こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。

先日は京都で食の文化から

スローなイノベーションを考える

という味わい深い研修に参加しました。

 

京都では、全国でも早くから

イノベーションやベンチャー支援が

活発に進められてきた歴史があります。

それは京都という土地柄も

あるかもしれません。

知るほどに伝統と革新が表裏一体となって

暮らしにも息づいているのを感じます。

 

今回は半年前に開催された

スローイノベーション研修の

アフターセッション。

(株)風と土とさんの主催です。

 

前回は米国人料理家の

アリス・ウォータースさん、

京都の野草料理の料理人で

ミシュラン グリーンスターの

世界的評価をもつ

中東久雄さんなどを講師に

体験型のセッション、

ワークショップが行われました。

 

その後、セッションで得た

気づきはどのように活かされたか?

今後さらに発展させるとしたら?

 

そんなテーマで参加者の皆さんと

ざっくばらんに話し合いました。

 

 

 

 

食の関係者や事業者、

メーカー企業の担当者や

教育関係者など多様な参加者が

それぞれ想いをぶつけ合い

新たなイノベーションを生み出す場は

とても刺激的ですが

和やかでスローな空気が流れていたのも

やはり京都という土地柄でしょうか。

 

実際に前回の講師、

中東久雄さんのお店にも行き

参加者一同、カウンター越しに

中東さんにそれぞれの

企画案のピッチを行う!

というサプライズな演出もあり

大いに楽しく盛り上がりました。

 

ちなみに私が参加者有志とともに

提案したのは

横浜市で開催される

GREEN × EXPO 2027に関連して。

詳細はまだ検討中ですが

実現したら世界からも注目される

素晴らしい試みとなることに期待!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。

横浜市の少子化対策、これまでも

大いに議論してきたところですが、

令和6年度予算で議論となったのは

出産費用補助の9万円。

 

これまでも

出産費用は高額であり、

政府としても補助を

46万円から50万円へと

引き上げてきましたが、

横浜市ではさらに9万円の

補助を上乗せ負担しようというものです。

 

しかし、政府では2年後の令和8年度に

出産費用を保険適用にすることとし、

さらに自己負担も実質ゼロとする

出産費用の無償化が検討されています。

 

そうしたなか、山中市長は

政府が無償化をするより先に

自身の公約でもある

出産費用ゼロを実現すべく

このタイミングで実施することを

推し進めてきました。

つまり2年限定の時限的補助です。

その事務負担経費は1.5億円になります。

 

しかし、本当の少子化対策を

考えるなら、

妊婦検診補助はどうなんでしょう?

全国でも政令市最低額と

なっており、

出産を考える方たちの

リアルな声を聴かずして

進めることに違和感を感じるわけです。

 

自民党では、令和6年度予算に対して

こうした矛盾に対して

付帯意見をつけて賛成しましたが、

さらに先日、4月25日

横浜市長に対して

妊婦検診補助の拡充を求める

要望書を提出しました。

 

いろいろ言いたいことがあり

先日、議会の議決前に

Facebookライブでお話しましたが

それを改めて整理しました。

詳細は下記YouTube参照ください。

 

 

こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。

先日は地元鶴見で

「おいしい未来会議」が開催されました。

 

これは私が議員になる前からの仕事、

一般社団法人

スマート・ウィメンズ・コミュニティの

主催によるもので

地域のさまざまな立場の方々から

実例を交えたお話を聴きながら

これからの食、子育て、まちづくりを

一緒に考えていこう、というものです。


アリス・ウォータースさんの

来日ドキュメンタリー映画の上映会に

合わせて企画しました。

 (映画上映会については別途記事書きます)


折しも、横浜市ではすでに
中学校給食が令和8年度から
全員喫食の給食に変わることとなり
給食を今後どのようにしていくか?
ということは大きなテーマで
これまでも議論を続けてきました。
 
一方、小学校では学校単位で
総合学習を通じて
食育が行われており
学校菜園のオリジナル給食や
地産地消の給食の取組なども
実施されています。
 
今回の、おいしい未来会議の
トークイベントでは、
地域の生産者、フードデザイナー、
栄養教諭、PTAの保護者、
そしてまちづくり団体など
多様な主体が集い、
事例を交えて意見交換できたことは
今後につながる大きな一歩、です。
 
すでにオーガニック給食や
地産地消給食などの
取組を始めている自治体では
さまざまな課題克服のため、
行政だけでなく多様な主体による
協議体を作って制度設計を進めた
という事例もありました。
 
学校や行政だけではできないことも、
事業者や保護者、さまざまな主体が
ともに取り組むことで
実現できるかもしれない、
そんな期待が生まれた
トークイベントでした。
 


登壇された皆さま、
生産者の大立尚登さん、
フードデザイナーの横田美宝子さん
栄養教諭の山口友美さん、
PTA会長で保護者の森本明日香さん
皆さんからの意見は、
これからの食育、まちづくりに
活かしていきたいと思います。
 
また、今回のきっかけとなった
米国人料理家
アリス・ウォータースさんには、
昨年来日されたときに
私もお会いしたのですが
70年代からスローフードや
CSA(Community Supported Agriculture
=地域支援型農業)
を実践してきたアリスさんが
教えてくれたのは
 
「学校給食の変革は、
食の未来を作るためにも大切。
頑張って!」
 



ということでした。
横浜市は制度的にも、
また人口スケールの大きさからも
一筋縄ではいかないことが
まだまだありますが
今回のイベントの成果を大切に、
おいしい未来が創造できるよう
続けていきたいです。


 
 
 

 

 

こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。

先日は、鶴見小学校5年の子どもたち主催の

SDGsの活動、

レッツツルスイ大作戦!が開催され、

私も朝のごみ拾いから一緒に参加しました。

 

鶴見川をきれいに!

との想いから子どもたちが

以前から続けてきた「ツルスイ」、

私も3年前から応援してきましたが、

今回は卒業生や地域の大人たちも

一緒に参加し、わいわい楽しい会と

なっていました。

 






生き物調査あり、

拾ったごみによる、ごみアートあり。

そして午後は子どもたちによる

活動報告会もありましたが、

今回は、スペシャルゲストとして

東京大学大学院でAIを研究する

大澤幸生教授もオンラインで参加!

鶴見小生徒×東京大学教授とのコラボは

かつてない期待がありました。

 



大澤教授が子どもたちの活動を

大いに評価したことの一つが

「たわむれをつくる」ということ。

”たわむれ”というのは

AIの専門用語としての

考察の一つだそうですが

 

ごみ問題や、川の生物多様性に対して

たわむれることによって

問題に寄り添い

街のひとたちを巻き込んで

ゆたかな世界を作っていく、

という手法を評価されていました。

 

そして誤解を恐れず言うなら

「バカになろう」

と大澤教授。

 

常識にとらわれることなく、

自らごみの目線になって

どうしたらいいか、考えてみる。

詰め込み式の勉強ばかりでは、

そうした発想の転換は生まれない、

だからこそ、バカになろうと

子どもたちの創意工夫と

熱意のすばらしさに

大澤教授はエールを送っていました。


右からオンラインで参加の東京大学大学院工学系研究科システム創成学大澤幸生教授、鶴見小学校 早川先生、横浜市政策局共創推進担当 関口さん


子どもたちと一緒に

ごみ拾いに参加した私も

沿道の植え込みの木の下に

落ちてるペットボトルを拾おうと

道路に這いつくばって

一生懸命になっている

子どもたちの姿にハッとしました。

 

街のために、誰かのために、

海や川の生き物のために

なりふり構わず頑張る熱意は

きっとこれから大人になっても、

彼ら、彼女らが

大きく羽ばたく原動力になるんだろうな。

 頑張れ、子どもたち!

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市会議員の東みちよです。

鶴見に暮らす私たちたちにとって
バスは欠かせない足。
しかし横浜市営バスでは
2024年4月のダイヤ改正にて
市内で300本近い減便を予定しています。
この件について、私は予算特別委員会で
交通局長、副市長に問いました。

減便の大きな要因は、
コロナ禍以降、利用者の減少により
赤字経営が続いていること。
もう一つはバスを運転する乗務員不足です。
24年4月改正の長時間労働を防ぐ改善基準告示、
いわゆる2024年問題により
人材不足に拍車がかかっています。
誰のための働き方改善なのか?
現場からも疑問の声が上がっています。
 
乗務員の方々に話を聞いたところ、
賃金に対する課題のほか、
乗客からの苦情、
いわゆるカスハラもあるようで
渋滞や遅延などやむを得ない状況下でも
毎日のように苦情を受けて
若手が耐えられずに
辞めてしまうという実態も。

まずは働きがい、モチベーションとなる
賃金アップを要望しましたが
横浜市営バスでは
「人財確保大作戦」と称し
若手人材に手厚い賃金体系の
見直しが実施されました。
とくに若手初任給については
月額16,000円以上の引上げとなり
全体では平均6.5%のベースアップです。
また働く環境整備として
休憩室のリニューアルなども。
 
副市長からは
「採用方法の工夫や待遇改善に知恵を絞り
バスネットワークをしっかり守る」
との答弁がありましたが、
一方で赤字経営では限りがあります。
 
日々頑張るバス乗務員を
乗客の私たちも温かく見守り、
カスタマーハラスメントが
減るようにと願っています。
そうした配慮が人材不足対策の
小さな一歩にもつながります。

なお鶴見区を沿線とする
路線で減便となるのは11路線、
計37本ですが、
181系統「生麦―横浜さとうのふるさと」は
3200万円の赤字で6本減便、
155系統「鶴見駅―東部病院―鶴見駅」は
350万円の赤字で3本減便、
目立った減便はこの2路線で、
29系統「横浜駅前―鶴見駅前」は
赤字ですが減便なし、
38系統「鶴見駅西口―横浜駅西口」も
赤字ながら1本減便のみ。

また生活交通バス路線といわれる
18系統「生麦-矢向駅前」などは
補助金により維持されています。
鶴見区は特にバス利用者が多く、
他に交通の便がないエリアなど
キメ細かなデータ分析により
空白地帯を作らぬよう配慮を要望しました。
私たちの生活に欠かせない
バス便を守るため、
今後も地域の声、
そして現場の声を聴きながら
取り組んでまいります。