オーディション合格!現役歌手も通うプロを目指す方のためのボイストレーニング

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「安定した歌唱力・表現力を身につけたい!自分らしい個性ある歌声でデビューを勝ち取りたい!」
数多くの新人歌手をオーディション合格に導き、超有名アーティストを世に送り出したボイストレーナーが、3000人以上の指導経験からプロの技を習得する方法をお教えします。

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●【受講者の声】こんなレッスン初めてです!

 

 

こんにちは!

 

ボイストレーナーの不破です。

 

 

今日は、まずはじめにトレーニング受講者の感想を紹介しますね。

 

 

こんなレッスン初めてです!

 

ほかで受けてきたどのレッスンとも違うトレーニングなので最初おどろきました。

 

まさかこんなに早く結果としてあらわれると思ってませんでした。(原文そのまま)

 

 

 

おっしゃる通り、レッスン内容にびっくりされることも多いです。

 

従来のレッスン方式からすると、変わっているかもしれませんね。

 

感想ありがとうございました。

 

 

感想をくれたのは、女優を目指す女子高生。

 

中学時代から、色々な場所でトレーニングに励み、事務所や舞台などのオーディションを受けていたそうです。

 

しかし、なかなか結果につながらないまま高校生となり、今年になって私のレッスンを受けるようになりました。

 

そして、初めて納得のいく良い結果が出た!と、お母さんともども嬉しそうに教えてくれました。

 

力になれているのなら、本当に嬉しい限りです。

 

 

時に『概念』というのは、邪魔をしますよね?

 

『概(がい)』という字は、『概ね』=『おおむね』と読みかえることができます。

 

おおむね・・・とは、『だいたい』という意味。

 

人は、これまで得てきた情報や経験をもとに、『だいたい、こういうことだろう』と決めるわけです。

 

 

例えば、年齢的にオーディションを受けても受からないだろう・・・。

 

以前オーディションを受けたが全然ダメだったので、再度受けても、きっとダメだろう・・・。

 

などなど。

 

さらに、その概念を自分の中で決めつけてしまうと、『固定概念』となってしまい、より厄介なものとなりそうですね。

 

 

もし『もうダメかも・・・』と思っている人がいるのなら、是非言いたいです。

 

私は、50代を過ぎてからトレーニングをはじめて、メジャーでCDリリースできた人を知っています。

 

何十回もオーディションに落ち続けている人が、トレーニングを経てオーディションに合格。

 

その姿を目の当たりにしています。

 

どんな具合に羽ばたいていったのか、詳細はメルマガにて書かせていただくとして、あきらめてしまう前に『待った』をかけたいです。

 

 

人には、異なる『輝きかた』があります。

 

それぞれに『輝くタイミング』もあります。

 

輝き出してからが、本当の勝負どころなのに、輝く前にあきらめてしまうのは、大変もったいないことです。

 

そして、輝こうという思いはあるのに、ためらってばかりで何も動かないのは、何だか寿命がもったいないですよね。

 

 

冒頭でご紹介した彼女の良かったところは、自分の限界を勝手に決めつけなかったことです。

 

だからこそ、良い結果もついてきたのでしょうね!

 

 

では、本日はここまでです。

 

このブログが、アナタのお役に立つのなら幸いです!

 

 

●オーディションに合格する人はこんな人!

 

 

こんにちは!

 

ボイストレーナーの不破です。

 

 

これまでは東京を主な拠点として、レッスンをおこなってきました・・・が!

 

ご縁で、札幌に行く機会も増えるようになりました。

 

北海道といえば、これまで多くの有名シンガーを輩出してきた場所。

 

新しい才能を世に送り出すお手伝いができるのかと思うと、ワクワクが止まりません!

 

 

そこで・・・スタッフとも相談したのです。

 

札幌でもレッスンを本格化できないか?・・・と。

 

 

そして・・・決めました。

 

 

札幌でも本格的に定期レッスンを開始いたします!

 

 

つまり、レッスン拠点が東京・札幌の2カ所になる・・・ということです!

 

 

メルマガを読んで下さっている皆様には、既にお知らせ済みですが、ブログでもお伝えしておきますね。

 

 

只今、メルマガ読者の方に限り、期間限定・人数限定で特典つきのレッスン新規申し込みを受け付けています。

 

あと少しですが、期間的にも間に合うので、詳細について興味ある方は、この機会にメルマガ登録をしてみて下さいね!

 

(メルマガ登録は、コチラからどうぞ!)

 

 

さて、そのメルマガでは、デビューをしていった人について、もう少し詳しい内容をお伝えしています。

 

もちろん、このブログでお伝えしきれないトレーニング法なども書いていたりします。

 

 

メルマガ読者になる・・・ということは、何か情報を得たいという前向きな気持ちがあると思います。

 

ですから、少しでもお役に立ちたいわけです。

 

 

それは、レッスンも同じこと。

 

レッスン受講者から、トレーニング以外にメールなどで質問が来た場合、なるべく詳しく返事するように心がけています。

 

A4用紙で2~3枚・・・その倍になることもあります。

 

受講者の目標は、人それぞれですが、かかげた目標に1mmでも2mmでも近づけるよう、少しでも力になりたいと常日頃から思っています。

 

 

思えば、どんなことをするにせよ、『一つ行動を起こすこと』って手間がかかりますよね?

 

でも、『一つ行動を起こすこと』の積み重ねは、確かな経験としてかえってきます。

 

そして、経験の一つ一つは、人生に彩りを加えてくれます。

 

 

例えば、オーディションの歌唱審査でも、歌というフィルターを通して『人間力』を見ているわけです。

 

いくら歌が表面的には上手くても、上手な人は全国を探せば、そこそこの人数がいることでしょう。

 

オリジナリティのある歌・・・つまり、アナタにしか歌えないもの。

 

それは、常日頃のおこないで決まってきたりするものです。

 

普段から、1mmでも前に進んでいる人と、そうではない人・・・。

 

その差は、こうしたオーディションなどの大事な場面で、顕著にあらわれることでしょう。

 

 

普段の行動が、自分の目標に向かっているものなのか?そうではないのか?

 

もう一度、しっかり考えてみると分かるはずです。

 

アナタの夢や目標が本物なのかどうか?

 

本当になりたいものがあるのであれば、自分発信の行動を増やしてみて下さいね。

 

 

 

・・・と、まあ、このような感じの話をしたら、発奮材料となったレッスン受講者がいました。

 

質問も増えましたし、自発的に「こう言う歌い方ってどう?」というアイディアも発信するようになりました。

 

能動態(自分から発信)となったその人は、一気に2つのオーディションに合格しましたよ。

 

 

ですから、この体験談をブログを読んで下さっているアナタにもおすそ分けです。

 

 

まだブログを始めて2年と経っていないですが、このブログをきっかけにレッスンをスタートした方も増えました。

 

そこから、プロとしての一歩を踏み出した人、オーディションで結果を残し、デビューに向けて準備中の人。

 

夢がカタチとなる人も増えています。

 

このあたりは、メルマガでも詳しくお伝えできるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

では、本日はここまでです。

 

このブログが少しでもアナタのお役に立てば幸いです!

 

●オーディション合格に向けたトレーニングQ&A

 

 

こんにちは!

 

ボイストレーナーの不破です。

 

 

このブログをご覧になった皆さんから、お問い合わせメール経由で、レッスンについての質問をいただくことが多々あります。

 

今日は、その中からいくつかをピックアップして、Q&A形式でお答えしていきますね。

 

 

Q:

1回のレッスンは、どの位の時間おこないますか?

 

A:

基本、1回につき90分です。

 

スタジオ内で、みっちり60分程度トレーニングをしたのち、じっくり30分程度かけて復習・まとめ・カウンセリングをします。

 

 

Q:

90分は他のところに比べ長いですが、なぜですか?

 

A:

ボーカルスクールに通われた経験のある方は、ご存じかもしれませんが、1レッスン45分~60分のところがほとんどだと思います。

 

例えば、1レッスン60分となっている場合、実質のレッスン時間は45分~50分程度。

 

残りの10分~15分は、自主練習の時間やスクールからのお知らせ事項など、実践的なトレーニングとは別のことにあてられるケースが多い、というのも事実です。

 

 

もちろん、実質のレッスン時間が短くなっても、オーディションに合格する人はいます。

 

実際、私もボーカルスクールの講師時代には、何人もデビューして巣立っていく姿を目の当たりにしました。

 

 

しかし、講師全体をまとめる責任者となった時に、ふと気づいたのです。

 

スクール全体をみると、プロになる確率が悪いな・・・と。

 

原因は幾つかありますが、レッスン時間の短さについても議題が上がりました。

 

 

当たり前ながら、スクールには本当に様々な人が来ます。

 

年齢・スクールへの距離・プロになる為のビジョン・レッスンへの納得度・・・など。

 

同じ人は、一人としていません。

 

 

トレーナー側としても、教え子は可愛いですから、どうにかしたいと懸命ですが、短い時間では限りがある場合もあります。

 

スクール経験者の中には、満足度が100%に達しないまま、1回のレッスンを終えた人もいるのではないでしょうか。

 

 

このあたりをこと細かく書いていくと止まりそうもありませんので、簡潔にまとめておくと。

 

 

45分~60分にすれば、時間割も立てやすいですし、より多くの人を受け持つことができますが・・・。

 

オーディション合格からプロを目指す人に対して、責任をもってトレーニングする場合。

 

受講する人が、1レッスンずつ確実に成長して、最も結果の出やすいのが、90分だった!ということです。

 

つまり、これまで色々と試行錯誤をした結果、レッスン効率よりも、1レッスンをより丁寧にして、結果の出やすいほうを優先しています。

 

 

Q:

歌手志望ではなく、役者志望でもレッスン受講は可能ですか?

 

A:

全くもって可能です。

 

例えば、以前ブログでも登場した青野楓さんは、モデル・女優志望でした。

 

(当時のブログは、コチラをクリックしてみて下さいね。)

 

発声や滑舌、イントネーションなどのトレーニングを中心に行なっていましたよ。

 

歌手・シンガーソングライター・役者・モデル・タレント・声優など、受講者の目的は様々です。

 

 

Q:

レッスン場所は、代々木のみですか?

 

A:

代々木でもレッスンをしていますが、恵比寿でのレッスンも非常に多いです。

 

あとは、札幌にてレッスンすることもありますで、札幌近郊の方は、お気軽に問い合わせて下さいね。

 

余談ですが、関西や九州から東京に通う・・・という方も、中にはいます。

 

 

さらに補足しておくと、出張トレーニングをすることもあります。

 

昨年、内野聖陽さんと波瑠さんが主演した二人舞台『乳房 ~天上の花となった君へ~』では、場所が稽古場でした。

 

また、蜷川スタジオでのトレーニング担当時は、稽古場や会議室でグループレッスンをしたり・・・。

 

団体でのレッスンを受けもつこともあります。

 

詳しくは、お気軽に問い合わせて下さいね。

 

 

その他、ブログのレッスン欄にも詳細あるので、それも参考にしてみて下さい。

 

(コチラをクリックすると、レッスン欄にいきます。)

 

では、本日はここまでです。

 

すべての質問にお答えできませんでしたが、またの機会に是非Q&Aできれば幸いです!

 

●オーディションに合格する人は◯◯が違う!

 

 

こんにちは!

 

ボイストレーナーの不破です。

 

 

早速ですがクエスチョン。

 

オーディションに合格する人と、合格しない人の違いは何だと思いますか?

 

 

努力をすること?

 

自信をもつこと?

 

 

どれも間違いではありませんが、・・・。

 

大正解!・・・とまではいきません。

 

それ以前に、もっと大切なことがあるからです。

 

 

答えは・・・。

 

 

『ビジョン(VISION)』です。

 

 

オーディションに合格する人と、合格しない人とでは、将来の展望や見通し・・・。

 

つまり、『ビジョン』に大きな差があるのです。

 

一体どういうことなのでしょう?

 

 

もちろんオーディションを受ける際、『合格したい!』や、『デビューしたい!』などのビジョンは、誰もが思いえがくことと思います。

 

しかし!

 

その先のビジョンに差があるのです。

 

 

ある20代前半の女性に「デビューをした後、どうなりたい?」と聞きました。

 

すると、彼女はこう言いました。

 

 

・発売曲がCMやドラマでタイアップ起用されて売れる。

 

・作品がどんどんヒットして、息の長いアーティストになる。

 

・人気が出たら、歌以外のジャンルに挑戦して、活動の幅を広げていく。

 

 

一見すると、数年先までのビジョンをえがいているように見えなくもないのですが・・・。

 

これでは、×(バツ)なビジョンです。

 

漠然とした努力しかできずに、いつの日か「あきらめる」という気持ちが、わき起こることでしょう。

 

 

なぜ、×(バツ)なビジョンなのか・・・?

 

オーディション後のビジョンが、全て『他人まかせ』で『明確ではない』からです。

 

 

例えば、「発売曲がCMやドラマで」・・・という部分。

 

タイアップをつけるのは、あくまでもスタッフサイドが努力する問題です。

 

本人はそれに向けて、何を努力をすれば良いというのでしょうか?

 

自分で企業へ出向いて挨拶まわりをする・・・という努力をするのでしょうか?

 

シンガーソングライターであれば、タイアップを獲得したいCMやドラマに見合う曲をつくる、という手もありますが・・・。

 

前述の彼女は、当時、作詞も作曲もしない人でした。

 

つまり、えがいたビジョンは、あくまでも『他の人頼み』なものであったわけです。

 

自分が努力することにおいては『不明確』『曖昧』としか言いようがないのです。

 

 

結論として、『自分発信』のビジョンは、オーディションに合格するところまで・・・ということが判明しました。

 

 

オーディションに合格したいのなら、まず大切なことがあります。

 

それは、オーディションを受けるよりも前から、もっと『先』のビジョンを明確にしておくことです。

 

自分自身のビジョンが、オーディションに合格するところで止まっていると、一次審査通過すら危ういものです。

 

 

合格後、デビューをしてその先まで。

 

『自分発信』の努力で、どうなっていきたいのか?を『明確』にしておくこと。

 

ビジョンは、具体的であればあるほど効果を発揮します!

 

 

 

前述の彼女とは、実際のレッスン内で、もう一度ビジョンを立て直しました。

 
 
 
 
 
結果、予定よりも早く、彼女の計画は実現したわけです。

 

 

 

これと同じことが、オーディション以外のケースでも、当てはまると思いませんか?

 

弁護士を目指している人が、大学の法学部合格までのビジョンしかなかったら、どうでしょうか?

 

プロ野球選手を目指している人は、名門校に入りさえすれば、誰かがプロにしてくれるのでしょうか?

 

 

先のビジョンが、明確である人とそうでない人の差は、時間が経つほど歴然としてきます。

 

 

・ビジョンは、オーディション合格のもっと『先』まで!

 

・他人まかせではなく、『自分発信』となるビジョンで!

 

・あくまでもビジョンは、『明確かつ具体的』であること!

 

 

そうすることで、努力の方向性も合ってくるわけです。

 

方向性の正しい努力は、やがて自信をわき起こすきっかけをつくり、のちの結果としてもあらわれやすくなります!

 

 

是非、今回のことを良かったら、あなたも試してみてくださいね!

 

 

では、本日はここまでです。

 

このブログが、少しでもあなたのお役に立つなら、幸いです!

 

●オーディションに合格するための『曲選び』Q&A②

 

 

こんにちは!

 

ボイストレーナーの不破です。

 

 

『オーディションの曲選びって、どうすれば良いの?』

 

そういった質問を多くいただきます。

 

そこで!

 

前回の記事から『曲選び』にスポットを当てて、書かせていただいています。

 

(↑青文字部分をクリックすると、前回記事が読めます。)

 

 

今回は、前回に続き、質問の多かった2つを、ピックアップ。

 

Q&A形式でまとめたので、参考になれば幸いです!

 

 

Q:

選んだ曲のサビには高い音があり、現状頑張ったら出るかな・・・という具合です。

この場合、KEYは下げた方が良いでしょうか?

 

A:

まず、該当曲を何度か繰り返し歌い、それをぜんぶ録音して聴き返してみましょう。

 

何はともあれ、自分の歌を客観視することが大事です。

 

その上で、もし。

 

高音部分がキツイと感じながらも、録音した声が毎回違和感なく聴こえる場合。

 

それは、『アリ』・・・つまり、KEYを変える必要がありません。

 

※録音以外にも第三者に聴いてもらうのも良いでしょう。

 

 

これに対して、高音部分が、ちゃんと出せる時もあるし、出せない時もある場合。

 

それは、『ナシ』・・・KEYを下げるか、他の曲を選んだほうが良いでしょう。

 

 

『ちゃんと出せる時もあるのだし、KEYはあまり変えたくない。』

 

そう思う人もいるかもしれません。

 

 

しかし、出る時もあって、出ない時もある・・・という状態は、免許で言うところの『仮免』の声。

 

つまり、あなたらしさを十分には発揮できないわけです。

 

前回の記事でも書きましたが、大切なのは『あなたらしさ』を発揮できること!

 

これを大前提に考えてみて下さいね。

 

 

Q:

歌いたい曲のカラオケって、KEYはどのくらいまで変えて良いのでしょうか?

 

A:

『元曲のKEYからプラス2、もしくはマイナス2まで』と覚えておくと良いでしょう。

 

 

もちろんベストなのは、KEYを変えずに済むことです。

 

理由はカンタン、音質が一番良いからです。

 

 

そもそもカラオケづくりの際、当たり前ながら本来のKEYに合わせたアレンジを行なっていますよね?

 

ということは、KEYを変える=アレンジの印象も変わる・・・というわけです。

 

 

とは言え、選んだ曲に思い入れがあったり、これこそ自分らしさを発揮できる曲だ!と感じた場合。

 

その思いやインスピレーションを優先してみて下さい。

 

KEYを上下どちらか1つ or 2つ変える程度であれば、大きな問題はありません。

 

カラオケの音質が、歌を邪魔しない程度の範囲内です。

 

 

だからと言って、KEYを上下どちらかに3つ以上変える・・・となれば話は別です。

 

 

KEYを上下どちらかに3つ変える=グレーゾーン。

 

曲によっては、大丈夫な場合もありますが・・・。

 

たいていは、音の濁りが気になりやすくなってくる頃です。

 

 

KEYを上下どちらかに4つ(もしくは5つ)変える=99%アウト。

 

ここまで変えると、KEYを変え過ぎたせいで、濁った音質が、あなたの歌を邪魔することでしょう。

 

あなたの歌声を聴かせたいはずなのに、本末転倒な話ですよね?

 

本来は100%アウト!と言いたい位です。

 

 

・・・ただし、例外として。

 

レッスン受講者の中には、KEYを5つ変えたカラオケで、歌唱審査に合格した人もいました。

 

そのため、100%ではなく、99%としておきました。

 

これはあくまでも、カラオケの音質を出来る限り補正するなど、私もGOサインを出せた、例外中の例外でした。

 

何はともあれ、原曲より3つ以上KEYを変えたいと思った場合。

 

第三者の意見も参考にしてみましょう。

 

 

ということで、まとめておくと。

 

 

KEYは上下どちらかに2つまで!

 

 

このように覚えておくと良さそうですね。 

 

なるべくKEYを変えずに『あなたらしさ』を発揮できる曲選び。

 

それを心がけてみて下さい。

 

 

ちなみに私のレッスンでも、受講者がオーディションを受ける際、選曲作業は入念に行ないます。

 

良い準備は、良い結果を生むからです。

 

CDを出すにあたっては、レコーディング前に、『プリプロ』(プリプロダクション)という作業があります。

 

そこでは、楽曲の方向性、アレンジ、KEY、曲の構成など、様々なことをディスカッションします。

 

気になる点を明確にしていき、気持ち良くレコーディングに臨めるよう、準備をしっかりしておくわけです。

 

 

あなたもオーディションに向けた『準備』を入念に行なってみて下さい。

 

準備段階で、あなたのプロ意識は、もう試されています!

 

是非、そのことを頭の片隅において、オーディションに臨んで下さいね。

 

 

では、本日はここまでです。

 

このブログが、少しでもあなたのお役に立つなら、幸いです!

 

●オーディションに合格するための『曲選び』Q&A①

 

 

お久しぶりです!

 

ボイストレーナーの不破です。

 

 

あなたは歌のオーディションで、『曲選び』について悩んだことはありますか?

 

実際、私に寄せられる問い合わせの中でも、曲選びについての質問は非常に多いです!

 

ということで、せっかくですので。

 

今日は、これまでいただいた質問の中から、『曲選び』について焦点をあててみます。

 

丁寧にお答えしたいのと、長文過ぎると読みづらくなってしまうので、1つの記事につき、Q&Aは1つとさせていただきますね。

 

今回お答えできなかったQ&Aについては、次回じっくりお答えさせていただきます!

 

ということで、早速『曲選び』のQ&A①です。

 

 

Q:

オーディションでは、どんな曲を選べばいいのでしょうか?

 

 

A:

これは最も多い質問です。

 

以前、【オーディションに合格する人の『曲選び』はコレです!】というブログを書きました。

 

※青文字部分をクリックすると、ご覧になれますので、そちらも参考にして下さいね。

 

では、ここで。

 

レッスン受講後、オーディション合格した人たちの『選曲例』を、いくつか挙げてみましょう。

 

歌スタという、オーディションに合格した人は、aikoの『カブトムシ』。

 

AKBグループのオーディションに合格した人は、Do As Infinityの『冒険者たち』。

 

他、別のアイドルグループの曲を歌って、AKBグループのオーディションに合格した人も複数います。

 

Sonyのオーディションに合格した人は、Beyonceの『Halo』。

 

Sonyの別のオーディションでは、Superflyの曲だったり、槇原敬之の曲で、デモ審査を突破した人もいます。

 

他にもビクターだと、MISIAの曲で・・・他にも・・・。

 

(※全て敬称略で失礼します。)

 

全部書き出すと、収拾がつかなくなるので、この辺にしておきますが・・・。

 

ちょっとは参考になったでしょうか?

 

 

つまり!

 

言いたいことは、こうです。

 

 

合格した人は『自分らしさ』と『選曲』が一致していた!

 

 

ということです。

 

 

上記の選曲例をみると、本当にバラバラですよね?

 

バラードだったり、アップテンポな曲だったり・・・。

 

邦楽だったり、洋楽だったり・・・。

 

AKB系列のオーディションだから、AKBの曲というわけでもないですし・・・。

 

SONYのオーディションだから、SONY所属の人の曲・・・というわけでもないです。

 

 

上手に歌える曲を選ぶのは、当たり前のことです。

 

むしろ、あなた自身が歌手志望なのであれば!

 

上手く歌うことは当たり前ですし、そのための努力も当たり前です。

 

それは、あなた以外のライバルも同じことです。

 

 

では、審査する側は、いったい何を審査しているのでしょう?

 

 

・ある人は、歌唱力の点数が98点で、『人間力』の点数は10点。

 

・もう一方の人は、歌唱力の点数が80点で、『人間力』の点数は90点。

 

 

上記2人のうち、どちらの人が合格しそうですか?

 

答えは後者の人。

 

審査員は、多少歌唱力が劣っていたとしても、『人間力』90点の人を選ぶことでしょう。

 

 

『人間力』とは、その人が持つ個性や魅力。

 

つまり『あなた自身』のことなのです。

 

 

『あなた』という存在は、こんなに大きな宇宙の中で、たった1つの存在です。

 

それは、あなたの発する声も、宇宙にたった1つのものである・・・いうことを意味します。

 

簡単な話、審査員は『歌』をとおして『人』を探しているわけです。

 

 

これで、あなたの答えが出てくるのではないでしょうか?

 

 

・将来、世界中で歌える人になりたいから、洋楽で勝負したいけど・・・。

 邦楽のほうが印象良さそうだし、洋楽の選曲はやめておこうかな。

 

・自分に合うのはコレだ!と思って練習していたバラード曲だけど・・・。

 バラードは不利だって聞いたから、やめたほうが良いのかな。

 

どちらもナンセンスな発想で、『あなたらしくない』ですよね?

 

そんな気持ちで選んだ曲は、いくら上手に歌えたとしても・・・。

 

うわべな人間力は、すぐに見透かされてしまうことでしょう。

 

評価は自分以外の人が決めるもので、決して自らが下すものではありません。

 

 

まず、大前提として

 

歌う際に『自分に嘘をつかなくて良い曲』。

 

あなたが『あなたらしい声で歌える曲』を選ぶよう心がけて下さい。

 

このことをふまえた上で!

 

あなたが『曲選び』で、できること。

 

それは『あなたという人間を、一番良く分かってもらえる曲選びをすること』です。

 

 

そんなふうに曲選びをする時は、自分を見つめ直す、良い機会にもなりそうですね。

 

 

私のレッスンでも、受講者の人間力と合致した曲選びを徹底します。

 

声質、実力、好きなジャンル、生い立ち、夢・・・などなど。

 

その人の『人間力』と一番リンクする曲を選ぶようにしています。

 

すると、当たり前のように、デモ審査だったり、歌唱審査を通過するようになるのです。

 

 

ぜひ、あなたらしく歌える曲と出会う努力をしてみて下さいね。

 

この世には、数えきれないほどの楽曲が、これまでに誕生していますよ。

 

 

では、本日はここまでです。

 

このブログが、少しでもあなたの役に立つなら幸いです!

 

 

●【受講者の声】教わった練習でオーディションに合格しました!


こんにちは!

ボイストレーナーの不破です。

まず、こんな感想をいただきましたので紹介しますね。


教わった練習でオーディションに合格しました!こんなに早く結果が出てビックリです!(原文そのまま)



自分の夢が形になってくると、嬉しいですよね。

おめでとうございます!私も嬉しいです!


感想を寄せた彼女は、歌手志望。

レッスンを真面目に受講していました。

それに加えて、カラオケや貸しスタジオなどで、自主練習もしている様子です。

ところが・・・ある程度の上達はみられるものの。

オーディション合格には、あともう一歩足りない、というのが正直なところです。


『いったい、どんな自主練習をしているのだろう?』

ふと、私は思い、本人にたずねてみました。

そして、『なるほど!これでは結果がついてこない!』と確信したのです。


・練習しているのに上手くならないor結果がついてこない。

・継続は力なり・・・と、頭では分かっていても、なかなか練習が持続しない。



という人は、今回のブログは必読です。


実際、彼女は、ちょっとしたことを変えるだけで、努力を形にする体質となり、オーディションに合格しました!

何も難しいことをしたわけではありません。

彼女には、『ある回数』を数えてもらう・・・たったそれだけのことをしてもらいました。


では、さっそくタネあかし。

まず、『結果が出づらい人』と『結果が出やすい人』では、何が違うのでしょうか?

下記をご覧下さい。


『結果が出づらい人』

× 練習した回数をキチンと数えて記録していた。

× とにかく練習時間を増やした。



『結果が出やすい人』

◎ サボりたい気持ちを、ぐっとこらえて練習した時の回数を記録した。

◎ 自分で面倒くさいと思う練習内容を、おろそかにせず実践できた時の回数を記録した。


一見すると、『結果が出づらい人』の内容も、悪くはなさそうですよね?

とはいえ、悪くはない・・・というだけで、結果にはつながりません。


実はこれ。

歌の練習のみならず、他のことに置き換えても言えることです。

(間食をやめたい、タバコをやめたい・・・など。)


例えば、間食(タバコ)をやめたい人を複数名集めてみます。

そして、集めた人たちを対象に、グループをA・B2つに分けます。

A・Bそれぞれのグループには、次のことをやってもらいます。


Aグループ:

間食した(タバコを吸った)回数を記録してもらう。



Bグループ:

間食したい(タバコを吸いたい)と思ったが、我慢した回数を記録してもらう。



では、ここで問題です。

アナタは、A・ Bどちらのグループのほうが、間食(orタバコ)をやめることができた確率が高いと思いますか?


答えは、Bグループです。


Aグループの『回数を記録した人たち』よりも、Bグループの『【我慢した】回数を記録した人たち』のほうが、良い結果を生みやすかった・・・というわけです。


これには理由があります。

『セルフモニタリング』という、メンタルの働きかけによるものです。



Aグループの場合、『通常行なっていることを記録しただけ』にすぎません。

もちろん、記録したものを確認することで『こんなに食べている(吸っている)のか!気をつけよう。』と思う人も、中にはいることでしょう。

しかしながら、多くの場合。

そういった意識の変化にまではいたらず、状況は変わらない・・・というケースが大多数を占めます。


いっぽう、Bグループの場合。

『我慢した』という、『意識の変化』を記録していくわけです。


意識変化の記録をつけて、読み返したりする行動は、『これだけ自分を変えることができたんだ』という、自信にもつながります。

また、そういった意識変化の回数が増えていくにつれて、行動や思考にも変化があらわれます。

間食をしない(タバコを吸わない)ことが、『我慢』ではなく、『習慣』と変化していくわけです。

こうなると、『なりたい自分』になりやすい体質にもなってくる・・・というわけです。



では、話をまとめましょう。

冒頭の彼女は、レッスン内で行なったトレーニングを、レッスンのない日も繰り返し、自主練習していました。

・・・が、しかし。

厳しい言い方をするならば、それは『練習したつもりの練習』です。


例えば、『ブレスの位置を気にして歌い、それを録画して見直す』という課題を出したとしても・・・。

いつの間にやら『録画して見直すことはせずに、ブレスの位置を気にして練習』に変わっていました。

つまり、『録画して見直す』という手間が、毎回やるには面倒となり、省くようになったわけです。

これでは、きちんと練習したことにはならないのですが・・・。

あくまでも彼女の中では、『練習するにはしたんだし、これも練習回数に加えておこう』となっていました。


もともと、自分の歌を録画してチェックすることは、歌の上達において大切なポイントです。

※録画の大切さは、コチラをクリックしてご覧下さい。

このひと手間を面倒くさがってしまうと、上達という結果にはつながりません。


ですから、彼女には『面倒くさいと思う練習内容であっても、おろそかにせず実践できた時の回数』を記録するよう、お願いしました。

・・・すると。

思ったよりも早く結果へとつながりました!

面倒くさい思いを我慢できる回数が増えていくにつれて、実力もグングンと上がり・・・。

ついには、彼女の念願であった『オーディション合格』に、辿り着くことができました。


このように、私のレッスンでは、ただトレーニングするだけでなく、その人に合った『結果の出る体質づくり』にも着目しています。


『我慢』というと、ぐっとこらえて耐え忍ぶ・・・というイメージが強いですよね?

もちろん、そういった意味の言葉なのは、確かなのですが・・・。

この『我慢』の先には、自分の思い描いた『結果』が待っています。

なりたい自分を未来に描いた時、それと同時に『不安』も『我慢』も生じます。

しかし、『不安』を忘れるほど集中した時。

『我慢』が、前向きなものとして習慣化した時。

それまで、なんとなくしか見えなかった『描いた未来』が、『結果』というクッキリとした形となってあらわれることでしょう!



ぜひ、アナタも自身の練習に取り入れてみて下さいね。

では、本日はここまでです。

このブログが、少しでもアナタの役に立つなら幸いです!


●これがオーディションに合格するプロフィールです!


お久しぶりです!

ボイストレーナーの不破です。


ご存じのとおり、オーディションを受ける時には、プロフィールを書きますよね?

名前、生年月日、趣味、特技、影響を受けたミュージシャンなど。

オーディションの形態にもよりますが、様々なことを書き込んでいくはずです。

なかでも【自己PR文】は、自分自身をアピールするうえで、重要な役割を果たします!


『でも、実際どんなことを書けば良いのだろう?』

アナタは、そんなことを思ったことはありませんか?


今日は、実際に『オーディション合格』したプロフィールを元に、自己PR文を書く時のポイントをお伝えします!


では、早速ですが問題です!



Q:次の2つある自己PR文のうち、どちらがオーディションの書類審査を通過したものでしょうか?



【自己PR文:1】

家族の影響でBLACK MUSICを聞き育ち、チャペルでゴスペルを歌う音楽活動もしてきました。

言葉や国籍、性別関係なく聞く人に勇気を与えられる、祈りのこもった歌を届けられる人になりたいと思っています。

歌を好きな気持ちと、プロとしてやっていきたい強い思いは、誰にも負けません。

また、現在はギターを練習中で、作詞もしているので、その歌詞でオリジナル曲を作りたいと思っています。

よろしくお願いします。




【自己PR文:2】

父の影響で、物心ついた時には洋楽(特にBLACK MUSIC)が身近な存在でした。

幼少からチャペルでのゴスペル歌唱に参加。

活動を通して、“言葉や国籍・性別関係なく、聴き手の感情を揺さぶる、祈り溢れる歌声を届けられる人になりたい”と一念発起。

プロの歌手になることを決意しました。

現在は、ギターの弾き語りも少しずつ始めたので、YouTubeにアップしたり、書きためた歌詞に曲をつけるべく、作曲も勉強中。

チャレンジの毎日です。




↑【自己PR文:1】と【自己PR文:2】・・・どちらが書類審査を通過したものか、分かりましたか?



正解は・・・



【自己PR文:2】



です!



では、なぜ【自己PR文:2】は書類審査を通過して、【自己PR文:1】はダメなのでしょう?


【自己PR文:1】には、ダメ出しポイントが、大きく分けて3つあります。




◎ダメ出しポイント【その1】

『誰にも負けない』は、必要ナシ!



歌が好きな気持ちだったり、プロになりたい強い思いだったり・・・。

それは、オーディションを受ける他の人たちも、同じ思いです!

“歌を好きな気持ちと、プロとしてやっていきたい強い思いは、誰にも負けません。”

という一文は、わざわざ書く必要のない、全くもって余計な文章です。

その強い思いは、デモ音源だったり、オーデョション会場で歌う『歌』という結果に込めて下さいね!



◎ダメ出しポイント【その2】

『思っています』だけじゃダメ!



【自己PR文:1】では、

“祈りのこもった歌を届けられる人になりたいと思っています。”

“オリジナル曲を作りたいと思っています。”

など、パッと見て、前向きだなと感じる言葉が書かれています。

しかし、『思って終わり』になってしまっているのも事実です。


いっぽう【自己PR文:2】では、

“書きためた歌詞に曲をつけるべく、作曲も勉強中。”

というように、作曲をやろうと思っているだけではなく・・・。

“作曲を勉強中”という、『思いをちゃんと行動に移している』ことが分かります。

こちらのほうが、ちゃんと自分をアピールできていますよね。



◎ダメ出しポイント【その3】

【自己PR文:1】は、5W1Hが良く分からない!



Who『誰が?』

When『いつ?』

Where『どこで?』

Why『なぜ?』

What『何が(の)?』

How『どんな?』


この、5つの『W』と1つの『H』は、以前のブログ記事でも、紹介したことがあります。

その時は、練習のコツとして紹介していたのですが、実は!

文章を書くうえでも、とても大切なことだったりするのです。


例えば、【自己PR文:1】と【自己PR文:2】を比較してみると・・・。

【自己PR文:2】のほうが、『なぜ(Why)、プロの歌手になりたいのか?』ということが、伝わりますよね。

そして。

【自己PR文:2】のほうが、『歌詞に曲をつける為、どんな(How)ことをしているのか?』を知ることができますよね。


【5W1H】を上手に使えば、『相手に伝わる文章』へと直結しますので、そのあたりも是非!心がけてみて下さい。



レッスンでは、もちろんながら、オーディションに合格するなど、『プロになる為の』スキルをトレーニングしていきますが・・・。

こうしたプロフィールの添削などを通して、受講者のチャンスが少しでも広がればと、レッスンの時間以外でも、相談を受けています。



実際、今回ご紹介したプロフィールでオーディションに臨んだレッスン受講者は、書類審査を通過。

最終審査も合格して、CDデビューを勝ち取りました。


プロフィールは、『アナタのことを知らない人』に対して、アピールしていく大切な資料です。


もし、アナタが審査員の立場だったとして、一体どんなプロフィールをもらうと、『この人のことをもっと知りたい』と感じますか?

これから、オーディションを受ける機会があるのなら、是非とも参考にしてみて下さいね!


では、本日はここまでです。

このブログが、少しでもアナタの役に立つなら幸いです!


●熊本地震で私たちが今できること【物資支援、義援金などのまとめ】


こんにちは。

ボイストレーナーの不破です。


熊本・大分を中心とした九州での大地震。

幼少期を九州で過ごした者として、胸を痛めるとともに被災された方々の無事を祈るばかりです。

それは、皆さんも同じ気持ちであると思います。


では今、私たちにできることは何でしょうか?

・物資による支援

・募金による支援


まず、この2つが思い当たります。

ちなみに、現地でのボランティア活動は、安全上の問題から4月19日時点で募集はしていないようです。

(一部、道路事情などに詳しい、地元の人を中心に、ボランティア活動の動きはあるようです。)


・物資による支援

以下のサイトが役立ちそうなので、シェアさせて頂きます。

■支援物資受け入れ情報:その1

■支援物資受け入れ情報:その2

■支援物資受け入れ情報:その3

■情報:その3の補足として


支援受付の情報は、昨日と今日で変わっていたりするなど、日々変化します。

※熊本市は一時的に受付を見合わせています。(4月19日現在)

※福岡市・太宰府市・佐賀市が支援物資の受付を行なっています。(4月19日現在)

各市町村のホームページも参照のうえ、活用したいところです。


また、支援物資を送る時についてです。

なるべくなら、段ボール1箱に対して、1種類の物資にまとめておいたほうが良いと思います。

(例えば、1箱に『水』のみ、もう1箱には『オムツ』のみ、など。)

届いた先で、仕分ける側の手間を省くことができるからです。

手間が省けると、それだけ『早く物資が行き渡る』ことにつながります。

私自身、東日本大震災時のボランティアで体感して気づいたことでした。


・募金による支援

■熊本県

■日本赤十字社

■市町村別


ご存じの通り、上記以外にも、各方面で多数の募集がされています。

ここで覚えておきたいことは、『支援金』と『義援金』の違い。

○支援金は、復旧活動に役立てるもの。

○義援金は、被災された方に直接送られるもの。

となります。

くわしくは、こちらをご覧下さい。

■支援金と義援金の違い


物資・募金、どちらの支援についても『早く』『確実に』『役立つ』ものとなるように。

私たちにもできることが、ありそうな気がします。


※通常のブログは、次回以降、再開させて頂きます。


●オーディション合格した人が100%やったトレーニング


こんにちは!

ボイストレーナーの不破です。


いきなりですが、絵の話です。

画家のピカソは、絵画に興味のない人でも、一度は耳にしたことのある名前ですよね。

キュビズムと呼ばれる、独特なスタイルで描かれた絵画が、パッと思いつくはずです。

そんなピカソも、若かりし頃は、見えたものを忠実に描く、写実的な絵画をたくさん残しています。

つまり、『完コピ』もできるのだけど、あえて『独自のスタイル』を確立した・・・ということです。


では、今度は音楽の話です。

職業がら、プロのギタリストさんと会う機会も多いのですが、その誰もが!

ギターを弾き始めた頃は、いろんな曲を夢中になって『完コピ』したと言います。

譜面や耳コピなど、あらゆる手段を使って、憧れであるギタリストのちょっとしたニュアンスまでも真似したそうです。

つまり、『完コピ』で技術を磨いて、だんだんと『独自のスタイル』を確立した・・・というわけです。


では、今度はボーカリストの話です。

職業がら、プロを目指している!という人と、たくさん出会いますが、そのほとんどが!

歌の『完コピ』をしたことがない、というのです。



あれ?なんだかおかしな話ですよね?


実は、この『完コピ』・・・『レコード・コピー』という、立派なトレーニングなのです。

音楽や絵画以外のジャンルでも、『レコード・コピー』という名前こそ使われないにせよ、このトレーニング法は、用いられる機会が多いです。

にも関わらず、ボーカリストというジャンルに限って、トレーニングを取り入れている人口が圧倒的に少ないのです。


実際、私のレッスンでも、『レコード・コピー』については、一度はふれるカリキュラム。

そして、『この人は、レコード・コピーのトレーニングを忠実にやり遂げた』と、私が認めることのできる場合。

100%と言っても過言ではないほど、オーディションに合格するなどの結果を残しています。



とは言え、誤解のないよう、付け加えておきます。

なにも『声を似せて下さい』『顔や衣装を似せて下さい』というわけではありません。

あくまでも、『歌』について『完コピ』をして欲しいわけなのです。


今日は『レコード・コピー』初級編として、次の手順を紹介しておきますね。


1、曲選び


まずは、初級編として、歌い慣れている曲を選ぶと良いでしょう。

そして、なるべくKEYを変えなくて済むものを選ぶと良いでしょう。

それは、なぜか?

例えば、男性KEYの人が、いきなり女性KEYの曲を選んだとします。

しかし、女性にとって中音域の発声で出せるものが、男性だと高音域の発声に切り替えなければならなかったり・・・。

KEYが違いすぎると、『完コピ』をするには不都合が生じるからです。


2、何度も原曲を聴いて『歌』をコピー


ブレスの位置・発音の仕方・ロングトーンの長さ・フレーズの切り方・強弱の付け方・・・。

自分がどのくらい喉を開いて発声すると、オリジナルの人と同じ声の明るさ・大きさになるのか?・・・など。

選んだ曲の歌い手が、どのように歌っているのか?

細部にいたるまで、何度も聴いて、何度もコピーしてみて下さい。

できれば、録音をして聴き返しながらトレーニングすることをおすすめします。


と、このようになります。

実際にやってみると分かることですが、なかなか奥の深いトレーニングです。


きっと研究すれば研究するほど、次のように思えることでしょう。

『歌い慣れていると思っていた曲だったのに、こんなにも自分とオリジナルの歌い手とで、違いがあったとは!』

・・・と。

それと同時に、今まで自分の知りえなかった、歌唱技術が自然と身につくキッカケにもなります。

ようするに『新たな歌テク』を発見できるチャンスが生まれるわけですね。


絵でいうところの微細なタッチ、音楽でいうところの繊細なニュアンスの出し方というのは、決して本で学べるものではありません。

自分が実践してこそ、身につくものです。


生まれたばかりの子供は、当然ながら喋ることができません。

しかしながら、家族などの喋る言葉を『学び=真似(まね)び』ながら、自分の話せる言語を増やしていき、その上でオリジナリティーを加えていきます。


個性を生み出す根底に『完コピ』あり。

アナタも一度、試してみてはいかがでしょうか?


では、本日はここまでです。

このブログが、アナタの役に立つなら幸いです!