ヘルシンキが下の地図の青い丸
私たちが向かうのが、黄色い星のところ
ラップランド地方の「イナリ」
さあ、早朝6:40発の飛行機でイヴァロ空港を目指します。
外気気温はどれくらいだったでしょうか?
雪の時のフライト前には、
必ず「ディアイスニング」をします。
左右の翼や尾翼が寒さで凍結しないように
水ではなく、特別な液体をかける儀式みたいなもの
(安全運航には欠かせないものですね)
成田空港では、この車が少なく、
雪の日は、順番待ちで、飛行機が遅れることもよくありました。
ヘルシンキは、ディアイスニングスペースがあり、
そこに、各飛行機が行って、シューっとやってもらいます。
一度に4機くらい同時にできるような感じでした。
流石です!!
フライトタイムは、約1時間半!
到着は朝の8時15分
まだまだ、外は真っ暗でした!
イヴァロ空港から、車で走ること1時間
私たちが向かったのは、イナリの
「シーダミュージアム」(Siida Museum)
サーミ族の文化や歴史、暮らしを再現した博物館です。
私はこのツアーに参加を決めるまで、
サーミ族について、ほとんど知識はありませんでした。
事前にサーミ族を知るために、こんな映画もありますよと
お知らせいただいても、なんとなく興味がわきませんでした。
でも、その土地に立ち、
その土地の人から話を聞く。
これほど、真実が伝わる手段はないでしょう。
ネット情報でもなく、SNSでもなく、肌で感じるこの瞬間
スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ロシア
4か国の北部に居住していた先住民族、サーミ族。
地域によって、話す言語も、
また民族衣装の色も違っている。
トナカイと共に、季節ごとに放牧しながら、
極寒の地で暮らしていた人たち。
極寒とはいえ、雪が解けると春がきて、
草花が芽吹き、短い夏があり、秋には美しく紅葉し、
人々が、知恵をしぼって、暮らしていたことが伝わってくる。
うまく言葉にできないが、命(いのち)の繋がり
土も、花も、水も、空気も、そして人も
ありのままを受け入れて、共に暮らす。
そんなことを、ぼんやりと感じていた時間だった気がする。
先週までは、気温はマイナス20度くらいだったそうだが、
この日は、おそらくマイナス5度もいかなかったのではないか?
顔を出していても、痛くなかった(笑)
この後、車で、今日の宿泊ホテルに向かいます。
私が泊まったお部屋はこちら!
山小屋風で、かわいい
そして、荷物を整理する間もなく、
犬ぞりを申し込んでいた4人は、防寒着に着替えて、
極寒の湖の上を犬と共にそりで走ります。
犬ぞりの話は、
とても、とても
一言では語り切れないので、
次のブログで紹介しますね!!