こんにちは
ご訪問ありがとうございます m(_ _)m
カッパドキア編もここで終わりです。
このお話の中の会話は
ピンクの文字がトルコ語
青い文字が日本語
グリーンの文字が英語
でお届けしています。
アリさんに夜のカッパドキアの風景を見せてもらい、たくさん喋りまくって(全部日本語で)、夜遅くにホテルに戻ってきました。
お風呂に入って数時間眠って、起きました
これからイズミルに移動します。
昨日M子さんに手配してもらった、ホテルから空港までのピックアップの車が来るので、出発の準備をしなければ…
せっかくの素敵な部屋だったのに勿体ない。。
次回来る時はもっとゆっくりしよう!
準備を終え、チェックアウトの手続きを済ませ、フロント付近のソファに座って車を待ちます。
まだ日も昇りません。
迎えの車が来たようです。
朝早くに起きてくれたホテルの人にお礼を言って、外に出ました。
ホテルの入口
ピックアップの車は、あちこちのホテルを回って空港まで行きます。
大きめのバンで、このホテルに来た時には先客が乗っていました。
ドライバーさんが荷物を積んでくれ、後部座席のドアを開けてくれました。
既に乗っていた人達と目が合い、お互いにハッとした表情に。
おぉ。 日本人だ!
お互いの顔を見て分かりあうあの感じ。
元気に、
おはようございます!
と挨拶したら
中国語が返ってきました。
途中、欧米系の一人旅らしい女性も拾い、バスはカイセリ空港へ。
カイセリ空港からイズミルまでの飛行機が無かったので、8:50発の国内線の飛行機で、一旦イスタンブールへ(日本から予約しておきました)。
そこで別の国内線に乗って、イズミルに行きます。
国内線の朝食
カイセリからイスタンブールまではすぐに着いてしまいます。
イスタンブールからイズミルへの飛行機は13:00発。
大分時間を潰さねばなりません。
飛行機はイスタンブールに到着し、乗り換えの手続きへ。
今まで通ったことのない通路を歩きました。
ここへ行けという案内表示に従って自動ドアを抜けると、荷物の検査所でした。
パスポートと航空券を見せ、手荷物を預けます。
スタッフ : このバッグにPCは入っていますか?
急に空港のスタッフさん質問に質問され、ボーっとしていた私はハッとしました。
私 : え? あ・・ 無い、無いです。
スタッフ : !!!
男女で3名ほどいた、ちょっとやる気のなさそうなスタッフの人達の表情が変わりました。
どうしてトルコ語喋れるの?
どこから来たの?(⬅︎ パスポート見せたのに )
トルコに知り合いいるの?
・・・以下同文
彼らは私が来るまでちょっと暇そうにしていました。
面白そうな話し相手がやってきてニコニコしています。
この後質問攻めw
空港の中で暇を持て余し、やっと時間になって、イズミルへの飛行機に乗りました。
イズミル アドナン メンデレス空港に無事到着。
空港には、私のトルコ語の先生の従兄弟、ジェムさんが車で迎えに来てくれていました。
ありがとうございます m(_ _)m
この年、ジェムさんは、日本に住んでいる先生の家に遊びにきていた事があり、私は先生の家でジェムさんに初めて会いました。
ジェムさんは元軍人さんで、現在は早期退職をされています。
私は先生のおじさん、おばさん、要するにジェムさんのご両親の家に滞在するためにイズミルにやって来ました。
イズミルに来たのは、この時が初めてでした。
ジェムさんの車を停めてある、空港内の駐車場に行くために外に出ました。
え?
あったかい!!!
今12月なのに、4月くらいの気温に感じました。
今朝真冬だったのに、午後には春の場所にいました。
イズミルはエーゲ海沿いです。
エーゲ海沿いって、昔、学校の地理で習いましたが、自分がそこにやって来るとは。
そして、コンヤ(内陸部)との気温のギャップ・・
空港から1時間くらいだったでしょうか。
ジェムさんのご両親の家(集合住宅)に着くと、窓からジェムさんのご両親が見ていました。
家に入り、気が付くと、ジェムさんがいつの間にか消えていました。
あれ?
いきなり置いてかれた!?
ここを使ってちょうだい、とジェムさんのお母さんにお部屋に案内され、荷解きをして、日本から持ってきたお土産を渡しました。
日本からのお土産に、とても喜んでくれました。
私はここから、ジェムさんのお母さんの事をアンネ、お父さんの事をババと呼びます。
トルコ語で、アンネはお母さん、ババはお父さんという意味です。
居間でアンネが、お茶にしましょう、とチャイを入れてくれ、ホウレンソウの入ったパイを出してくれました。
アンネは特に料理上手と聞いていたので、このパイも自ら作ったものと思われます。
美味しい~
食べ始めたらチャイムが鳴り、ひとりのお婆さんが入ってきました。
アンネのお友達のようです。
いつも通りな感じで居間に入ってくると、私を見て目を大きく見開き、口を あんぐり 開けて固まりました。
日本人が初めてだったのかな??
こういう反応は新鮮でした。 マンがみたい・・・ ぷぷ
アンネ : 甥の生徒で、日本からのお客さまなの。
アンネがおばあさんに説明していました。
夕方、アンネが、近所のパザルに連れて行ってくれました。
パザルというのは市場の「市」で、同じ場所で、曜日によって何のパザルか日替わりなのだそうです。
この日は、服や日用品のパザルでした。
スリッパ、サンダル
子供服
靴下
ジーンス、パンツ
リネン類
オヤのついたタオル
こちらは食器類
三日月形の器?
アンネが、可愛らしいスリッパやオヤ(トルコの刺繍飾り)のついたタオルを買ってくれました。
家に戻って食事の準備をするアンネを、キッチンのテーブルの椅子に腰かけて見学。
すると、1人の女性が、昼間のおばあさんと同じように、普通に入ってきました。
このパンチの効いたお姉さんはどちら様・・・??
彼女の名前はエルバン。
同じアパートの他の階に住むご近所さんだそう。
おばあさんの時と同じく、アンネはエルバンにも私について説明しました。
彼女は最初、英語で話しかけてくれました。
パンチのある姿と裏腹に、可愛らしく高い声で話すエルバン。
私がトルコ語も少し話すので、彼女とはこの後も、トルコ語と英語のミックスで会話をしました。
エルバンは私に興味があるようです。
エルバン : 恋人はいるの?
どこの国でも女子はこの話題が好きですよね (^^)
夜、食事の時間になり、ジェムさんがやってきました。
ジェム : よしえさん、さっきはごめんなさい、用事があって。
と、ここに来て早々いなくなったことを詫びていました。
いえいえ、大丈夫ですよ (*^_^*)
テーブルに、アンネの手料理が並びました。
どれも美味しい・・・
左が先生の従兄弟のジェムさん、右がババ
ジェムさんはずっと喋っていたのでブレブレに写ってしまいました。
一緒に写っているのは、ジェムさんの奥様のカデルさん
地元の高校で教師をされています。
美人です。
やるなあ、ジェムさん。
食事の後、カデルさんが、コーヒー占いをしてくれました。
ジェムさんが日本に行った時のビデオなどを皆で見ていましたが、昨夜はろくに寝ていなかったのと、ここ数日の移動疲れで、私はコックリ小さく舟をこぎ出しました。
その様子をすかさず見たババが、アンネに、もう寝かすように言いました。
あぁ、子供みたいだ・・・
と思いながらも眠気に勝てず、この日は部屋に引き取らせてもらい、早めに就寝。
イズミルでは腰を落ち着けて数日間滞在させてもらう事になっています。
明日はどんな出来事が待っているのでしょうか。
続く