こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。
先日、總持寺にて坐禅研修が行われる
というので参加させて頂きました。
鶴見法人会の主催行事で
鶴見区で事業を行う皆さんとの交流も兼ねて。
坐禅はこれまでも、鎌倉、京都のお寺で
体験したことはありますが、
地元の總持寺では初めて。
今年4月には開山の祖、瑩山禅師の
七百回大遠忌が予定され
世界からも僧侶が集い
文化交流が行われるというのも楽しみです。
ご講和くださったのは
ドイツ人のゲッペルト昭元老師。
總持寺の歴史や禅の教えをわかりやすく
お話ししてくれました。
いざ、坐禅🧘♀️
薄暗いお堂に各自座って心を観る
静寂の時間。
私はストーブから一番遠い
隅っこの暗くて寒い壁際に
座るよう指示されたのですが
ほかの女子はみんなストーブ前なのに
なんで私だけこんな隅っこに、とか
目の前の障子はそこだけボロボロで
穴が開いていて侘び寂びが過ぎる、とか
思わず不平不満の気持ちが湧き上がるものの
坐禅に集中しているうちに
「あぁ、そんな私の気持ちこそが
自分に対する奢りであって、
すべて無と感じれば
寒さ、暗さ、侘び寂びも
心地よいのだ」
己は無となれ、無であれ。
障子の穴の向こうに
己の心の深淵を観るような
清々しさを感じたのでした。
いま、世間では政治家の倫理観が
問われています。
聖徳太子の時代から、日本では
まつりごと、政には倫理観が
重要視されてきたのに
いつのまにか変わってしまったんだろう。
障子の穴の体験は、
これからも大事に忘れずにいたいです。
法人会の皆さん
坐禅研修の会場