今ごろ新しいインテルマックの製品発表が行われているらしいですな。噂では現行のG5よりもはるかに早いマシンができてしまっているらしいです。ノートなんかはPowerBookの名称もなくなってしまうとか、噂が飛び交っています。

はたして本当はどうなのか、朝になればわかるんでしょうが、なんとなくリアルタイムで知りたくなるのも人情ですな。
パワーアップに何度も失敗して、結局新しく買ったばかりのロジックボードが一番怪しいということになった我が家のiMac。

海外のサイトで買ったものだったのですが、年末にいろいろ事情を説明した上で、やはりロジックボードが怪しいと先方も納得してくれたので送ってみたところ、3週間ほどで新品と交換してもらいました。

おそるおそる付け替えてみると、これが順調順調。いままでの苦労が嘘みたいです。熱のため暴走していたのかと思っていたのに、全くファンレスの状態で快適に動いています。DVDマルチドライブも快調そのもの。こんなことならもっと早く交換してもらうんだった。

ここで思うのがパソコン用品の初期不良の確率の高さですな。他の電化製品ではあり得ないような品質のばらつきが、パソコンの世界では当たり前のように起きています。クレームを強気につけるためには様々な検証を自分で行えないと、的外れなことがらを原因と錯覚してしまいかねません。しかも、初期不良の無償交換の期間は存外に短く、今回のロジックボードの問題も、送料は自己負担となってしまいました。

いったいどうあるのが一番正しいんでしょうな。

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店頭買いの一品です。それほど若くもないですが、新人作家のようですね。銘打ってあるのは、「国際ハードボイルドサスペンス」で、最初新宿鮫みたいなのを連想したのですが、当たらずといえども遠からず。講談社ノベルスとはいえ、ミステリーだけとは限らないんですな。でもこれはメフィスト賞も受賞した作品らしいですから、一応謎を提示しているミステリーもの扱いなんでしょうか。

日本と韓国を舞台に描かれるのですが、韓国の大統領まで登場するややものものしい道具立て。日本側の主人公は、というと韓国に留学でもしようか、と考えている大学生。ところがその彼が瀕死の韓国人からとあるものを預かったのがきっかけで国際的な陰謀の渦中にいることに次第に気付く、というのがおおぐくりなプロットでしょうか。

途中で自分にもおぼろげながら記憶に残る日韓の間の出来事・事件があり、そういう意味での感慨もありますが、歴史的な流れの中での日韓米のスタンスの変化、中国と北朝鮮をめぐる状況の変化などが、なかなか説得力をもって描かれています。まあ100パーセント鵜呑みにしてもしょうがありませんけど。

登場人物が少ないのは、名前を覚えるのが苦手なものとしてはありがたいのですが、肝心の謎の部分は真ん中あたりで大部分明かされてしまって、あとは後半の人間ドラマに焦点が絞られてしまうのですが、もう少し謎解き要素を引っ張ってくれてもよかったかな、というのと、途中であっちについたりこっちについたりする裏切り者がいたりして、それがあまり魅力ある人物には見えないのが残念です。ねずみ男に物語の決着を左右されてもありがたくないですからね。

エンディングはやや甘っちょろいかもしれませんが、主人公・作者含めて若さゆえの清々しさもあっていいんじゃないかと思いました。

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ずいぶん前から見たかった映画だというか、これは見なければ、という使命感の方が強くて、逆にそれが重荷にもなっていた映画だったりして。

筋立てはそれほど複雑ではなく、自分の作ったバンドを首になったロック・フリークが、ちょっと知人の名前を借りて学校の臨時教員となったのをきっかけに、そこの子供たちにロックを教えていく、というもの。整ったものを壊していく快感と同時に、自分にないものを自分よりも若いものの中に見いだしていく、という意外性が、疲れた中年を元気づけてゆく、というところに命があるのだと思います。これが最初から「これをこうやればうまくいく」と計算ずくで物事を教えていく話であれば、それほどの作品にはならなかったでしょう。子供たちが実際にそれを演奏するキャパシティーのある子役だった、というのが要素としては大きいのかな。

同時に以前からのお気に入りだったジョーン・キューザック演じる校長が、次第に壊れてゆく物語でもあります。

ジャック・ブラックの演じるデューイのキャラクターは、そのままの荒削りで、細かい筋立てには頓着せずに突き進んでゆきます。もうすこし繊細な部分があってもよかったかな、と思うのですが、これはミュージカルだから、と思えばそこは割り切れます。

しかし、この映画を通じて一番大切なことは、本当の音楽では商売はできないのだ、ということなんでしょうね。いまは音楽産業は儲からないものには手を出さない習慣がついてしまいましたが。

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ずっと前から見たかった映画なんです。これ。Skid Rowというバンドがあって、そのPVにこの映画のシーンがふんだんに使われていて、そのなかにはクリストファー・ウォーケンの姿が!このPVを見ているだけでわくわくしていたのですが、いつまでたってもこの映画が話題になっている様子がない。で、そのうちに「プロフェシー」というタイトルをちらほら聞くようになったので「やっとやるのかよ」と思ったら、これはThe Mothman's Prophecyという、UFO目撃譚をちょっとドキュメント風に追ったトンデモ本の映画化されたもの。どうやら、公開時には「ゴッド・アーミー」というタイトルに変えられていた様子。しかもあまりヒットもしなかったようで早々と打ち切られてました。

で、TSUTAYAで探したところ、DVDはなくて、VHSが1本だけ見つかりました。で、見てみると…。

若いころに聖職者への道を、不思議なビジョンによって断念したといういわく付きの刑事(イライアス・コティーズ)が主人公。その周辺に出没するのは怪しい男シモン(エリック・ストルツ)。その彼を追って現れるのが我らが堕天使ガブリエル(クリストファー・ウォーケン)。そのうち、これは天界における天使たちを二分して行われ続け来た戦争なのだということが分かってくる、という筋立て。ガブリエル、顔が白くてなんだかマイケルみたいになってます。

でもこのいけてなさがまたよろしいんじゃないでしょうか。彼らが争奪を繰り広げるのは、朝鮮戦争でいろいろと派手な軍功を上げ、最近死んだばっかりのホーソーン将軍の魂。これがいま人間界で最も邪悪な魂で、これを手に入れると天界の戦いに勝利ができるのだ、みたいな設定です。ちょっとトホホですな。

で、先にでたシモンがこの魂を先にゲットして、とある少女の体の中に隠してしまう。後から来たガブリエルは怒り狂ってシモンを拷問の末殺してしまいます。この辺のなぶりかたや殺し方などはユーモアを交えながら非常にスタイリッシュ。役者の資質がうまく使われています。トホホなのは、車の運転ができないこと。そのためどこに行くにも、死んだばかりの人間を復活させて運転手として雇わなければなりません。なんてこった。

で、最後はこの刑事トマスとの対決なのですが、ちょっと対決は地味です。まあいきなりカンフーされても困るんで、しょうがないのかな。で決着はなぜか人間の力ではなく、ルシファーの加勢を得て、人間側の勝利。

最後の方に死にかけた患者役でちょっと好みの女優さんアマンダ・プラマーが出てました。トータルでは、ビジュアルが振り切れてないので、ダイナミズムには欠けるのですが、最初の世界設定は面白いと思いました。キリスト教に関心がない世界では受けないでしょうね。「コンスタンティン」の予算と技術力があれば、もう少し面白くなったはずなんですが。

ちなみに、アメリカではそれなりに人気らしく、パート2/3が作られていますが、日本では公開されず、TSUTAYAにもビデオすらおいていません。残念!

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今夜も夜の神宮前を走って帰りました。ここ数日は本当に風が冷たくて、足の先が凍傷になっても不思議ではない天気です。で、ちょうど中間地点のPine's Dinerで気合いを入れ直してみました。

初挑戦のメニュー「ビーフシチューライス」です。名前でいうと以前に食べた「ポークチョップライス」とどっちが高級なのか、ちょっと判別しづらいのですが、値段はこちらの方が100円ほど安いのです。

で、実際に食べてみての印象ですが、確かに値段分の差があるような感じ…。別に味がまずいとか言うことは全然ないのですが中に入っている牛肉が、ステーキに使うようなタイプの噛みごたえのある肉ではなく、やや脂の混じった柔らかい肉片です。で、ガーリックライスとスペースをわけあっているので、手の込んだハヤシライスのようにも見えます。分量的にもポークチョップの肉肉っぽさには一歩ゆずっているので、ボリューム感でもやや負けています。味は悪くないですが。この店に来るたびに毎回頼む、というようなメニューにはならないでしょうね。
昨年の11月から12月にかけて、都内の仏像が立て続けに盗難に遭っていたことが今月になって分かったそうです。盗まれたお寺はもっと早く気付いてたんでしょうから、今月になって分かったのは警察の人の話なんでしょうか。中には5000万円の価値のあるものもあったそうなんですが、そんなもの売り払うわけにもいかないでしょうし、ほとんどは文化財的価値もないものなのだそうです。

というわけで、その犯行の謎について仮説を立ててみました。

1)日本マニアの外人の犯行である
文化的価値よりも日本情緒の好きな外国人が、自分の家の庭に置きたくて盗んで回っている。

2)映画関係者の犯行である。
撮影中の映画に小道具として仏像が必要だが、小道具として調達するのも、それっぽいものを制作するにも予算が足りないため、撮影が終わるまでのあいだと割り切ってしばらく「借りた」

3)呪術的な目的による犯行。
みんな盗まれた仏像に着目するので、目的を見誤っているが、これは、異教徒の呪術的目的を持った犯行で、真の目的は、それぞれの寺の本堂に空間的な「空白」を演出することにある。いずれ、関係者の気付かないうちに、それらの場所にはいつのまにか他のある「オブジェ」が置かれ、これが強力な磁場をつくりだす。その証拠に、それぞれの盗難場所を直線で結ぶとそこにはある図形が…浮かび上がるわけないか。

4)美大生の犯行である。
デッサンの対象となる女性モデルに逃げられてしまったため、やむを得ず代わりに手近に目に付いた仏像を拝借した。

どれか脈ないですかねぇ。

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TSUTAYAで新刊を見つけたので即ゲット。中編2編が収められている。表題作の「エデンの命題」は書き下ろしで「ヘルター・スケルター」は再録とのこと。
成績優秀なアスペルガー症候群の子供たちを集めた施設「アスピー・エデン学園」に起きる小さな事件。それをきっかけに主人公ザッカリの世界は180度反転します。残されたのはガールフレンド・ティアの手記のみ。この手記にユダヤの歴史について簡潔にまとめた記述があり、かなりバイアスのかかった批判的な物の見方なので、「こんなに書いて大丈夫なんだろうか」と冷や冷やしたりしたけれども、この程度は誰でもやってることなんでしょうか。矛盾に満ちた旧約聖書の物語の成り立ち/その真の目的についての懐疑と、現代に生きるアスペルガー症候群の子供たちをめぐる陰謀とが並行して描かれます。こういうレトリックをもって描かれると、ヒットラーなども歴史の流れの中では小さな抵抗者にしか見えないという、価値の相対化が示されています。民族と宗教、日本にいると遠い世界の瑣末な出来事に見えてしまうのですが、世界中の大部分ではそれが主要な関心事になっているという現実にあらためて気付かされることがらです。

「ヘルター・スケルター」も、現実に起きたシャロン・テイト殺害事件の関係者のインタビュー、という形をとりながらアメリカの抱えた病、ベトナム戦争にメスを入れながらも、犯罪者の犯罪者たる所以に新しい光を当てています。

どちらの話にも、人間の「脳」の機能にかかわる専門的な記述があり、綿密なリサーチがなされたことが伺えます。

「ヘルター・スケルター」の方が、どちらかというとトリックが大仕掛けで混乱させておいて、最後のオチですっきり解決します。「エデン~」の方はジュブナイル小説のような趣で、ストレートに読んでいくだけでジェットコースター的な展開が楽しめると思いました。

ちらっとアマゾンの読者評を目にしたんですが辛い点をつける人が多かったですね。そんなに減点法で評価しないと気が済まないんでしょうか。

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クリストファー・ウォーケンのちょっと最近の作品なのでいわゆる「ジャケット借り」です。原題はAROUND THE BEND で、直訳すると口語で「気の狂った」という意味だそうです。ニュアンスをもう少し生かすと「一線を超えて」みたいなことなんでしょうがタイトルとしては冴えないですからねぇ。意訳としてはこのタイトル、ちょっとベタですがしょうがないのかなぁ。

3世代の親子の交流というのはありがちですが、これはその上を行く4世代の物語。とはいえ、最終的には父と子の話ではあります。考古学者の曽祖父ヘンリー(マイケル・ケイン)、祖父のターナー(クリストファー・ウォーケン)、父のジェイソン(ジョッシュ・ルーカス)、子のザックというところ。

冒頭、ヘンリーがもうぼけ始めてるのかな、と思わせるオープニング、もう死期が近いらしいのですが、そこに30年も行方をくらましていたターナーが現れます。その息子のジェイソンはこどものころに事故に遭って足に障害を負っていますが、その大事な時期に父親のターナーが家族を捨てて去ってしまったことを許していない、という筋立て。

最長老のヘンリーはこの一族の和解を喜びますが、遺言を残してKFCであの世へ。その遺言に従って、残された三世代の親子はあちこちに遺灰を蒔く旅に出る、という、絵に描いたようなロード・ムービー。ひいおじいちゃんのヘンリーの死などは非常に軽妙に描かれ、飼っていた犬までタイミング良く死ぬところなど、ずいぶんテンポよく描かれます。道中では、まじめな銀行員のジェイソンと、対照的な元ヤク中/ターナーの自由奔放ぶりを対照的に描きながら、楽しく進んでいきます。ザック役の子役が相当に達者で、なかなかの味わいを見せてくれますが…。

クライマックスは、父ターナーが息子ジェイソンを捨てた本当の理由、に焦点が絞られてくるのですが、ここに意外なほど意外性がない。怒鳴り合いの演技合戦もいいんですが、そこにもう一ひねり欲しかった、というのが正直な感想です。前半は80点、後半は60点というところでしょうか。繰り返し見たいような名作かというとそれほどではないというところに落ち着きます。「ビッグ・フィッシュ」を見てしまった後ではもう、仕方ないですな。

マイケル・ケインは貫録の演技ぶり、クリストファー・ウォーケンも実年齢よりは老け役に挑戦してなかなかの味わいです。もちろん普通の老人ではありませんが。それに比べると息子役のジョッシュ・ルーカスはちょっと貫録負けしてますかね。

あと、ジェイソンの愛人?カトリーナ役をグレン・ヘッドリーという女優さんがやっていて、昔ずいぶん美人だと思った記憶があって、何に出ていたのか調べてみたら、「ペテン師と詐欺師~だまされてリビエラ Dirty Rotten Scoundrels」というお馬鹿コメディーでした。確かこれにもマイケル・ケインが出ていたと思います。相手役はスティーブ・マーティンだったかな。こっちの方が個人的にはお勧めです。

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スキーって、全然だめなんです。小学校ではちゃんと教わった記憶がないし、中学・高校の授業でもなかったんで、プライベートでいったこともなく、大学生になってからちょっとだけやっただけで、当然うまくはなりませんよね。転ばずに滑り続ける、ということだけが目的では楽しくなくても仕方ないでしょう。

そんなわけで、今日のニュースを聞いてビックリ。100歳でも現役でスキーをしていた方がなくなったとか。名前を聞いて三浦敬三さん、というのでこの名字どこかで聞いたことが、と思っていたら、あの三浦雄一郎さんのお父さんだったそうです。雄一郎さんの方ももう73歳ですか。いつのまにかそういう世代になっていたのですな。

ただ、「現役スキーヤー」というところが驚きですが、昨年の4月にスキー場で転倒して頸椎を損傷、というからしゃれになりません。その後脳梗塞もおこされて、闘病の末なくなった、ということで、もはやそれは現役とは言わないのでは、と思うのですがこう言う場合にはあまりとやかく言うものでもないのでしょうか。

ご冥福をお祈りします。