ザ・スミス/Ask
ザ・スミス/アスク
1986年リリースのシングル。
イギリス・シングル・チャートでは14位を記録。
シングル「パニック」（記事はこちら 。）に続いてリリースされたこちらのシングル、
この曲もオリジナル・アルバム未収録のシングルです。
日頃インドアな私でさえも、思わず外に、それも、
行きつけの近場のコンビにではなく、
ちょっと離れたコンビニにでも行ってみようかしら、などと思ってしまうような、
ついつい口ずさんでしまう、
実に、爽やかで軽快なギター・ポップの名曲。
弱者に対して、少しだけ背中を押してくれるような歌詞、
爆弾を抱えてはにかむビデオ・クリップも含めて、
3rdアルバム「ザ・クイーン・イズ・デッド」（記事はこちら 。）以降に出た、
シングルの中では一番好きな曲です。
ちなみに今作のジャケットはYootha Joyceという女優さん、
そしてバック・コーラスには80～90年代、
様々なアーティストのアルバムに参加し、
後にモリッシーのソロ「インタレスティング・ドラッグ」でも共演した、
カースティ・マッコールが参加しています。
ザ・キュアー/Boys Don't Cry
ザ・キュアー/ボーイズ・ドント・クライ
1979年リリースのザ・キュアー2ndシングル。
1986年に再レコーディングされ発売された際には、
イギリス・シングル・チャートで22位を記録。
図々しくもプロフィール画像に使わせていただいている、
こちらのシングル、ちなみに上のジャケット写真は、
1986年の再レコーディング盤のものです。
私が始めてキュアーを聴いたのもこの曲でした。
熱烈なキュアー・ファンである、
友人に薦められるがままに聴いたこの曲、
どこかノスタルジックな薫りもする、ギター・ポップ的な曲で、
ロバート・スミスの持つ少年性というか、
幼児性がこの曲にぴったり合っていて、
一回で大好きになりました。
繰り返しこの曲ばかりを聴いていた私は、
てっきりキュアーというバンドは、
ちょっと可愛い感じのギター・バンドだと思っていたので、
後に後追いで「フェイス」や、
「ポルノグラフィー」を聴いた時にはかなり面食らいました。
キュアーの中でもかなり初期ということもあってか、
他の作品と比べると、
キュアー独特の毒気が無く、むしろ純粋さに溢れていて、
間違いなくキュアーの一側面が表された、
いつまでも新鮮さが薄れない、永遠の名曲です。
ちなみに、1979年リリースの１ｓｔアルバム、
「Three Imaginary Boys」（記事はこちら 。）には収録されておらず、
同アルバムのアメリカ向け編集盤「Boys Don't Cry」に、
デビュー・シングル「キリング・オン・アラブ」や、
3rdシングル「ジャンピング・サムワン・エルスズ・トレイン」等と、
一緒に収録されています。
Boys Don't Cry
ビルボード・チャートから今週の気になるアルバム：ミンディ・スミス
いつものように順位はともかく、個人的に気になるアルバムを紹介していきます。
今週のベスト１０はこちら。
1位：初 George Strait/Twang
2位：初 Neil Diamond/Hot August Night NYC
3位：↑ Black Eyed Peas/The E.N.D.
4位：初 Cobra Starship /Hot Mess
5位：→ Kings Of Leon/Only By The Night
6位：↓ Now 31
7位：→ Maxwell/BLACKsummers'night
8位：↓ Daughtry/Leave This Town
9位：→ Taylor Swift/Fearless
10位：初Justin Moore/Justin Moore
今週の1位はベテラン・カントリー・シンガー、
ジョージ・ストレイトが初登場1位です。
今週の気になる1枚はこちらのアルバム。
Mindy Smith/Stupid Love
初登場122位。
ミンディ・スミス2年ぶりのアルバム。
ちょっと憂いのあるジャケに惹かれますが、
ジャンル的にはカントリー寄りになるんでしょうか。
ただ、バリバリのカントリーでは無く、
インディっぽいフォークやジャズの要素もありますが、
一番の魅力は、実に透明感のある歌声でしょう。
癒し度も高く、秋口にはとても良さそうです。
ミンディ・スミス/Highs and Lows
・今週のビルボード・アルバム・チャート
・今週のイギリス・アルバム・チャート