こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。

先日は横浜市役所アトリウムで

高校生コマ大戦2023 横浜場所が開催され

私も応援に📣行きました。


高校生コマ大戦は、

工業高校の若者たちが

それぞれ工夫を凝らした

コマで勝負するというもので

そこには素材の重心や凹凸、

回転速度、回転数や攻撃力など

あらゆる角度の創意工夫が

小さなコマ世界に込められていて

ものづくりにかける熱意が

伝わってきました。


この日は昨年の優勝校、

県立神奈川工業高校のチームも

参加されていてお話しが聞けました。


コマづくりが楽しみで、チームのみんなで

あれこれ工夫して作ってきたとのこと。

戦い方に合わせて各自がコマを設計しているそう。




イボのあるコマは相手を吹き飛ばす威力が!


↑イボつきコマの攻撃力、スゴッ!


ものづくりに熱中する高校生の一人は

将来の夢は技能オリンピック選手になって

優勝すること🥇と話してくれました。


顧問の先生いわく工業高校の生徒さんたちは

自動車メーカーなど大手企業から

名指しでスカウトされることもあるそうです。

みんなキラキラした目で楽しんでたのが

印象的でした😃 


私の地元鶴見区にも

ものづくり企業が集積しており

工場の皆さんのこだわりを間近に見て

感激することもしばしばですが

皆さん、おっしゃるのは人材不足、、、。

昔は鶴見にも工業高校があったけど

いまはなくなってしまい

ものづくりに関心を持つ

若者が減ってきた、と嘆いていました。


いまはデジタルが注目されがちだけど

日本のものづくり技術や感性も

もっと大切にしたい。


工業高校の夢のある取り組みを

ぜひ応援したいと

今年3月の横浜市会の予算委員会でも

私はコマ大戦の支援を取り上げました。


これからも、頑張れ高校生‼️


高校生コマ大戦2023 横浜場所

開催 2023年9月23日

横浜市役所1階アトリウムにて


参加校

■神奈川県 ※五十音順

小田原市 県立小田原城北工業高校 川崎市 県立向の岡工業高校

平塚市 県立平塚工科高校

藤沢市 県立藤沢工科高校

横須賀市 学校法人三浦学苑三浦学苑高校 横浜市 県立磯子工業高校

県立神奈川工業高校(全日制)

県立神奈川工業高校(定時制)

■東京都

大田区 都立六郷工科高校 世田谷区 都立世田谷総合高校 福生市 都立多摩工科高校


令和5年度予算特別委員会 経済局に質問ーものづくりの担い手育成(東みちよ)


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こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。

先日は釧路へブルーカーボンの視察へ

自民党横浜市会議員有志で

行ってまいりました。


ブルーカーボンは海からCO2削減

という新たな脱炭素事業ですが

課題とも言えるのが

CO2吸収源となっている

海藻類の維持管理をどうするか?

ということです。


そこで視察2日目は

釧路でブルーカーボンの維持管理を

担っている漁協の方に

お話しを聞かせて頂きました。


前回視察記事>

https://ameblo.jp/azumamici/entry-12818794498.html




左は釧路市東部漁協の坂本さん、ほか北海道釧路総合振興局水産課、釧路地区水産技術普及指導所の皆さんにお話しを伺いました


自民党横浜市会議員で脱炭素条例を推進する先輩方や後輩と一緒に。左から東みちよ、山下正人、伏見ゆきえ、増永あやこ


維持管理のために行なっているのは

雑藻の駆除です。

海藻類の成長サイクルに合わせて

雑藻の駆除を行うことで

より繁茂を促すそうで

漁の合間の閑散期に

漁船から刈り取るそうです。


釧路港では、漁も盛んに行われていますが

ブルーカーボンの維持管理も

漁協の大切な仕事です。


漁協の組合長さんいわく

「そうは言っても、漁協では

次世代の担い手がどんどん減っていて

いつまで続けられるのかわからない」

そんなお話も伺いしました。




担い手不足は、どこも共通の課題です。

しかし、もしブルーカーボンによる

カーボンオフセット事業に関して

新たなベンチャー企業や自治体などが

積極的に参画するようになれば

そこには漁協においても

次世代の担い手がチャレンジできる

可能性も拡がるかもしれません。

横浜市との都市連携なども

できたらいいですね〜、

などと自由に意見交換。


また北海道庁の釧路総合振興局水産課の

ご担当者からは

官民協働の釧路管内

ブルーカーボン推進検討協議会の

取り組みについて伺いました。

まずは藻場造成の検討期間を経て

その後の脱炭素に活かしていくそうです。


何より、2030年の目標年までに

日本はCO2をー46%削減、

世界各国も削減目標を掲げるなかで

ブルーカーボンという選択肢を増やすことは

日本のみならず各国にとっても

メリットとなるはずです。


とはいえまだまだ枠組みは

模索中のところではありますが

海洋国家日本で

そして海の文化を育ててきた横浜で

意欲的に進めていけるよう

私も取り組んでまいります!


釧路港ではイワシの水揚げが行われていました


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こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。


ブルーカーボンってご存知ですか?

海からCO2を吸収するため、

浅瀬の海藻などを活用する

脱炭素の新しい取組です。

先日はブルーカーボンの実証実験が

行われている釧路港へ視察に行きました。


釧路港では、国交省による
藻場造成とCO2吸収量の計測など
実証実験が行われています。
これによると年間約 0.53kg/m2
試験区間全体で約 1.9t 程度の
CO2 貯留効果があると試算され、
これは単位面積当たりの吸収量では、
森林の2.4と倍と推計されています。

とくに森林の少ない横浜のような
都市部においては、

海からCO2削減、というのは魅力的です。

ブルーカーボン最前線の取り組みを知り、

脱炭素社会実現に向けて何かできないか?

自民党横浜市会議員有志で視察へ行きました。





今回、実証実験を行なっている

国土交通省北海道開発局の担当者様にご協力頂き

まずは実際の現場を見てみよう、と

調査船「たんちょう」で釧路港の島防波堤へ。


横浜自民党市議有志ー左から東みちよ、山下正人、伏見ゆきえ、黒川まさる、増永純女


釧路は漁港としても栄えていますが、
漁協とも協議のうえ、漁に影響のない場所で、
藻場の造成が行われています。
造成の土台には、浚渫土が活用され

資源循環によって環境負荷減、

コスト削減をはかることも目的の一つ。


藻場造成には、テトラポッドなど

複数企業による人工ブロックが用いられ

どのような人工ブロックが藻場に最適か?

ということも検証しています。


現在は100m×100mの場所に
3600㎡の藻場が管理されていますが、
今後は幅1Kmまで拡大し
藻場を増やしていく計画だそうです。

横浜市でも2014年からブルーカーボンの取組みとして

アマモの育成を八景島シーパラダイスとの連携で

実施してきました。

令和4年度までは独自の

カーボンオフセットも進めてきましたが

現在は普及啓発の子どもイベントが中心であり

少し残念な状況です。


国のクレジット認証にあたっては、

Jブルークレジット(R)を使った

JBE(ジャパンブルーエコノミー技術研究組合)が

CO2吸収量の計測基準を設けて

クレジット認証されるようになりました。


横浜市におけるブルーカーボンの取り組みが
こうした認証制度や
さまざまな事業者の協力を得て
経済的にも持続可能な
脱炭素の仕組みとならないか?

さまざまな議論を進めたいところです。


なお、ブルーカーボンの取り組みは

私も議員になる前から関心を持っていました。


2016年東京海洋大学の刑部真弘教授を座長に

海の研究者等による普及啓発セミナーも開催され

私もお手伝いしながら勉強させて頂きました。

あの、さかなクンも講師として参加していました。


ブルーカーボンセミナーにて、右から座長の東京海洋大学刑部真弘教授、講師の東京大学名誉教授浦環氏、東京海洋大学客員教授さかなクン



あれから7年、

日本におけるブルーカーボンの取り組みは

まだ発展途上ではあるけれど

地球温暖化🌏は待ったなし‼️

海洋国家日本のこれからの取り組みを期待します。


なお、釧路視察の第二弾は

藻場の維持管理を行う漁協さんとの対話です。

漁業の新たな可能性など話しあいました😊

後ほど、アップします♪

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こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。


若い人たちが、どうしたら
もっと政治に関心を持ってくれるのか?
「若者の政治参加について」
昨日は、横浜市立大学の学生たちと

横浜市会議員有志との意見交換会が開かれ

私も参加しました。

横浜市議会局主催の

インターンシップのプログラムの一コマです。



学生のプレゼンでは、

政治への関心を持続させるための

SNSを活用した政治的熟議や、

小学校からの主権者教育の必要性などの

提案がなされました



車座で学生たちと意見交換しました


政治家としては、日頃から

駅頭や会合など日常の場で

対話を心がけてはいるものの

若い人たちにとってはそうした場さえも
「話しかけるのに戸惑う、勇気がいる」
という本音を聴き、

SNSなどのインターネット空間が

若者の意見の場としては入りやすいのかな

ということも感じました。


私からは意見として

SNSは気軽に意見を聴ける場ではあるけれど

それなりのリスクもあること。

これまでの米国等の調査により
SNSの匿名性やアルゴリズムは
極端な意見に走りやすい、
左右両極に「部族化する」リスクがあり、

そうしたリスクを避けるため

今後は匿名性をなくした

インターネットの熟議空間での可能性に

期待をもっていることなどお話しました。


実はIT空間における民主主義の変容は
私も卒論のテーマの一つであって
今後に期待したいところです。

一方、もう一つの学生グループの提案の
小学校からの主権者教育については、
とくにコロナ禍以降、
価値観の変化などを経て
私も、その必要性を強く感じています。

「体験の力」の重要性、
中学校までに「地域」「家庭」から
得ているということなど、
ポイントをついた提案は素晴しかったです。

実際、私も地元の鶴見小学校の
子どもたちと一緒に、
政策提言などの政治参加を行って
きましたが、体験の力は
子どもたちの意識を大いに変え
その後の学習にも影響を及ぼすことでしょう。

若者はなぜ政治参加しないのか?

過去には経済学者が、選挙における

合理的選択を数値化しており、
限りなくゼロに近い
1票の投票の利得により
利害関係のない若者は投票しない
という選択をすることがわかっています。

しかし私たち政治家は

若い人たちにとっての

そうした1票の重みについてもっと

努力していかなければなりません。


現在は、政治や議会の見える化によって

投票することの意義への理解が

以前よりも広がってきていると思いますが

若い人たちのための政策について

もっと積み上げていく必要があります。

そのために選挙制度自体、

子どもや若者に投票のインセンティブを加える

というようなことも学識者は指摘しています。


私たち政治家は、若い人たちにも
投票することの意義や
政治参加の大切さについて
もっとわかりやすく伝え、
機会を増やしていかなければ。
今回のインターンシップは
そんなことを改めて痛感する
よき機会となりました。

若い皆さん、
これからも気軽に声かけてくださいね!


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こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。
先日は、鶴見でちゅらうみサマースクールが
開催されました。
これは海洋環境保護をテーマに
沖縄美ら海水族館から
海の専門家が鶴見にやってきて! 
特別授業や3D映像シアターを楽しんだり。
海洋プラスチックごみ問題に関する

ワークショップなど盛りだくさんの内容で

たくさんの親子参加者が来場されました。

 

ジンベイザメのアートの前で

 

鶴見区では、以前から

鶴見小学校の子どもたちが

総合学習の中で、鶴見川をきれいにしよう、という

SDGsの取り組みも行ってきました。

鶴見小学校5年生による、

鶴見川のごみ問題、

海洋プラスチック問題に関する

調査報告も展示されていました。

 

 

 

子どもたちがすごいのは、

楽しみながら鶴見川の問題を知ってもらおう、

という発想の豊かさ。

この日は、手作りゲームや、ダンスなど

趣向をこらした発表もあって

子どもたちの熱意が伝わってきました。

 

image

 

また、各地で海洋プラスチックに関する

調査と写真撮影を行ってきた

写真家の豊田直之さんによる講演と

海洋プラスチックによる万華鏡作りなども。

 

講演の中で興味深かったたのは、

アオウミガメは、

なぜプラごみ袋を食べるのか?

クラゲと間違える? 

などの意見もあるそうですが、

海藻と間違えるのでは? という研究もあるそうです。

いずれにしても海の生物たちが、

プラごみを誤食することで

生態系に影響を及ぼすかもしれない

ということには警鐘を鳴らし

プラごみの海洋流入の削減、

そして川から海へとつながる

街のプラごみ削減にも

努めていかなければなりません。

 

 

 

 

身近なまち、そして鶴見川から

海の環境問題、地球の未来を考える

子どもたちの取組みは、

これからも横浜から広がっていきます。

大人の私たちも、

ともに取り組んでいかなければなりません。

 

横浜市では今年度から、

河川のごみ調査も始まります!

 

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