お正月というのは、働いている人は大変ですなぁ。やっぱり自分だけ損している気になりませんかねぇ。まあ、人が休んでいる間に稼いでいるのだから得している、という考え方もありますか。なるほど。

お正月のニュースを何となく眺めていたら、「今年の抱負は?」みたいな質問をしていて、答えている人が軒並み若くて「ことしから就職なので、順調に行くようにお祈りしました」みたいなことを言ってたんですが、成人式じゃないんだから、もう少し一般の人を出してもよかったんじゃ?

かと思えば、「まもなく受験を迎える人々が絵馬を飾っています」みたいなニュースなんですが、そこにインタビューに答える人が「公務員の国家試験が…」みたいなことを言ってます。おいおい、その受験かよ
今年はちょっと関心がある人が出る事になったので、紅白をほぼ全部見ました。

全体に進行上忙しい、という事なのかも知れませんが、去年のような無残な印象はなく、それなりに贅沢するところはお金をかけた、見せ物になっていたと思います。いくつか、あり得ないアクシデントがあり、特にWaTの歌の途中でマイクスタンドが2本ともぶっ倒れたのにはびっくりしました。多分回り込んでいるカメラのスタッフが引っかけたんでしょうが。ただ、新人として最短の出場を果たした彼らにとっては、多少のハプニングがあった方が楽しかった、というかじっくり歌だけを聞いても見れなかったであろう、このコンビならではの表情が見られたと思いました。

一番残念だったのは、中島美嘉の「雪の華」のエンディングを台無しにするようにして、北島三郎の歌のイントロが始まった事。ああいう扱いになると分かっていたから、中島美嘉はあんな猫背で歌ってたんでしょうか。

また、赤組の天童よしみもトリとしてはどうなんだろうと思ったり、白組のトリがSMAPというのも、歌も歌唱力も、その器ではないのになぁ、という印象のものが多かったです。そういう意味では組み合わせ方にはあんまり取り合わせの妙味がなかったような。歌った人の感想などがほとんど聞けなかったのもちょっと残念。

1曲あたりの時間も短く、聞き足りない、と思った曲もずいぶんありました。放送時間も長いとは思いますが、それでも出場歌手が多すぎるのかも、と思った次第です。

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もう1991年の事になるので記憶が定かではないのですが、「アイスマン」という呼び名にはかすかに記憶に残ってました。北イタリアのアルプス山中で発見されたミイラのことです。実際には埋葬目的で脱水処理はされていなかったらしく、ただ氷付けになって残っていたのだそうですな。愛知万博にも来てたらしいですが、愛称は「エッツィ」。

3肩に残された矢の傷が致命傷だったと考えられているそうなのですが、46歳の男性だそうです。

で、なんでこのミイラの話かというと、どうも最近になってこのミイラに関わった人々が次々に亡くなっているので、「ミイラの呪い」というおなじみの噂が広まっているのだそうです。

本当だとすると、愛知万博に行った人々、ヤバいですな。

…と、おどかすのはいい加減にしましょう。そもそもそんなに呪いをかけるほど、見つかりたくなかったのならば、もっとちゃんと隠しといてくださいよ、死体ぐらい。そんなに高貴な身分の人でもないらしいし、ただ発見して、記事を書いた、というだけで人を呪うのは効率もよくないと思いますよね。

実際の、こういう「呪い」が実現する仕組み、というのを考えてみましょう。

1)未知の病原菌に発掘者が感染した。ライターが一人、血液の病気だった、という情報があるのですが、これが未知のものだとは誰も言っていないので、いずれ判明するでしょう。

2)発掘者の間で仲間割れが起きて、情報の奪い合いになった。やぼったいですが、こういういざこざによる事故を隠ぺいするには、「呪い」はいい隠れみのになりそうです。

3)こういう発掘を熱心にする人々は、だいたい肉体的にも無茶をする人が多く、早死にする確率がもともと高い。まあ、言ってももう10年以上前の事です。呪いで人を殺すのに、そんなに待つ必要もないでしょうからね。他の原因で死んでも、関わった発掘で一番話題性の大きいものに結びつけたい、というのはマスコミ側の心情かも知れませんね。時間がかかるだけに、ノロイ、なんちゃって。

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先日「スパイダーマン2」が劇場公開されていて、たいそう評判がいいようだったので見たかったのですが、実はまだ「1」も見ていないので、これは飛ばしてみると面白さが半減するのじゃないか、と思って我慢しました。そんなわけで、やっと見ました。

サム・ライミという人はいかにもゲテモノ好き、というイメージがあるんですが、題材や原作のフィールドが偏っているからそんな気がするだけで、映画の作り手としての手腕やテクノロジーの使いこなしでは相当なレヴェルの人なんじゃないか、とつねづね思っています。このスパイダーマンも、そんな映像のトリックが満載の作品です。

始まってすぐに「あれ?」と思ったのは、音楽。ワーナー・ブラザーズのドル箱企画である「バットマン」とテイストがかなり近いのです。アメコミ出身のリメイク企画、というだけでも相当かぶっているのにまさか、とか思いましたが、音楽のクレジットはやはりあの「ダニー・エルフマン」。恥も外聞もかなぐりすてて、実を取りに行った、という事なんでしょうか。ていうか受ける方も受ける方ですね。ちゃんとキャラクターを描きわける自信がある、ということでしょうか。

トビー・マグワイヤ演じるピーターが、社会科見学(この場合理科見学か?)の途中で品種改良中のクモに噛まれたのがきっかけで、体質に変化が起きる、というのがものすごいすっ飛ばしの中で描かれていきます。この場合、突っ込みたくなるのは、科学博物館がそんなに簡単にクモの品種改良とかやってていいのかい、というのと、その大事なクモを逃がしといて全然慌てる様子がない、という管理体制の甘さですか。ピーターの後にも噛まれる人が続出したら、スパイダーマンだらけになってしまいますがな。

ピーターの幼なじみだけど、ずっと声をかけられないでいるあこがれのマドンナが、メリー・ジェーン(MJ)。演じるのはキルステン・ダンストという女優さんで、「ジュマンジ」では子役だったのかな?実はこの人がどう見ても美人に見えなくて、しかも高校生を演じるには老け顔かも。ピーターがなんでこんなコにほれてるんだろう、というのがずっと謎のままです。好きな人が見れば美人なんでしょうか。彼女に罪はないですが。

ピーターの親友のハリーと、その父親のノーマン(ウィレム・デフォー)がまた鍵を握る、ということで、非常にコンパクトな人間関係の中にトラブルと解決の火種が同居しているわけですな。ノーマンが何かの実験の結果で恐ろしい体力を身に付けた、ということは分かったのですが、それ以外の細かい事は結局あまり描かれませんでした。ただ、鏡の前のノーマンの一人二役はなかなかすごみがあってよかったです。

で、いつの間にか能力を使いこなしたピーターはレスラーに挑戦して小銭を稼ごうとするのですが失敗して、しかもその帰り道に育ての親のおじさんが強盗に殺されてしまいます。ものすごく密度の濃い話です。実はこのおじさんとの人間関係の部分はすごく泣けます。なんでだろう。

その後舞台はニューヨークに移りますが、MJは女優を目指すはずが安いカフェのウェイトレスでその日暮らし、一方ハリーと同居のピーターは豪勢なテラスハウス住まい。資本主義ってこういうことなんですね。

その後は、スパイダーマンはちまちまと街の小さな犯罪者をこづき回してその日暮らし。その影響で仕事に遅刻してクビになったり、ちょっと間抜けな人生を。こういう犯罪を察知するための情報はどうやって手に入れたんでしょうね。一方、ノーマンは何度も会社を乗っ取られたり競争に負けそうになりながらもその都度相手を滅ぼして、生き残ります。こうまで強引な手をとったら、警策の捜査も入りそうなものですが。

で、グリーン・ゴブリンとなったノーマンはスパイダーマンを仲間に引き入れようと何度も誘いをかけますが、うまくいかない。業を煮やして最終決戦へ、という流れです。

そういう意味では、肝心の戦いがあまり盛り上がってない、というのはお分かりですね。スパイダーマンは、基本的に恋愛を戦いも受け身の人なんで、悪を探してたたきのめそうとか、そんな大それた事は考えてないんです。どっちかというと、降りかかる火の粉は振り払うタイプというか。だから最終決戦も「え、こんなことで?」というようなきっかけで片づいてしまい、しかも暗い森の中で密やかに決着がついて終わりなんです。

最後に、MJから告白されるも、なんかわけ分からない理由で彼女の告白を「友達でいよう」で片づけ、彼女はピーターの正体にうすうす感づいたっぽいところで終わり。ちょっと煮え切らないままですね。でもとにかくテンポがいいので、損した感じは不思議にしないんです。
今年最後のライブだと思いますが、「ムーンライダーズ The Last Gig ~ Six Man Band 2005」に行ってきました。SHIBUYAーAX 17:00start という早い時間です。

会場のお客さんはもうなれた感じの人ばっかりで、年に何回聞けるかは分からないこのバンドの事を寛大な心で受け止めているみたいです。

よくある若いバンドと違って、ほぼ時間通りに開演して、2時間で本編は終わり、アンコールの時間も約20分。はかったように終わりました。そういう意味ではきわめて大人な終わり方。みんなそれなりにお歳だから無理も利かないでしょうしね。

そういえば、春のライブは恵比寿のガーデンホールでしたが、PAがまずくてホントに困りました。今回はそんなひどい事もなく、楽器はバランスがよかったのですが、ちょっと困ったのはボーカル。みんなおっさん声だから、とかボーカル取りなれてないから、とかそういう理由かも知れませんがとにかく歌が聞こえてこない。メロディーとハモりのバランスも何だか分からない感じ。途中でボーカル持ち回りのようなブロックがあってそこで建て直したのか、ウォーミングアップがやっと終わったのか、後半はちょっとよくなりましたが。なんかシャンソン歌手みたいな歌い方する人が多いので、サウンドが立派な割には何言ってんだか分からない曲が多いんですよね。それでも長年聞いてると、聞いた事のある曲ばっかりで、何となく分かってきちゃうから恐ろしい。今年のアルバムからは数曲しかやらずに、古典とも言える曲をアレンジを変えて見せよう、という趣向だったようです。

来年は30周年ですか。来年は何回行く事になるんでしょう。
高校の音楽部の後輩が海外出張から帰省してきたので、久しぶりに何人かで集まろうという事になり三軒茶屋の家を訪ねました。

ぼくの4年後輩になる人々が結構大勢いたのですが、その中で一人はすでに3人の子だくさん。一番年上が8歳を先頭に男・男・女の構成でたくましく母親をやっています。

その一番末っ子はまだ口が利けない1歳の女の子なのですが、この子が僕の顔を見て泣きます。眉が太いのがいけないのか、ヒゲかあるのがよくないのか、向こうが勝手にこっちを見ているのに泣かれるのはたまりません。消えてくれとでも言うのでしょうか。

将来彼女が大きくなってからも、僕の事は怖がるんでしょうか。

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これはもっと早く見ておきたかったものの一つなのですが、とにかくチャンスがなかったものの一つです。

時代としては正確な考証がよく分からないのですが、イギリス植民地である事は確か。カリブ海のどこかなんでしょう。海賊がここにどの程度出没しているのかはよくわからず。また、海賊ものの割に、海上でのダイナミックなシーンや、航海術の裏技みたいなものはあんまり見せてくれません。ただ、海賊物に必須要素であるお宝と戦闘シーンはふんだんに。

序盤にいいところの娘であるところのエリザベス(キーラ・ナイトレイ)が子供時代に漂流していたウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)と出会うシーンがあり、いきなりそこから10年ほど飛びます。そこにひょっこり一人で現れたのがジョニー・デップ演じる海賊ジャック・スパロウ船長。街で一騒動起こした後、牢獄へ。その後に街を襲った別な海賊が、エリザベスを海賊の末裔と勘違いしたところから、誘拐されて物語が展開していきます。実は本当の海賊の末裔は…、みたいな展開ですな。

普段は略奪を繰り返して、ただ悪者をやっていればいいはずの海賊に、切実なモチベーションがあって、かれらを追い回す海軍の人々が、かえって規則に縛られた堅物のつまらない人々にみえる、というのがこの映画の魅力なんでしょう。ただ、自由なはずの海賊にもそれなりの掟というものがあって、時には自分の気持ちに正直になれないときがある、というあたりをうまくついています。

オーランド・ブルームの出世作、というか、ここまでの仕事の中では一番おいしいものではなかったか、と思いますが、反面、やはりこの映画でも真の主役にはなれない、「不足感」を漂わせています。それは甘さだったり弱さだったりするのかも知れません。彼に不足したものをすべてジョニー・デップが補ってこの映画を魅力的なものにしています。裏切りあり、口八丁ありの、いわばルパン三世ですか。

サブタイトルがCurse of the Black Pearlだったので、黒真珠を奪ったものにノロイがかかる、というお宝物かな、と思っていたらそうではなくて、ジャック・スパロウがかつて乗り回していた海賊船の名前がブラック・パール号だったのですね。

とにかく裏切りと、船の略奪が目まぐるしく入れ替わりますが、脚本は緻密に練られていて飽きさせません。また特撮系はもっぱら月の光の下のシーンの表現に力を入れています。バルバロッサ船長とリンゴ、というモチーフ、うまく使われてました。

キーラ・ナイトレイのエリザベス、「ドミノ」よりはよっぽど当たり役で、気高さと素朴さ、芯の強さが程よく表現され、時に絶好調の時のウィノナ・ライダーかと錯覚させるような瞬間がありました。父親役のジョナサン・プライスは「未来世紀ブラジル」の人ですが、スタン・ローレルの再来のように見える瞬間があるのですが、割に堅物役の父親に徹せざるを得なかったためか、もう一つ魅力爆発とまでは行きませんでした。

それでも総合的には十分に魅力的なエンタテイメントになっていました。噂だと第6作まで作るつもりだとか。同じキャストではちょっと難しいでしょうけどね。

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特に考えもなく「1」は見たのに「2」は見なかったな、とか思って借りてしまった1本です。

…むむむ。この映画は…。

たかがウィルスですよね。

最後のアクション、それほど長く見せられても…。
厚木基地の女性水兵が、小学生3人をひき逃げして逮捕されたのですが、「公務中」を理由に釈放されたそうです。「日米地位協定」が理由だそうで、このとき米兵は「備品を取るために厚木基地から横田基地に向かう途中だった」のだそうです。

疑問があります。

1/米兵は逮捕される前、逃走したそうです。理由があって「やむを得ず子供をはねた」のならば、そのまま仕事を続ければいいではないですか。なぜ逃げる必要があったのですか。

2/捕まったのはいずれの基地の中でもなく、路上だったそうです。そんなところで時間を潰しているひまがあったのなら、はねた子供を救助するゆとりはなかったのですか。

3/米軍ははねられた子供に対して、責任をとるつもりがあるのでしょうか?それとも、米軍はアメリカの利益だけを守るためにこの日本にいるのですか。

明治時代の生麦事件は、日本人が外国人を殺傷したけれど、犯人を裁いたのは日本だった、という話です。今は話が逆なのですが、日本で起きた、日本の子供が傷つけられた事件でも、外国の法律で裁かれる時代なのですね。