皆様、こんにちは。
「足踏みしていた自分と手を繋ぎ、未来の扉を今開く」
Awakening Counseling & Psychotherapy代表、山田 レイです。
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皆さんこんにちは！
3連休最終日いかがお過ごしでしょうか？
こちらのメルマガでは
心理学・カウンセリングの話題を
毎週わかりやすくお届けしております。
今日のタイトルはちょっとひねりがあって
２度読みしちゃったかもしれません。
いきなりですが
「心の健康」の概念って
イルージョンだと思いませんか？
というのも先週、
昔うつ病を経験した方のセッション中に
「そっちの感覚の方が健康だよね」って
思うことがあったので
是非シェアさせてください。
まだ１８歳のクライエントさん。
うつで辛かった経験を乗り越えて
今大学生として転換期を向かえています。
セラピーのゴール設定をしている時
私が自分の物差しで
「うつの時には戻りたくないですか？」
って聞いてしまったんです。
そしたら
「う～んそうでもないです」
という期待していなかった応え。
その理由は「うつ」でいることで
友人の期待にも答えなくてよいし、
今まで気にして頑張っていたことから
解放されるから。
確かにその通り！
そもそも毎日普通にこなしていた
生活が大変すぎ。
気分が落ちるのは辛いけど
そのまま頑張っているのは
もっと辛い。
うつになることで
休む許可を自分に与えられる。
これって今の「超Doing」 で成り立っている
アンバランスな社会で生きている私たちの
心の叫びですよね。
「アンバランスな社会に
適応しているのが「普通」じゃなくて
適応していないのが「普通」なのでは？」
と思ってしまうのは私だけでしょうか？
私たち親子、去年インフルエンザにかかったのですが
内心「やったー！」って思ってしまって。
（不謹慎だったらごめんなさい）
症状は辛いけど２人で
だらだらして過ごせるって。
お弁当も作らなくてよいし
息子も具合悪いから
いつもよりYoutube見せてもいいよねって。
その瞬間、
ここまで追い込まれないと休めない自分に
幻滅した記憶があります。。。
何かしていないと
生み出していないと
自分には存在価値がない。
いつから私たちは
こんなにも自分を追い込むのが
好きになってしまったのでしょう？
いつから夜１０時からしか自分に休むことを
許可しなくなってしまったのでしょう？
「ボーっとしている時間が不安で
耐えられない」症候群に
かかっていませんか？
よく私はSNSでもクライエントさんにも
このアンバランスな社会で頑張っている私たちが
心の不調を壊さないわけがない、
と何度も声を大にして言います。
むしろ心の不調を経験するほうが
まともなのではないかと思うんです。
それを再確認させてくれた
１８歳のクライエントさんの逆説的な感性に
感動した１週間でした。
これからの世代が今までの社会の
「正解や普通」を壊してくれることに期待して。
いやいやまだまだ私たち世代が
壊していかなくてはですね。
今週も頑張っていきましょう！
今日もありがとうございました！
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