検事に対するお行儀悪さの作法 | 自転車に家族を殺されるということ

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2014年1月28日に判決が出て裁判は終わりましたが、私の交通犯罪遺族活動は続いています。

これまで何度かにわたって、

検事に対峙する姿勢として、

「お行儀の良い遺族だと悔いを残してしまう」

「お行儀の悪い遺族にならなければならない」

だと繰り返し繰り返し書きました。

 

 

 

 

 

ただ人によって理解度はさまざまですし、

一応補足すべきだと思って書きますが、

 

お行儀の悪くする=乱暴な態度を取る

 

ではないことは繰り返し強調します。

 

「なんで求刑がこんな短いんですか!」

「なんで控訴してくれないんですか!」

 

検事はこんな悲痛な叫びは聞き慣れています。

 

「あー・・・はいはい、いつものやつね」

という感想しかないと思います。

心を動かされることなんてまずありません。

 

あくまで言葉はソフトに。

そして丁寧に。

 

その上で、

「私の味方になってください」

と訴える。

 

声を荒げたり、罵倒したりは絶対NG。

 

ぶつける感情は怒りでなく悲しみ。

 

求めるものは屈服ではなく共感。

 

この大原則だけは絶対的に死守し、

決して踏み外してはいけないと考えます。

 

その上で行動だけお行儀悪くふるまう。

 

待たない。

あきらめない。

帰らない。

説得に納得しない。

とにかくアクションを止めない。

 

しつこく、しつこく、しつこく、

加害者実刑のための執念を見せる。

 

言葉は草食で、行動は肉食で。

 

言葉だけ拾えば、共感しか訴えない

かわいそうな遺族のままでいい。

 

しかし行動だけは、毅然と圧倒し、

「この遺族をないがしろにしたら、

 後々どんなコストを払わされるか」

と暗に察しさせることが大切です。

 

かつてあいの会で開催する講演会に

スマイリーキクチさんをお呼びし、

誹謗中傷問題を話してもらいましたが、

やはり同じことを言っていました。

 

「この税金泥棒なんて言ってはいけない」

「あくまで悲しみを伝えて共感を得る」

 

これは交通犯罪遺族も同じです。

 

ここしばらく、

「お行儀の悪い遺族」推進委員会

みたいな書き込みを続けています。

 

それもこれも、ここを読んだ遺族の方に、

加害者実刑判決を勝ち取ってほしいから。

そして執行猶予当然の過去判例を塗り潰す

新しい判例を作っていってほしいからです。

 

さらに後に続いてしまう遺族のためにも

未来の判例作りを託したいと思っています。