極彩色音楽箱 -18ページ目

マーキュリー・レヴ/All Is Dream

オール・イズ・ドリーム

マーキュリー・レヴ/オール・イズ・ドリーム

彼らにとっては5枚目となるアルバム。2001年リリース。


彼らを表す言葉としては、「白昼夢」、

これにつきるのではないでしょうか。

以前、何かの雑誌で別のアルバムレヴューの紹介でしたが、

「三輪車に乗って時速4キロくらいで、

公園の陽だまりをグルグルまわっているような~」

というレヴューをみましたが、正にそのイメージ。


今作にいたっては、タイトルもそのもの、

ズバリな「オール・イズ・ドリーム」。

甘美なメロディと、儚げなヴォーカル、

幻想的でシンフォニックなサウンドで、

夢の世界へといざなってくれます。

終始ブレのない世界観で、

彼らにとっての最高傑作という評価もうなずけます。

2曲目「タイズ・オブ・ザ・ムーン」は特に名曲。

デヴィッド・ボウイ/The Man Who Sold the World

The Man Who Sold the World

デヴィッド・ボウイ/世界を売った男

ボウイ3枚目となるアルバムで、アメリカでは1970年、

イギリスでは翌1971年リリース。


前作「スペース・オデティ 」での、アシッド・フォーク感のある、

どこか牧歌的な作品とは一転、

女装したボウイが悩ましさ満点のジャケからもイメージできるような、

グラマラスなサウンド。

その秘密はというと、やはり盟友、ミック・ロンソンの初参加が大きいのでしょうか。


ボウイの力強く、浮遊感のあるヴォーカルと、ミック・ロンソンのギターが合わさり、

何ともいえない、妖しげで、暗く、それでいて活力に満ちたアルバム。

個人的にも、数多いボウイのアルバムの中で見ても、

かなり上位に入るくらいのお気に入り。

ボウイのどのアルバムとも違う、全体的に流れる、

この作品独特の雰囲気が、今作を特別なアルバムにしています。


又、表題曲「Man Who Sold the World」は、

ニルヴァーナがアンプラグドでカヴァーしたことでも有名です。


MTVアンプラグド・イン・ニューヨーク
ニルヴァーナ
B001BLSEBY

バウハウス/In The Flat Field

B0002ADIY8

バウハウス/暗闇の天使

1980年リリースの1stアルバム。


ゴシック・ロックの最高峰ともいえる、

バウハウスのデビュー・アルバム。

メンバーはピーター・マーフィー(Vo)、ダニエル・アッシュ(g)、

デヴィッド・J(b)、ケヴィン・ハスキンス(ds)の4人編成。


かなり強烈なオリジナリティを持つバンドですが、

それがこの1stですでに出来上がっていることに驚かされます。


デヴィッド・ボウイを本格的に吸血鬼にしたかのような、

ピーター・マーフィーのビジュアルを含めた強烈な個性と、

それに拮抗する重たく尖ったサウンド、といったところが、

これでもかというほど展開されます。



アルバム1曲目の「ダブル・デア」、

今作の成功はとにかくこの曲に尽きるのではないでしょうか。

重たく歪んだギター、重戦車のように重々しく進むリズムで、

一気に暗闇の世界へと引きずり込まれます。


この曲と、続くタイトル曲「イン・ザ・フラット・フィールド」、この流れは、

ゴスが苦手な人にも、ぜひとも聴いて貰いたいほどの格好よさです。


まるで、ウィザードリィのような薄暗い3Dダンジョンを、

松明片手に、下へ下へと歩き回っているかのような、

一種独特な世界に浸れます。


ボーナス・トラックのT・レックス「テレグラム・サム」のカバーも秀逸。


ば