昨年末、何社か見積もった上で、
父の葬儀をお願いする葬儀社を決めました。
自分の住んでいる自治体が提携しているところで、
口コミもいろいろ見比べた上で、
ぼったくりや不誠実対応はなさそうと判断しました。
葬儀社選びは、本当にブラックボックスが多すぎて、
とにかく用心深さが求められます。
情報弱者はすぐいいように養分にされてしまいます。
巷間の評判そのままなので書いていいと思いますが、
小さな葬式なるものを標榜しているところが、
費用は大きな葬式になるなどはその有名な例かと。
こんなことを書くのは母のときの反省があります。
結論から言えば、母の葬儀を振り返ると、
思いっきりぼったくられたものとなりました。
母が交通事故で亡くなったと伝えると、
私はそこまで観察する余裕はなかったのですが、
そのとき横にいた妻曰く、
「目つきがギラっと光って表情が変わり」
担当者がいろいろと提案してきました。
「ああっ!交通事故でお亡くなりになった方でしたら、
盛大に見送らないといけないですよね!
お花も棺もできるだけ盛大にしましょう!」
高揚した様子でそんな話をされたのは憶えています。
「会食も返礼品も多めに用意すべきです!」
と言われ、10人前後の参列者に過ぎないにも関わらず、
さらに20膳ほどの料理が余って困ったのも憶えています。
返礼品も、余ったお茶セットが家に山積みになり、
5年くらいかけてなんとか消費し続け、
最後は茶葉が真っ黄色に変色していたので捨てました。
(※今回の葬儀社にもこの話をしたところ、
「余った返礼品は引き取って請求しないのが常識だ」
とのことで見事にぼったくられたことになります)
振り返れば、極めて悪質な対応をされたものです。
そんな悲嘆に便乗するような業者の養分にならぬよう、
今回は慎重に対応したというわけです。
ここで教訓を書き残すとしたら、
葬儀業者の目から見て交通遺族は、
「おいしいカモ」
と見られる危険性があるということです。
(当然、今回のように良識的なところもあります)
もちろん全てのところがそうなんて言いませんが、
「目つきがギラっと光って表情が変わり」
という反応をする葬儀業者がいたことは事実です。
そして手つかずの大量の料理や山積みの返礼品に、
途方にくれたのもまぎれもない事実です。
特に悲嘆にくれる人が葬儀社の対応をするのは危険です。
あまり悲嘆にくれていない、というと語弊がありますが、
冷静に相手を観察できる人に対応はまかせて、
警戒しつつ対応すべきという教訓を書こうと思いました。









