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ザ・スミス/The Boy With The Thorn In His Side

極彩色音楽箱
ザ・スミス/心に茨を持つ少年

1985年リリースのシングル。

イギリス・シングル・チャートでは23位を記録。


来るべき大傑作3rdアルバム、

ザ・クイーン・イズ・デッド」(記事はこちら 。)からの先行シングルとして、

リリースされた今作。

この曲と、続くシングル「ビッグマウス・ストライクス・アゲイン」、

そしてアルバム「ザ・クイーン・イズ・デッド」は、

ザ・スミスの一つの到達点とでもいいましょうか、

この一連の作品によって、

ロック史上でも唯一無二の存在になったんじゃないでしょうか。


「ビッグマウス~」の激しさとは、対をなすように対照的な、

どこか牧歌的な曲調と、モリッシーの駄々をこねるような、

物憂げなヴォーカル、そして終盤の歌詞、

How do you start?

 Where do you go?

 Who do you need to know?」

こういったフレーズのおかげで、いつまでたっても、

スミスから離れられなくなってしまう訳でして、

何回聴いても、たまらなく心に沁みてきちゃいます。

邦題もいかしてます。


今作のジャケット写真は、写真家のセシル・ビートンが撮影した、

作家、トルーマン・カポーティです。

カポーティ短篇集 (ちくま文庫)
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誕生日の子どもたち (文春文庫)
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ビルボード・チャート 今週の気になるアルバム 09/8/15付け分

今週もビルボード・アルバムチャート 初登場組の中から、

いつものように順位にかかわらず、個人的に気になるアルバムを紹介していきます。


今週のベスト10はこちら。

1位:初 Fabolous/Loso's Way

2位:→ Daughtry/Leave This Town
3位:→ Maxwell/BLACKsummers'night
4位:→ Now 31

5位:↑ Black Eyed Peas/The E.N.D.
6位:↑ Kings Of Leon/Only By The Night 
7位:↓ Hannah Montana 3

8位:↓ Demi Lovato/Here We Go Again 

9位:→ Taylor Swift /Fearless

10位:→Lady Gaga/The Fame


今週の第1位はファボラスの5枚目となるアルバムが初登場1位。

前作「From Nothin' to Somethin'」の2位が、

これまでの最高位でしたが、今作が初の1位獲得アルバムです。

今作は1993年のアメリカ映画、「カリートの道

(ブライアン・デ・パルマ監督、アル・パチーノ、ショーン・ペン出演)

から着想を得たという、自伝的作品。

Loso's Way

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今週は、夏休みなんでしょうか、先週よりも更に、初登場組みが少なく、

気になるアルバムも特にありませんでした。

来週に期待したいところです。


・今週のビルボード・アルバム・チャート

・今週のイギリス・アルバム・チャート

映画:ブラック・ダリア

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映画:ブラック・ダリア

2006年アメリカ作品

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演:ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンク


1947年、アメリカ・ロサンゼルスで実際に起き、

迷宮入りとなってしまった猟奇殺人事件、エリザベス・ショート事件、

通称‘ブラック・ダリア事件’をモチーフにした、

ジェイムズ・エルロイ原作による同タイトルの映画化。


映画のほうはあまり評価は芳しくないようですが、さらっと原作について。

原作者である、ジェイムズ・エルロイですが、

幼少時に、自分の母が殺害される(犯人は不明)、

という事を実際に体験しており、そういった実体験があるうえで、

実在する事件をモチーフにした犯罪小説を書いたわけです。


また、今作「ブラック・ダリア」は、先に映画化された、

LAコンフィデンシャル」を含め、

‘暗黒のL.A.4部作’と呼ばれる4部作の第1部にもあたり、

(「LAコンフィデンシャル」は第3部にあたります。)

エルロイ作品の中でも、結構重要な位置を占めている作品でもあります。


で、映画についてですが、1940年代のロサンゼルスという舞台設定を含め、

世界観も良く出せていると思いますし、

個人的には良かったです。


しかし、かなりすっ飛ばしている為、原作を読んでいない人には、

さっぱりわからないだろうなぁ、というシーンも多く、

映画的には「LAコンフィデンシャル」に大きく負けているかな、

というのも正直な感想です。


ただ、原作とは結末を変えた「LAコンフィデンシャル」と比べ、
割と忠実に、また、古くからのフィルム・ノワール的な、

暗い犯罪映画としての雰囲気は、かなり気に入っています。

スカーレット・ヨハンソンも相変わらずの綺麗さですしね。


ぜひ、原作を読んでから見ることをおすすめします。

ブラック・ダリア (文春文庫)
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