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ビルボード・チャート 今週の気になるアルバム 09/7/18付け分

今週もビルボード・アルバムチャート の中から、

個人的に気になるアルバムを紹介していきます。


今週のベスト10はこちら。

1位:初 Now 31

2位:初 Brad Paisley/American Saturday Night

3位:初 Rob Thomas/Cradlesong

4位:初 Wilco/Wilco(The Album)

5位:↓ Black Eyed Peas/The E.N.D.

6位:初 Jeremih/Jeremih

7位:初 Killswitch Engage/Killswitch Engage

8位:↓ Jonas Brothers/Lines, Vines and Trying Times

9位:↓ Eminem/Relapse

10位:↓Lady Gaga/The Fame

今週はベスト10内に初登場が6作も登場。

1位の「Now 31」は恒例のヒット曲を集めたオムニバス盤。


3位には、マッチボックス20のロブ・トーマス

4年振り2ndソロ・アルバムがチャート・イン。

前作「Somrthing To Be」は1位を記録しましたが、

今後どうなるでしょうか。


7位には、メタル・コアの雄、キルスウィッチ・エンゲイジ

3年振り5枚目となる今作は、バンド史上最高位を記録。

名実共に、新世代メタル・バンドの顔となった感があります。



・ウィルコ/Wilco (The Album)

ウィルコ(ジ・アルバム)

初登場4位。2年ぶり7枚目のアルバム。

前作「Sky Blue Sky」も、チャート最高位は4位でした。


かつてはオルタナ・カントリーなんて呼ばれ方もしていたウィルコ。

もはや、そんな枠組みを超えて、

アメリカ・ロック・シーンの良心ともいえる存在になりましたが、

そのサウンドは聴き込むほどに味わいを増してきます。

地味といえば地味ですが。



今週は、10位以下を見回しても、気になる初登場アルバムは、

残念ながら該当なし。

そこで次は、イギリス・アルバム・チャート での、

気になるアルバムを取り上げてみます。


ラ・ルー/La Roux
La Roux

7/5付け初登場2位を記録した、ラ・ルーの1st。

(ラ・ルーの記事はこちら 。)

エリー・ジャクソンとベン・ラングメイドという、

男女2人によるエレクトロ・ポップですが、

かつてのヒューマン・リーグや、ヤズー、

初期ペット・ショップ・ボーイズ等に通じる、

ちょっと暗めのエレクトロ・サウンドは、

好きな人にはたまらないはず。


正しい、UKエレクトロ・ポップを継承しているのではないでしょうか。

エリー・ジャクソンの声も特徴的で良い感じです。


・今週のビルボード・アルバム・チャート

・今週のイギリス・アルバム・チャート

ザ・スミス/William, It Was Really Nothing


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ザ・スミス

 /ウィリアム・イット・ウォズ・リアリー・ナッシング

1984年リリースのシングル。

チャートでは最高17位を記録。


この頃のザ・スミスは、怒涛のシングル・リリースが続きますが、

そのどれもがクオリティが高い!


これまでとはちょっと違う、スピード感あふれるこの曲も、

2分弱で終わるという、簡潔きわまりない小気味よさ!

それなのに、どこをどう聴いても、ザ・スミスでしかない、

ザ・スミスにしか出せないという、いつもながらの奇跡のような1曲。


どこまで本気かわからない、冗談のような歌詞と、

ジョニー・マーのキラキラと疾走するギターが最高です。

後のコンピレーション・アルバム

ハットフル・オブ・ホロウ」(記事はこちら )でも、

アルバムの幕開けに相応しい1曲目に収録され、

この曲と、アルバムの価値を高めたのではないでしょうか。



尚、今作のジャケットは、スピーカーの広告から。

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しかしながら、1987年の再発時には法的な理由により、

映画「Charlie Bubbles」

(1967年作、監督アルバート・フィニー、主演ライザ・ミネリ)

から、ビリー・ホワイトローのスチールが使われました。
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そして、1988年のCDシングル化の際は、

映画「The Leather Boys」

(1964年作。ザ・スミス1987年のシングル、

‘ガールフレンド・イン・ア・コーマ’のビデオ・クリップでも、

リタ・トゥシンハムのシーンが使われていました。

又、リタ・トゥシンハムといえば、サンディ・ショウによる、

ハンド・イン・グローヴ’(記事はこちら 。)でも、

ジャケットに使われていました。)から、

コリン・キャンベルのスチールが使われるという、

よくわからないことになりました。
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ザ・スミス/Heaven Knows I'm Miserable Now

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ザ・スミス

 /ヘヴン・ノウズ・アイム・ミゼラブル・ナウ

1984年リリースのシングル。チャートでは第10位を記録し、

ザ・スミスにとっては初のトップ10ヒットに。


1stアルバム「ザ・スミス」(記事はこちら )のリリース。

又、サンディ・ショウをヴォーカルに迎えた、

ハンド・イン・グローヴ」(記事はこちら )をリリースし、

次なるステップへと向かうべきシングルですが、

とてつもなく、惨めな歌詞に心が癒されます。


これまでのシングルでは、早めなテンポの曲でしたが、

こちらはゆったりしたリズムで、

モリッシーもとても気持ちよさそうに、人生を嘆いています。


どん底な歌詞に、どこまでも綺麗で軽快なメロディ、

これこそがザ・スミスの魅力でしょう。

最高だとしかいいようがありません。



そして、今回のジャケット写真、こちらは、

60年代イギリスの有名人、Viv Nicholsonという方。

そのViv Nicholsonの自伝、「Spend Spend Spend」からの1枚。

1985年のシングル「バーバリズム・ビギンズ・アット・ホーム」にも、

この自伝からの写真が使われています。



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