オーディションに合格する人の『曲選び』はコレです! | オーディション合格!現役歌手も通うプロを目指す方のためのボイストレーニング

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「安定した歌唱力・表現力を身につけたい!自分らしい個性ある歌声でデビューを勝ち取りたい!」
数多くの新人歌手をオーディション合格に導き、超有名アーティストを世に送り出したボイストレーナーが、3000人以上の指導経験からプロの技を習得する方法をお教えします。

●オーディションに合格する人の『曲選び』はコレです!


こんにちは!

ボイストレーナーの不破です。


前回のブログで紹介した『ティッシュで行なうリズムトレーニング』いかがでしたか?

リズムのスキルUPのみならず、表現に深みを持たせることのできるトレーニングなので、良かったら日々の練習に取り入れてみて下さいね。



さて、その前回ブログに、実はもうひとつ『オーディション合格』へのヒントが隠されていました。

一体どんなヒントが隠されていたのか?・・・今日は、それを解説していきますね!


ポイントは『選曲』です。

前回の記事内で、日本テレビ系で放送されていたオーディション番組、『歌スタ』に合格した人の話をしました。

その中で、オーディション用の歌唱曲として、aikoさんの『カブトムシ』を選んだことは、“良い選択”だったことをお伝えしました。

実際に彼女は、その曲をキッカケにメジャーデビューの扉を開いていきました。


彼女自身の努力を知っていたので、デビューが決まった時は本当に嬉しかったです。

(実は東京近辺ではない、遠方から何時間もかけて、毎回レッスンに来ていたんですね。)

デビュー曲のCDが発売された時は、もちろん即買いです!

余談になりますが、レッスンに来ている人がデビューした時は、必ずショップへ行って買うようにしています。

もちろん、発売前に聴かせてもらえたり、デビューの報告に来てくれた時には、CDをもらえたりするんですが・・・。

微力ながら、応援したい気持ちもありますし、何より、おめでたいことですしね!

それで「ショップにCD並んでて、感動したよ!おめでとう!」と連絡すると、テンションの高さに笑われたりします。笑


おっと、話がそれてしまいましたので、戻しまして・・・。


歌スタに合格した彼女は、『せつなつかしさ(切なくて、どことなく懐かしい感じ)』を出せるのが、魅力のひとつでした。

だから、数ある楽曲群の中から、aikoさんの『カブトムシ』を選んだことは、彼女の魅力・個性を活かす上で良い選択だったわけです。


アナタの声は、どんな魅力をもっていますか?

アナタには、どんな個性がありますか?

ぜひ、客観的に『自分の声の魅力や個性』を考えてみて下さい!



そもそも、8割9割の人が『自分の声が嫌い』と思っています。

非常に多い割合ですよね!

さらに言うなら、録音した声は、「違和感以外の何モノでもない!」と嘆く傾向があります。

(“録音した声~”に関しては、以前のブログ記事で少し触れていますので、参考にしてみて下さいね。)


でも、それとこれとでは話が別!

歌唱力をアップさせたい!プロ歌手になりたい!と思うのであれば、自分の声と向き合うことは重要なことです!


人の声は十人十色ですが、誰もが『その人にしか表現できない魅力や個性』を持っています。

そこにいち早く気づいて・・・その気づいたモノを活かして、オーディションで歌う曲選びをすると良いです。

「自分の特徴が探しても分からない」というのであれば、他の人に歌声を聴いてもらうのも、ひとつの手段です。


私のレッスンでも、まず『魅力と個性探し』から始まりますよ。

そうすることによって、トレーニングの方向性も確実に導き出せますし、何より『良い選曲』ができるからです。

なので、アナタがプロを目指すうえで、自分の魅力・個性探しに迷ったら、客観的な意見も活用してみて下さいね。


今日のおさらいです。


自分の魅力・個性を活かした選曲を!


コレで、オーディション合格につなげていきましょう。


そう言えば、アメリカの『American Idol』というオーディション番組が好きで、良く観るんですが・・・。

予選会から「いいな~」と思った人が、本選までいき、ついには最終の10人までに残ったのに・・・まさかの選曲ミスにより落選。

思わず「あ~!」と声をあげて、うなだれました。笑

その時、ジェニファー・ロペスをはじめとした審査員も「曲の選択を間違えてしまったね」と言っていました。

最終的には、落選しながらもデビューできたので良かったのですが、アレはかなりもったいなかったです!


何度も言いますが、アナタも選曲の際は、『魅力・個性』を活かすことのできる曲を選んで下さいね!

それでは、本日はここまでです。

このブログが役に立つのなら、幸いです!