離れて暮らす子や孫よりも、身近な友人が多ければ幸せに過ごせるかと言えば、そうでもない。
『下流老人と幸福老人』などの著書がある三浦展氏の調査によると、1人暮らしの男性の場合、趣味・教養・スポーツ関連の友人が「0人」「1~2人」「3~5人」と増えるごとに、「幸せ」と回答した割合は37%→41%→54%と上がっていくが、「6人以上」になると19%とガクンと下がる。近所の友人の数で見ると、「1~2人」が50%と幸福度が最も高かった。
「男性は同じ趣味の友人が増えすぎると“俺のほうがすごい”“あいつのやり方はダメだ”などと喧嘩になりがちです。女性の場合は友人の数が増えるほど幸福度が上がっている。男性は競争意識や攻撃性が強すぎるのかもしれません」(三浦氏)
さらに、高齢者男性の場合、学生時代からの友人の存在は幸福度に影響するが、今の職場の友人の有無は影響しないという。
年を取ってから友人関係を増やそうとすると、幸せよりも人付き合いのストレスを感じる機会を増やしかねない。
おひとりさま時間、楽しんでますか? 私は結婚して家族がいますが、ひとりで過ごす時間が大好きです。
【全画像をみる】「1人の時間」が充実すると、人生はもっと豊かになる
「おひとりさま」という言葉が世に出始めてからしばらく経ちますが、生き方が多様化している現代では、様々な形でおひとりさまならではの楽しみ方が増えてきているように感じます。
イギリスのBBCが発表した、様々な年齢55000人を対象にした孤独に関する大規模な調査結果によると、調査対象の約8割の人が「1人の時間が好き」と回答したそう。
また、The guardianによれば、レストラン予約サイトから1人で予約が入った件数は、ここ5年間で160%の伸びをみせているとのこと。
「1人の時間」というと孤独・さみしい・かわいそう、などといったマイナスイメージがつきまといがちですが、意外とみんな1人の時間を楽しんで過ごしているようです。
メッセージアプリやSNSでいつでもどこでも誰とでも繋がれる今だからこそ、自分だけのとっておきな「おひとりさま時間」の過ごし方について考えてみませんか?
「QUARTS」によれば、このおひとりさまブームを1つの市場として捉えたときに、おひとりさまを対象としたサービスを展開する企業やコミュニティにはいくつか押さえておくべきポイントがあるのだそう。
まず大切な視点は、1人でいる時間をラグジュアリーなものと捉えるということ。
「1人ぼっち=寂しい・孤独」という考え方ではなく、"あえてひとりの時間を贅沢に過ごす"と捉えることで、本当の意味での心の充実や満足感を得られる、価値あるおひとりさま時間になるというのです。
これ、分かる気がします。たとえば食事に出かけたとき。
1人で店に入ってただ食事をするのと、ちょっとだけ豪華な席やメニューが用意してあるおひとりさまプランを利用して食事をするのとでは、大きな違いを感じるかも。
これは1人での食事をみじめと感じるのではなく、自分へのご褒美として捉えているところに差があるのかもしれませんね。
自分で1人の時間を過ごすときにもこの感覚を持っていられると、心穏やかに、そしてリラックスした良いおひとりさま時間を過ごせそうです。
食事でおひとりさま体験を積んだ方に、個人的に強くおすすめしたいのはひとり旅です。
私は元々海外旅行が大好きで、数年前までは基本的に夫や友人と一緒に旅に出ることがほとんどでした。
ところが、数年前に初めて1人で海外を訪れてからはすっかりこのソロ旅に魅了されています。
相手に気を使うことなく、自分のそのときの気分で計画を立てられる気楽さ(※)はもちろん、地元の人たちや他の国からの旅行者もこちらが1人だと話しかけやすいようで、どこにいても気さくに誰かが話しかけてきてくれました。
旅先で偶然出会い、半日ほど行動を共にした友人とは今でも連絡を取り合う仲です。
また、ひとり旅を通じて自分の新たな一面を発見できて自信がついたうえに、自分をより深く知ることで、自分自身との付き合い方が上手くなったように思います。
海外に限らず、国内旅行でも日帰り旅行でも良いんです。
誰のことも気にせず自由に気ままに。スマホもタブレットも電源はオフにして自分と向き合う時間は、なにより心地よい、至福のひとときですよ。
※ 現地で小耳にはさんだイベントに急遽足を運んでみたり、お気に入りのカフェを見つけて通りを眺めながら何時間もゆっくり過ごしたときもありました。
とはいえ、いくらおひとりさま時間が好きでも、初めての参加する場に1人というのは少し心細く感じることはありませんか?
一緒に行く人が見つからず、かと言って1人で参加しても連れがいる人たちにはどう思われるだろう…なんてことをモヤモヤ考えたことがある人は少なくないはず。
でも参加者全員がおひとりさまだったらどうでしょう。
みんな1人なので周りの視線を気にすることなく、お互い適度な距離感で、気負わずにその場を楽しめそうです。
「QUARTS」では、おひとりさま同士をゆるく繋ぐ機会や場所を提供することも重要な視点だと述べています。
普段の繋がりからは少し距離を置きたい。でも1人だと少しさみしい。こんなふうに感じることってありますよね。
確かにそんなとき、おひとりさま同士の集いにはこんな絶妙な心の隙間を埋めてくれる安心感や気楽さがあるような気がします。
最近では気軽にアプリを利用しておひとりさま同士が繋がることのできる場所やコミュニティが増えてきています。
「meet up(ミートアップ)」というアプリは様々なイベントやワークショップ、勉強会など、自分の興味や関心事に応じて仲間を見つけることができるプラットフォーム。
住んでいるエリアで簡単に検索できるので、自分の都合に合わせてふらっと参加することが可能です。
1人で参加するのは気が引ける…なんて心配は無用。参加者は基本全ておひとりさま!
おひとりさま活動を上手に楽しんでいる私の友人は、このアプリで土日にハイキングに参加したり、新しく習い始めた中国語で会話を楽しむ会に顔出しているそう。
とってもすてきなおひとりさま時間の過ごし方…!
また、食を通じてごはん仲間と出会えるアプリ「kitchin hike(キッチンハイク)」(2019年10月執筆時点で東京近郊のみのサービス)もおすすめ。
気になるお店に食べ歩きに行きたい。でも友人と予定がなかなか合わない。料理をつくるのが好きで誰かに食べてもらいたい。
こうした食を通じた幅広い機会を提供しており、職場や友人以外の食仲間に出会うきっかけづくりの場として活用できそうです。
SNSによって昔よりも他人の情報が目につきやすくなった分、つい自分と人とを比べてしまうことが多くなりました。
SNSへの投稿のため、そして周りの誰かからの見え方を気にして時間を過ごすことに疲れてしまっていませんか?
誰のためでもない自分のためだけのとっておきな時間を過ごすことができれば、心も体もすっかり軽くなるはず。
ぜひ自分にぴったりなおひとりさまの過ごし方を見つけてみてくださいね。
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どちらの記事も素晴らしい的を得ている情報だ。
まさに「その通り」。やはり会社に入ってからの真の友人というのは、社会人になる前の友人と違う。
よく大企業などでOB会などがあるが、そこでも相変わらず上下関係やマウンティングがあるというから堪らない。
どうやって壮年期、老年期を質的に向上させていくか、心をより高めて人として熟していくかは最重要。
若い頃のように、友人つきあい沢山あった、今日はこのネットワーク、明日は別の飲み会という付き合い方は無理だ。
逆に本当に心許せる友人と久しぶりの再会に感謝し、よい時間を凝縮していくか
それは、その友人との希少な再開までのひとりの時間の過ごし方に鍵がある。
だからこそ、ひとりの時間をリア充にする事こそポイントになる。
いつまでも、他人に与えられた肩書とかサラリーマン管理職の椅子を温めてズルズルと日々を過ごすのは命の浪費。
必ず遅かれ早かれ死を迎える時に「ああ、本当にやりたい好きなことをしてきたんだろうか」と後悔するのは必定だ。
特に若い時からの自分の時間、見知らぬ国、行ってみたい地域への旅や自由な時間の体験こそ年齢を重ねても
色褪せないあなた自身の心の宝物になる。それはあなたの人生に活力や愛を吹き込んでくれる。



