●オーディション合格に向けたトレーニングQ&A
こんにちは!
ボイストレーナーの不破です。
このブログをご覧になった皆さんから、お問い合わせメール経由で、レッスンについての質問をいただくことが多々あります。
今日は、その中からいくつかをピックアップして、Q&A形式でお答えしていきますね。
Q:
1回のレッスンは、どの位の時間おこないますか?
A:
基本、1回につき90分です。
スタジオ内で、みっちり60分程度トレーニングをしたのち、じっくり30分程度かけて復習・まとめ・カウンセリングをします。
Q:
90分は他のところに比べ長いですが、なぜですか?
A:
ボーカルスクールに通われた経験のある方は、ご存じかもしれませんが、1レッスン45分~60分のところがほとんどだと思います。
例えば、1レッスン60分となっている場合、実質のレッスン時間は45分~50分程度。
残りの10分~15分は、自主練習の時間やスクールからのお知らせ事項など、実践的なトレーニングとは別のことにあてられるケースが多い、というのも事実です。
もちろん、実質のレッスン時間が短くなっても、オーディションに合格する人はいます。
実際、私もボーカルスクールの講師時代には、何人もデビューして巣立っていく姿を目の当たりにしました。
しかし、講師全体をまとめる責任者となった時に、ふと気づいたのです。
スクール全体をみると、プロになる確率が悪いな・・・と。
原因は幾つかありますが、レッスン時間の短さについても議題が上がりました。
当たり前ながら、スクールには本当に様々な人が来ます。
年齢・スクールへの距離・プロになる為のビジョン・レッスンへの納得度・・・など。
同じ人は、一人としていません。
トレーナー側としても、教え子は可愛いですから、どうにかしたいと懸命ですが、短い時間では限りがある場合もあります。
スクール経験者の中には、満足度が100%に達しないまま、1回のレッスンを終えた人もいるのではないでしょうか。
このあたりをこと細かく書いていくと止まりそうもありませんので、簡潔にまとめておくと。
45分~60分にすれば、時間割も立てやすいですし、より多くの人を受け持つことができますが・・・。
オーディション合格からプロを目指す人に対して、責任をもってトレーニングする場合。
受講する人が、1レッスンずつ確実に成長して、最も結果の出やすいのが、90分だった!ということです。
つまり、これまで色々と試行錯誤をした結果、レッスン効率よりも、1レッスンをより丁寧にして、結果の出やすいほうを優先しています。
Q:
歌手志望ではなく、役者志望でもレッスン受講は可能ですか?
A:
全くもって可能です。
例えば、以前ブログでも登場した青野楓さんは、モデル・女優志望でした。
発声や滑舌、イントネーションなどのトレーニングを中心に行なっていましたよ。
歌手・シンガーソングライター・役者・モデル・タレント・声優など、受講者の目的は様々です。
Q:
レッスン場所は、代々木のみですか?
A:
代々木でもレッスンをしていますが、恵比寿でのレッスンも非常に多いです。
あとは、札幌にてレッスンすることもありますで、札幌近郊の方は、お気軽に問い合わせて下さいね。
余談ですが、関西や九州から東京に通う・・・という方も、中にはいます。
さらに補足しておくと、出張トレーニングをすることもあります。
昨年、内野聖陽さんと波瑠さんが主演した二人舞台『乳房 ~天上の花となった君へ~』では、場所が稽古場でした。
また、蜷川スタジオでのトレーニング担当時は、稽古場や会議室でグループレッスンをしたり・・・。
団体でのレッスンを受けもつこともあります。
詳しくは、お気軽に問い合わせて下さいね。
その他、ブログのレッスン欄にも詳細あるので、それも参考にしてみて下さい。
では、本日はここまでです。
すべての質問にお答えできませんでしたが、またの機会に是非Q&Aできれば幸いです!