたくさん読んで広い視野を持ったり、

習い事もがんばって得意分野も伸ばしたり、

が大前提で人生をどんどん発展させてほしいけど、

やはり根底にあるものとして、命の大切さには、

人一倍敏感な子になってほしいと願っています。

 

いま、あいの会では絵本を準備しています。

 

娘が通う小学校と地元の図書館とには、

絵本ができたら寄贈を申し出るつもりです。

 

娘にも繰り返し読んでほしいと思っています。

 

上で最初にいろいろ書いたけれども、

やはり親が子どもに語る限界も痛感していて、

(最近は何を言ってもうざがられる・・・)

ツールに頼るのが一番と感じています。

「あいの会で出した本だよ」

と言えばきっと読んでくれるはずなので・・・

 

なので、絵本ができたら活用する予定です。

 

絵本の話は、また具体的になってきたら、

あいの会からもきちんと報告する予定です。

 

***

 

余談。

 

うちの近所の桜並木が満開です。

 

#三沢川さくら回廊

 

最近は観光名所化に成功しつつあるようで、

土日はかなりの混雑で(路駐も目立つ・・・)

外国人観光客らしき人もちらほらみます。

 

美しい光景ですが、あいの会の中にも、

桜の季節に家族を亡くした人が何人かいます。

そんな人には美しい桜も痛みを伴います。

 

毎年当たり前に桜を見ることの稀有さ。

そんな話も娘にできたらと思っています。

なかなか話を聞いてくれはしないけれども。

ファミリーツアー報告もはさみましたが、

ここ最近、何回かに分け、遺族として、

検事にどう対応していくか、

自分の悔いも振り返りつつ書きました。

 

 

 

 

 

もし私のブログに目を止める縁があれば、
あちこち行ったり来たりは疲れると思い、
ここでざっと過去記事をまとめました。
 
あらためてここでも文章でまとめると、
 
(結審まで)
・「私の味方になってください」と素直に訴える
 (まず検事との信頼関係構築に尽力する)
・「求刑は3年半以上で」と数字を出して要請する
 (決して「厳しい求刑を」と抽象的に言わない)
・加害者の調書は早期に取得する
 (検事の「そのうちに」を信じない。
  「ではいつまでですか」と必ず期日を切る)
・加害者名でエゴサーチを頻繁に行い、
 (使える事実を発見することもある)
 突っ込みできそうな点は検事に追及を要請
・「車を手放した」と加害者が言ってきたら、
 検事に被告人質問をさせてほしいと伝え、
 言いよどんだら書類提出の手続きを依頼
・判検交流を利用して、裁判官について、
 「この事件についてどう言っていますか」
 「私が●●と言っていると伝えてください」
 とさぐりを入れつつ牽制する
 
(執行猶予が付いてしまったら)
・居留守されるので、アポが取れなくても、
 「では今から行きます」と押しかける
・判決のその週のうちには必ず行く
 (木金の判決だったら翌週前半までに)
・検事の言い訳に安易に同意しない
 検事が遺族に嘘をつくこともある
 「調べますので、明日再度会ってください」
 と徹底調査の姿勢を示す
・担当検事に会えなくても、
 「ではその上の責任者に会わせてほしい」
 と言って帰らない
 
※とにかく控訴期間はわずか!
 切迫感を持って行動すること!
 
ざっと書くとこの程度はやってほしいです。
これだってあくまで最低限です。
 
ここまで書いて、ふと思ったこと。
これお金取れるレベルのノウハウでは(笑)
思い上がった自画自賛?
 
巷には情報商材屋さんという人がいて、
誰でも知っているような薄っぺらい情報を
さも価値があるかのように見せかけ、
noteとかで有料購読を促しているとも聞く。
 
私が同じことをすればもっと価値もあるし、
小遣い稼ぎ程度はできるかも・・・
なんて黒い考えが一瞬脳裏をよぎりましたが、
もちろんそんなことはしません。
 
遺族間ノウハウ共有は無料が大前提かと。
 
遺族の方が知識をつけて有効に闘い、
実刑判決の判例を作ってくれることが、

私にとっても一番の報酬だと考えます。

先週土曜日(3月16日)、

あいの会で日帰り小旅行をしてきました。

群馬県館林市まで行ってきました。

 

 

 

 

 

 


 

詳細はあいの会公式ブログに書きました。

 

 

カルピスみらいのミュージアム

   ↓

向井千秋記念子ども科学館

   ↓

とんかつの福よし

 

という行程でした。

 

私は娘を連れて行きました。

事件の時はまだ生まれていなかった娘です。

 

普段の土曜日はピアノ、公文、合唱団・・・

といろいろ詰め込んでしまっていますが、

こうした機会にできるだけ参加しています。

 

娘には、あいの会を立ち上げた経緯とか、

触れ合うだろうメンバーの方の事件、

などをこうした行事の前には、繰り返し、

できるだけ話しておくようにしています。

 

現時点でどこまで伝わっているか謎ですが、

将来的に長い目で見れば、きっといつかは

命の教育として生かされると考えています。

 

写真の通り、子どもたちは子どもたちで、

楽しい時間を過ごすことができたようです。

 

この日もよい思い出になればと考えています。

 

 

※あいの会の顧問もしていただいている

 刑事コメンテーターの佐々木成三さんと

 いただいたリアルケイドロの帽子をかぶって

最近、仕事がとにかく忙しくなり、

ブログ更新が金土日になっています・・・

 

検事対策で書き忘れていたこと。

 

加害者への求刑に関しても、

ストレートに意見を言うべきと考えます。

 

ただし抽象的にでなく具体的に。

 

「具体的に」とはどういうことか。

 

以前も書いたと思いますが、

遺族間で言い伝えられる噂があります。

 

求刑の年数によって、

検事→裁判官のメッセージがある。

 

・求刑3年未満は「執行猶予でいいですよ」

・求刑3年は「どっちでもいいですよ」

・求刑3年超は「実刑にしてください」

 

都市伝説かもしれません。

 

ただ私が聞いた司法関係者は一様に

みな困った顔で軽く笑いながら、

あいまいに言葉を濁していましたので、

私はこれが真実だと感じています。

 

都市伝説なら一笑に付して否定すればよい。

それができない時点で真実認定でよいかと。

 

私は検事に、

「厳しい求刑をしてください!」

と言いました。

 

そして遺族として、

責務を果たした気になっていました。

 

本当に・・・

当時の私の無知を厳しく叱りたい。

 

あの時、私は、

「求刑は最低3年6ヶ月以上にしてください」

「3年以下だと執行猶予でいいですよって

 意味になるんですよね。絶対認めません」

とハッキリ言うべきでした。

(※求刑単位は事実上半年刻みのようなので)

 

しかしそのための知識がありませんでした。

 

いま闘っている、これから闘う遺族の方は、

私の轍は踏まないで、ハッキリ伝えてほしい。

 

この世界、沈黙は金ではありません。

沈黙はゴミです。

 

決して後悔しないよう闘い切ってほしいです。

前々回に書いたことを受けて・・・

 

 

前々回ブログで、交通犯罪の刑事裁判では、
「もう車は運転しません」
「車も手放しました」
と被告人側が主張するケースがよくあり、

私の加害者もそう主張したと書きました。

 

実はこれ、ほぼ事実検証されていません。

(ほとんどの人は知らないですよね・・・)

 

つまり言いたい放題の実情があります。

 

交通事故加害者弁護士にとっても、

お決まりテンプレートの一つだと思います。

 

私も当時は無知な遺族の一人でした。

 

だから加害者側のそんな主張を聞き、

「そうなんだ・・・」

とぼんやり思っただけでスルーでした。

 

ちなみに検事もスルーでした。

 

定番テンプレートなのでしょう。

 

しかし、だからこそ、

これがお約束テンプレートだとわかれば、

被害者参加して被告人質問を行った際、

加害者を叩く手段の一つになります。

 

遺族「車は手放したと言いましたよね」

加害者「はい」

遺族「何という車ですか?」

加害者「●●です」

遺族「保険会社も解約したのですよね?」

加害者「はい」

遺族「どこの保険会社ですか?」

加害者「あ・・・えっと・・・」

(※バカでなければここでこちらの意図に気づく)

遺族「言えないんですか?」

加害者「・・・」

遺族「(裁判官か検事に向かって大声で)

 被告人は嘘をついていると思いますので、

 証明書類の取り寄せを求めます!」

加害者「・・・」

 

被告人質問でこんなやり取りが可能です。

 

本当に車を手放していれば空振りですが、

嘘をついている可能性の方が高いわけで、

高確率で加害者立ち往生になるはずです。

 

車を手放したかどうかなんて些末事です。

 

重要なのは執行猶予目当ての情状狙いで

加害者が嘘をついていること。

その事実を法廷であばくことです。

 

ここまで追求できれば、裁判官も

「被告人は真摯に反省している」

とは判決文に絶対書けないはずです。

 

もちろん判例主義の壁もあります。

 

博打性の高い裁判官ガチャもあります。

 

多くの裁判官は、それでもなんとか

判決文に書ける執行猶予ポイントを

懸命に拾おうとしてくるでしょう。

自身の昇進も関わるので必死です。

 

しかし、嘘を露骨なまでに暴露し、

加害者を立ち往生させることにより、

実刑の可能性を高めることはできる。

 

ほんのわずかな可能性アップでも、

そのために動かない理由はありません。

 

もし遺族の方がこのブログを読み、

刑事裁判の被告人質問の前であれば、

そして加害者が、

「もう車は運転しません」
「車も手放しました」

と言ったら、試してほしいと思います。

 

そして「執行猶予当たり前」の判例を

少しずつでも、長い年月をかけても、

皆で突き崩してほしいと思っています。

 

すごく今更な話ですが、

私は自転車による交通犯罪遺族です。

 

一応最近ブログを読み始めた人用に・・・

 

次は裁判対策を書く予定を一旦中断して、

最近の自転車をめぐる話題にも、

ここでも一応言及しておこうと思います。

 

朝日新聞2024.3.6朝刊

 

ご存じの方はよくご存じだと思いますが、

私はこの手の動きや報道にとても冷淡です。

 

いつもその場限りの瞬間風速で終わり、

結局、何の実にならないことに、

いつもガッカリさせられているからです。

 

なので今回のこの動きにも冷淡です。

 

そもそも酒酔い運転が対象外という時点で、

どんな結果になるかなんてお察しです。

 

いま自転車で片手運転で携帯通話しながら

交番やパトカーの前を走り抜けても、

何のお咎めもなくスルーだと思います。

 

きっと法改正された2年後以降も、

私は同じ光景だろうなと感じています。

 

自転車による交通犯罪遺族の一人が、

(自負ではないですが、おそらく

 全国の自転車遺族の中で一番発信して、

 最もメディア露出もしている私が)

こんな冷笑的なブログをアップしている。

それを法改正や法執行に関わる人が見て、

「そんなことないぞ!ちゃんとやるぞ!」

と奮起してくれたらと思って書きました。

 

片手運転の自転車で、携帯で話しながら、

交番やパトカーの前を走り抜けたら、

血相を変えて追われ、反則金を取られる。

 

そんな社会になってくれたらと思います。

 

人との接し方の価値観になりますが、

私は人をむやみに信じ切って傷つき、

「もう人間なんて信じない!」

なんて心を凍えさせる人生よりも、

(余談ですが私の親はこの典型例です。

 それを反面教師に私はひねくれました)

人を疑って、思わぬ温かさや尊さに触れ、

「人は捨てたものじゃない・・・」

としみじみ感じたいと思う人です。

 

今回も良い意味で裏切ってほしいと願います。

たぶん何も変わらないと思うけどね・・・

私の公判を担当していた検事の在籍する

名古屋地方検察庁に連絡してみました。

 

月曜日に事前に問い合わせフォームから

・今週中に担当検事宛に電話したいこと

・私の立場や担当検事との関係

・確認したいことの要点

を送っておき、金曜日に電話しました。

 

念の為、クレームではありません(笑)

 

それは問い合わせフォームでも書いておき、

警戒する話ではないと伝えておきました。

 

これまで何回かに分けて書いたことについて、

「当時私はどうすべきだったと思うか」

を当時の担当検事に率直に聞いて、

今まで書いた他の遺族へ提供マニュアルを、

認識相違補正も含めて補強するためでした。

 

公判から14年経っています。

 

「そんな昔のことを・・・」

と言う人もいるかもしれません。

 

しかし遺族は、感情の変化は当然ありますが、

起きた事件・事故が昨日でも20年前でも、

視点や問題意識は変わらないのが大半です。

 

また同時に検事という人たちは、

これも以前どこかで直接話を聞きましたが、

自分が担当した過去の事件はすべて

なぜか忘れないと聞いたこともあります。

 

なので資料を用意しての厳密な話ではなく、

ざっくばらんに聞きたかったのがあります。

 

で、実際に名古屋地検に電話したら、

それでも私は警戒されていたようで・・・

検事には結局最後までつないでもらえず、

企画課に回され、そこで対応されました。

 

企画課担当者の言い分としては、

①判決が確定した事件の問い合わせは

 受けないことになっている

②特に検事が異動した事件については、

 資料を参照しての対応ができない

③当時の事件について確認したい場合は、

 東京地検の被害者窓口に聞いてほしい

というものでした。

 

私は別件も含め、検察という組織は、

意外にラフに対応すると知っているので、

上記企画課の回答の真偽はわかりません。

 

③の「被害者窓口・・・」云々は、

典型的なマニュアル対応でしょうし、

②はまあその通りなので仕方ないでしょう。

 

ただ①だけは嘘か本当か不明なので、

ここで公開して記録を残しておきます。

どなたか真偽をご存じの方はお教えください。

 

さて、企画課担当者の方は、

「フォームでいただいていたご質問は、

 一般論の範囲でよければお答えしたい」

との話だったので、いろいろ聞きました。

 

大小さまざまなので、

気になった話だけ振り返って書きます。

 

調書を結局見せられずじまいだった件、

これについて、見せるか見せないかは、

「個別案件による」との話がありました。

遺族なら周知のことですが、起訴案件は、

求めがあれば必ず開示義務があります。

これは拒むことはできません。

しかし求めがなかった場合・・・

開示がルール化されているわけではない

という事実が明らかになりました。

 

次に私が検事より

「被害者参加弁護士という人たちがいる」

「探してみてもいいかもしれない」

というアドバイスをもらえなかった件、

当時はまだ被害者参加制度ができて数年で、

まだ手探りだったことはあるのでしょうが、

これも「個別案件による」との話でした。

 

以下感想。

 

まず調書の開示非開示の件。

 

少なくとも被害者参加制度を使って

検事席に座ると意思決定した遺族で、

「調書を見ますか」

と聞かれ、

「いや、いいです」

なんて言う人はいないんじゃないかと。

 

仮にモゴモゴ曖昧な人がいたとしても、

後々悔いを残させないためにも、

「とりあえず見とけ」

とコピーを押し付けとくだけでもいい。

それで見ずに加害者の穴を見落としても、

それはその遺族の責任です。

とにかく開示をルール化すべきです。

 

次の被害者参加弁護士の件。

これも告知をルール化すべきでしょう。

 

情報を集め、弁護士探しまでできる人は、

見た限り今もほんの一部だと感じます。

 

もちろん以前↓で書いたように、

講習を受けただけで、精通とは全く無縁な

「被害者精通弁護士」のキラキラ看板に

騙されてしまう遺族も残念ながらいます。

 

 

しかしそれはまた別の問題。

 

とにかく被害者参加弁護士がいることを知る。

それを検事から必ず教えてもらえる。

それだけでどれだけの遺族が救われることか。

 

以上2点は検察庁全体でも考えてほしいです。

というか単純に必須項目にしてほしいです。

 

どちらもものすごく簡単な話のはずです。

 

念の為、同庁フォームからも意見は送ります。

また法務省ヒアリングの機会があれば、

もう私はなかなか行ける余裕がないので、

他の仲間に託すことになるでしょうが、

意見提起をしていきたいと思っています。

 

また交通犯罪の刑事裁判では、

「もう車は運転しません」

「車も手放しました」

と被告人が主張するケースがよくあります。

私の加害者もそれを主張しました。

 

このこともこの日に話したのですが、

少々長くなるのと、些末なようで意外に

重要な点になるので稿をあらためます。

 

最後に、繰り返しですが、

今回連絡にクレームの意図はありません。

 

遺族活動のことも事前に伝えていたためか、

先方もかなり気を使って話していました。

決して塩対応ではなかったことは、

ここでも書いておきたいと思います。

 

担当検事も当時、満点には程遠くても、

彼なりに懸命にやってくれていたし、

加害者の荒唐無稽な主張に直面した際、

一緒に怒ってくれたことは感謝しています。

 

ただ今回、検察庁より、

・判決確定後は検事に連絡できなくなる

 (ホント?求む情報提供!)

・調書の開示は個別案件による

・被害者参加弁護士の告知も個別案件による

という説明を受けましたので、

今後必要になるだろう議論のたたき台として、

ここに書き残しておきたいと思います。

 

***

 

念の為、↓は過去の検事対応シリーズ

 

 

 

 

 

 

これまで何度かにわたって、

検事に対峙する姿勢として、

「お行儀の良い遺族だと悔いを残してしまう」

「お行儀の悪い遺族にならなければならない」

だと繰り返し繰り返し書きました。

 

 

 

 

 

ただ人によって理解度はさまざまですし、

一応補足すべきだと思って書きますが、

 

お行儀の悪くする=乱暴な態度を取る

 

ではないことは繰り返し強調します。

 

「なんで求刑がこんな短いんですか!」

「なんで控訴してくれないんですか!」

 

検事はこんな悲痛な叫びは聞き慣れています。

 

「あー・・・はいはい、いつものやつね」

という感想しかないと思います。

心を動かされることなんてまずありません。

 

あくまで言葉はソフトに。

そして丁寧に。

 

その上で、

「私の味方になってください」

と訴える。

 

声を荒げたり、罵倒したりは絶対NG。

 

ぶつける感情は怒りでなく悲しみ。

 

求めるものは屈服ではなく共感。

 

この大原則だけは絶対的に死守し、

決して踏み外してはいけないと考えます。

 

その上で行動だけお行儀悪くふるまう。

 

待たない。

あきらめない。

帰らない。

説得に納得しない。

とにかくアクションを止めない。

 

しつこく、しつこく、しつこく、

加害者実刑のための執念を見せる。

 

言葉は草食で、行動は肉食で。

 

言葉だけ拾えば、共感しか訴えない

かわいそうな遺族のままでいい。

 

しかし行動だけは、毅然と圧倒し、

「この遺族をないがしろにしたら、

 後々どんなコストを払わされるか」

と暗に察しさせることが大切です。

 

かつてあいの会で開催する講演会に

スマイリーキクチさんをお呼びし、

誹謗中傷問題を話してもらいましたが、

やはり同じことを言っていました。

 

「この税金泥棒なんて言ってはいけない」

「あくまで悲しみを伝えて共感を得る」

 

これは交通犯罪遺族も同じです。

 

ここしばらく、

「お行儀の悪い遺族」推進委員会

みたいな書き込みを続けています。

 

それもこれも、ここを読んだ遺族の方に、

加害者実刑判決を勝ち取ってほしいから。

そして執行猶予当然の過去判例を塗り潰す

新しい判例を作っていってほしいからです。

 

さらに後に続いてしまう遺族のためにも

未来の判例作りを託したいと思っています。