・脱ステとリバウンド
特に東洋医学の医師はなるべく早い脱ステを勧めてくる印象がありますが(数少ないサンプル数ですが)、そこまで焦る必要はないかと思います。
焦って一気に断薬するのはかなりきついので徐々にステロイドを減らしていくのがお勧めです。
ステロイドを弱めて頻度を減らしながら、同時に他のことも進めていってください。
食事を変えたり、運動したり、ストレス対策したり、家を綺麗にしたり、気功をしたり、漢方を使ったり。
とにかく色々仕掛けてアトピーを多方面から攻めましょう。
そしてステロイドのリバウンドについてですが、これは微妙です。
何が微妙かと言うと、本当にリバウドなんてあるの?ということです。
確かにステロイドによって内臓が弱りその影響が来ることはあるでしょうし、リバウンドのような現象はあります。
ですが臭い物に蓋をして蓋を開けたらまた臭うようにもともとあった症状が出ているようにも見えますし、もともとあった症状よりも軽い場合もあります。
ステロイドを上手く使えば、使う前の酷い症状に耐えるよりも比較的楽に断薬できることがあります。
なのでリバウンドを恐れてステロイドを使わず地獄に耐え続ける必要はないのかなと思います。
もちろんステロイドを使わず治せるならそれにこしたことはないですが。
問題は長年ステロイドを使っている方です。
そういう方はかなり脱ステするのは大変ですし、使ってた年数は脱ステに時間がかかると思った方がいいでしょう。
覚悟と根気と周りのサポートが必須です。
・漢方医学と熱
僕が今おすすめしているのは漢方治療です。
漢方医学は学んでみるとなかなか面白いです。
漢方には錠剤と煎じ薬がありますが、煎じ薬がおすすめです。
毎回煎じないといけませんが。
僕が一番驚いたのは体調に合わせて頻繁に調合を変えることです。
酷い時は毎週通っていたのですが、毎回処方が変わっていました。
そして漢方医から何度も言われたのが、下半身を温め上半身の熱を取ることです。
炎症は熱と考えて冷ますようにするのですが、アトピーの人は足が冷えているようです。
なので上半身はなるべく冷やしたいのですが、下半身は足湯などで温めた方がいいようです。
僕は真夏でもカイロを張っています(笑)
漢方には上半身の熱だけを取るものもあって本当に面白いな〜と思っています。
漢方は今のところすごくおすすめです。