バレエがもっと上手くなる!トウシューズの立ち方・踊り方 -5ページ目

バレエがもっと上手くなる!トウシューズの立ち方・踊り方

トウシューズの立ち方・踊り方を基礎から分かりやすく解説。
ポワントワークを見直して、バレエ上達を目指す方に
特別レッスンを開催しています♪

皆さん、こんにちは。

今日は祝日です。朝は冬の気温で、朝の散歩にぶるぶる震えてあまり外に行きたがらなかったうちのワンコでした。でも昼間は春の暖かさになり良い祝日です。


さて、私の生徒達も精力的にバレエに取り組み、一区切り着いた感じです。


バレエ教会の舞台に立つためにオーディションを受け、厳しいリハーサルに耐えて一つ成長して無事に舞台を終えた子。


私とパーソナルレッスンを始めて一年ほどで去年の末に大きいコンクールのプレコンで見事に5位になるも、また更に難しいコンクールに挑戦するも結果が出ず涙した子もいました。


それぞれが好きなバレエのために努力をしている姿を見ると、私も、もっともっと彼女達のために勉強しなくては、と思います。


普段見ている子が舞台に立つのをまた客観的に見ると、再認識する事が沢山あり、自分が教えているようでいて、こちらも本当に勉強させて頂いていると思います。


そうする事で更に教え方にも、今まで教えて来た事プラスアルファで増やしたり、この伝え方で伝わらなければ違う伝え方をしてみよう、と思う訳です。


でも、絶対にぶれてはいけないのは、どんなに足が上がっていても、足先が綺麗でも回れても、身体が真っ直ぐセンターにいないと綺麗ではない事です。

勿論、その上でしっかり足を伸ばす、正しくアンデウォールをする、ルルベ、ポワントは高い位置に、出来なくてはいけません。


そして、自分の強みを持っている事も大事です。それが自分の売りになる、将来的にはそれを武器に役を貰えたりするからです。ここまで言うと少し下世話な話になってしまうのかもしれませんが、これは現実です。


ただそれは、それをやっている時が自分が楽しいと思える瞬間。バレエを踊るのが楽しい、と思える瞬間が多くなるといいですね。


そのためには、基礎レッスンを諦めずに根気よくやるしかないのです。


必死になってやる、そういう習慣をつける事が大事で、それだけやれば時には身体が痛くなる時もあります。

それはそうです、身体を鍛えようとしているのですから。


でも間違った使い方をしない、使った後はしっかりケアして筋肉が張った時、痛みが出た時は治療に行く。

大事なことです。😌


🌟レッスンスケジュールです。子供の基礎レッスン(土曜日)は、単発でも受けられますので、詳しくはバレエアートhttps://www.balletart.me/にお問い合わせ下さい。

 

レギュラークラス情報

 

【大人クラス】

まじかるクラウン シムズバレエ(吉祥寺)む

 (火) am11:00-am12:50 レベル1 ポワント可

 (金) pm1:00-pm2:40     ベーシック

    pm2:50-pm3:20     (希望者はポワント)




【子供クラス】

おすましペガサス バレエアート

 (月) pm5:00-6:30 (小3~小5くらい)

 (土) pm3:00-4:30(基礎強化クラス小3以上)、pm4:45-6:15(アドバンスクラス少6以上)

新年が明けましてもう一週間以上も経ってしまいました。

皆様、去年もたまにしか更新しない私のブログを読んで頂きありがとうございました。

本年もよろしくお願い致します。🙇

 

 

私事ですが、、

 

12月半ば過ぎに母が他界しました。ですので、年末は本当にバタバタで、皆様にご挨拶のブログを書くことも叶わず時間が過ぎて今に至ります。

 

今日は私のプライベートな話になってしまいますが、母との思い出を語りながら今まさにバレエダンサーになる夢を持ちながら頑張っている子供達とそれを支えているご家族の皆さんへエール旗を送りたいと思います。

 

 

私の母は、元々音楽を聴くのが大好きで、家の中では常にジャンルを問わず音楽を流しているような人でした。

 

ですので、私がバレエを習い始めた事をきっかけにバレエの音楽をかける機会が多くなり、母とは外国のバレエ団、世界バレエフェスティバルなどは沢山観に行きました。

 

また時には、レッスンやリハーサルを見に来る事もあり、私が必死になってレッスンしている側で(笑)、流れて来る音楽に誰よりも楽しそうに体を揺らしていた姿は今でも忘れられません。

 

 

私が渡米し、入団してからは何度私の舞台を観るためにアメリカへ足を運んだことでしょう。

 

一度は、母が乳ガンを患い、手術した数ヶ月後に"くるみ割り人形"の舞台があった時には、絶対に私の舞台を観に行くと、フラフラになりながら何時間もかけて飛行機に乗って来ました。

 

あの頃は、成田空港からボストンのローガンエアポートまで直行便がなく、シカゴ経由でしたので、一緒に来た父はかなり大変だったそうです。

 

今になって思うと、病気をして自分がいつどうなるか分からない状態で、私の舞台をどうしても観ておきたいと思ったのでしょう。

 

どんな時も私が進みたい道を応援してくれた事に本当に感謝でいっぱいです。

母は最期の方はほとんど寝たきりになっていましたが、"くるみ割り人形"の花のワルツをかけると、”私、この曲大好き!!”と嬉しそうにしていました。

 

 

上矢印ボストンの友人宅にて。

 

 

私は今まで多くの、バレエを頑張っている子供達とお母様方と接して来ました。どのお母様方も子供の夢をサポートしてあげたいと、本当に熱心でいらっしゃいます。だからこそ、私にご連絡を下さったのだと思います。

 

あるお母様は、"自分は娘の一番のファンなんです。" と仰っていました。とても素敵ですよね。

 

★バレエを頑張っている子供達へ☆☆

今はもしかしたら、お父さんやお母さん、家族の皆さんがいつも何気なくやってくれている事や側にいてくれている事が当たり前に思うかもしれません。

でも、それは当たり前ではなく、そういう支えがある事はとても幸せな事なのです。感謝の気持ちを忘れないように、そしてそれはみんなが大人になった時に心から感じると思います。

 

今日も読んで頂きありがとうございました。

 

今回は身内の話が多くなってしまいましたが、私は母が亡くなってから、どれだけ自分の事を応援してくれいて、私が踊る舞台が好きでいてくれたのか、今になって痛いほど感じています。

 

元気だった頃にもっと感謝の気持ちを伝えれば良かった、と少し後悔しているのです。

だから、バレエを頑張っている子供達にはそれを伝えておきたかったのと、それを支えていらっしゃるご家族の皆様にはいつも本当に子供達の支えになって、送り迎えやレッスン、リハーサルの付き添いにお疲れ様です、とお伝えしたいのです。赤薔薇

皆さん、こんにちは。

 

色々とバタバタしている間に、あっという間に12月になってしまいました。💦💦

 

本当に一年経つのが早くて焦ります。一年無駄に過ごしていなかったのだろうか?と。

 

 

自分自身の事はともかく、生徒さん達に少しでも伝えられた事はあったかな?と思います。

 

一回一回のレッスンがその生徒さんのその後の成長の一歩になると考えると、間違った方向に導いてはいけない、毎回のレッスンは真剣勝負です。

 

だからこそ、恩師に常日頃言われている事を頭の中で巡らせながら教えています。

 

 

例えば、

・まずは真っ直ぐに立つ事をしっかり教えなくてはいけない。それは、身体が真っ直ぐは勿論、身体が向いている方向に正しく真っ直ぐ向いている事も大事。アンファッセなのか、クロワゼなのか、エファッセなのか、プロファイルなのか。

それが正しくないと、踊りになった時にポジションがバラバラで美しくない。

 

また、

 

ピルエットなど回るものを、回らせてはいけない。まずは正しく立たせる事。

 

など。

 

まだまだ沢山ありますが、だからこそ講師はそれが正しいのか正しくないのか判断出来る目を持っていないといけないのだ、と自分にも言い聞かせています。

 

そこで今日のタイトル、

右差し鏡を見すぎていませんか?

です。

 

鏡はなぜ、スタジオにあるのか?

それは、自分が正しいポジションになっているか確認をするため、また自分以外の人と踊る時にも同じです。

 

だから、自分に見惚れるためにあるわけではないですし、鏡を見る事でポジションがずれてしまっては何の意味もないのです。

 

 

!特に子供の時や、まだトレーニング中の生徒さんはなるべく鏡を見ずに、先生に指導される事を身体の感覚で覚えるのがいいと思います。

 

また、間違った身体の使い方をしていて、中々本人が分からない、または納得していないようでしたら、わざと鏡で確認させます。

それは、自分で納得しないと直さない場合が多いからです。

 

上差し以上の事を踏まえると、やはり講師は正しい目を持っていないといけないと私は思います。

 

ダイヤオレンジ勿論、人間なので間違える事もあります。だからこそ、常にこれで本当に正しいのか?と油断せずに教える事が大事なのではないでしょうか。

 

 

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レギュラークラス情報

 

【大人クラス】

まじかるクラウン シムズバレエ(吉祥寺)

 (火) am11:00-am12:50 レベル1 ポワント可

 (金) pm1:00-pm2:40     ベーシック

    pm2:50-pm3:20     (希望者はポワント)




【子供クラス】

おすましペガサス バレエアート

 (月) pm4:45-6:15 (小3~小5くらい)

 (土) pm3:45-5:15(基礎強化クラス小3以上)、pm4:45-6:15(アドバンスクラス少6以上)
 
皆さま、
いつものようにご無沙汰しております。。
 
夏の暑さもやっと過ぎ去り、秋らしい気持ちの良い季節になりました。
犬の散歩をしていると、秋の虫が心地の良い音色で鳴いていて、朝は丁度いい涼しさでこの季節が一番好きかな、と思います。😌
 
ですが、本当に一年早いな~と感じます。去年、ハロウィンが終わった頃近所の園芸屋さんがクリスマスのイルミネーションを飾っていて、それを見るのが楽しみで夕方の散歩をしていたのを先日思い出して、もうすぐその季節かぁ~、思い、つくづく一年経つのは早いと感じたところでした。
 
一日一日を貴重に過ごさないといけないですね。😌
 
さて、今日のテーマは、
踊り手が教える側になるためには?
です。
 
皆さんも聞いた事があるかもしれませんが、、
 
"良い踊り手だったからと言って良い教師になれるとは限らない"
という事です。
 
その意味は多分、、
 
自分が舞台で踊っていたそのままを生徒に教えてはダメだという事だと思うのです。
 
舞台人として踊っていると、どうしてもその人のクセがあったり、慣れで踊ってしまう部分があります。
 
そうすると、バレエの基本を一から教えなくてはいけない、特に子供には、その教師のクセや慣れで踊っていた部分を上乗せして教えてしまう事になるからです。
 
以前にもお話しましたが、私は今でも恩師に週2回ほどですが、シゴかれにレッスンに行っています。💦💦
 
その度に厳しく指摘をいくつも受けるのですが、徹底的にバレエの基本、身体の使い方を教え込まれています。
 
中でも、私の踊って来た時のクセや慣れを失くして教えなくては、それをそのまま生徒に教えてはいけない、と強く言われます。
 
その意味が暫く分からなかったのですが、最近になってやっと理解し、本当にそうだな、と実感しました。
 
こんな貴重な教えを受ける事が出来るのはとてもラッキーな事だと思うと共に、、
あまりに厳しいレッスンで時々身体半分くらい床に埋まってしまったのではないか?(笑)と思うほどなのですが、まさに言われる通りなので、"その通りでございます!😣"と毎回思いながら、この年になっても歯をくいしばりながら頑張っております!👊
 
 
レギュラークラス情報

 

【大人クラス】

まじかるクラウン シムズバレエ(吉祥寺)

 (火) am11:00-am12:50 レベル1 ポワント可

 (金) pm1:00-pm2:40     ベーシック

    pm2:50-pm3:20     (希望者はポワント)




【子供クラス】

おすましペガサス バレエアート

 (月) pm4:45-6:15 (小3~小5くらい)

 (土) pm3:45-5:15(基礎強化クラス小3以上)、pm4:45-6:15(アドバンスクラス少6以上)

皆さん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?

私は、9月に入り娘の夏休みも終わり、気分はすでに秋に向かっていますが、ここ最近は台風の影響で蒸し暑い日が続きちょっとうんざり😥している感じです。

さて、
バレエの方と言えば、生徒の夏の舞台やコンクールが終わり、ホッとしていると同時に、海外に留学するために日本を飛び立った生徒達もいます。

それぞれの目標のために頑張っている生徒を見ていると、私もより一層指導に対して真摯に取り組まなければ行けないと、引き締まる思いです。😤

そんな中、先月の朝日新聞にとても良い記事があったので、これはブログで紹介したいと思いました。

今日のテーマに載せました、
"つまらない練習がいずれ花を咲かせる土に"
という羽生結弦さんの言葉です。


私は特に羽生君のファンではないですが、この記事を読んでとても共感し、努力を重ねた人からしか出て来ない言葉ですし、バレエと全く同じだと改めて思いました。是非皆さんとも共有したいと思いました。
この写真からは読みづらいと思いますので、一部載せたいと思います。

:記事の一部より:

・・・羽生さんはこれまで、折に触れて『9歳の自分』を引き合いに出してきた。
・・・小学4年生だった2004年。初出場した全国ノービス選手権を制し、国際大会でも優勝を飾った。
『ただ、それまでの練習は、すごくすごくつらかった。長く苦しい大変な練習が積み重なったからこそ、9歳の時に、ジャンプが一気に全部跳べるようになって、自分が滑りたいスケートができるようになったんです。その時に努力の結果を一番感じられていたからこそ、スケートが好きだったのかなって』
当時は故郷・仙台で、都築コーチの指導を受けていた。トレーニングは厳しく、『全然楽しくなかったですよ、そりゃ。隙さえあれば休むというか、さぼっていました。先生が見ていないところで雪遊びをしたり、野球をしにいったり。そんなやんちゃな自分でした』と笑いながら振り返る。
『ただ、そういう中でも努力をさせられ続けて、頑張ったからこそ、「9歳の自信があふれた自分」が出来上がって今も続いているんだと思います。

都築コーチから課せられた練習の狙いは、はっきりしていた。基礎を作ること、そして長所をとことん伸ばすことだ。

今こどもたちにアドバイスを送るとしたら?そんな問いにこう答えた。
『何事も基礎が出来ているかが、すごく大きいと思います。英語の勉強もそうですが、単語とか文法とか、基礎的なことがないと何もできないですよね。表現する余地もない、みたいな話で。本当につまらない練習かもしれないですけど、そのつまらない練習がいずれ、花を咲かせる時の土になることを想像しながら、基礎練習は常にした方がいいと思います。僕は今もやっています』

いかがでしたか?
バレエで言えば、基礎レッスンはバーレッスンです。つまらないように感じるかもしれませんが、バーレッスンを始める時の立った状態、そこからのプリエ、それらが出来ないと、本当の意味でのバレエを踊る、ということには繋がらず、ある所から必ず行き詰まる事になるのです。

そしてそれは、どんなに踊って来たダンサーでも、バレエをやっている以上は常に突き詰めなければ行けません。
なぜなら、完璧などないからです。

自分は出来ている、と思った人はその先には進めないと思います。

何事も常に謙虚にいる事が大事ですね。😌