観た、『ジュラシック・ワールド』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

『ジュラシック・ワールド』を観ました。

 

かつてジュラシック・パークがあったイスラ・ヌブラル島で、新たに生まれ変わった恐竜のテーマパーク、ジュラシック・ワールド。

パークのマネージャーであるクレアを訪ねて来園した甥のザックとグレイは、本物の恐竜を目の当たりにし、大喜び。

一方、クレアは遺伝子の組み換えにより創造したインドミナス・レックスのセキュリティに関する問題を抱えていた。そんな折、高い知能を持ったインドミナス・レックスは人間を罠にかけ飼育場を脱走してしまう。

クレアは元軍人であり元恋人であるオーウェンの力を借りながら、インドミナス・レックスの逃亡を阻止しようとするが……といったお話。

 

タイトルは変わったものの、れっきとした『ジュラシック・パーク』の続編です。

正直、やってる事は大差がないんだけど(笑)。

まぁ、変わったと言えば『〜パーク』シリーズにあった風刺や警告じみたメッセージ性が薄れ、純粋な娯楽作になった点でしょうかね。観終えた時のスッキリ度はこちらの方が上です。

 

しかしまぁ、ジュラシック・パーク時代からの伝統として、セキュリティがユルユルなのは相変わらず

恐竜を囲う堅牢な障壁を作りました〜→ハイ、破られました〜とか、どんだけ危険予知能力が低いんだよと(笑)。パーク時代に示した、真っ先にクリアせにゃならない問題を1ミリも念頭に置いていないというか…。

 

ヴェロキラプトルたちとのコミュニケーションを図るオーウェン。

それぞれに名前を付けるあたり、言葉が通じない恐竜との交感ができるようにでもなるのかなと思いきや、そこまでファンタジーな真似はしないのはいいですね。

これをやっちまったら、ここまでシリーズが重ねてきた事が台無しになるのは分かるんだけど……ちょっと見たいと思わせるシーンだよね。

そんな妄想を僅かに叶えてくれるのが、インドミナス・レックスを追うため、ラプターたちに囲まれながらオーウェンがバイクで走るシーン。ラプター小隊、突撃〜!みたいな風情があって熱くなれませんか?

 

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Blu-ray版は映像特典多めです。

↑の6枚組はコレクションとしては割安でお買い得だけど、さらなる新作=第7作が発表されたからなぁ…。

 

ちなみに、今回は吹替版で鑑賞。

そういえば本作は吹替版が、特に主役を担当する玉木宏さんと木村文乃さんがやけに酷評されていたので、どれほどのものかウキウキ(?)しながら観てみたところ……何がそんなにダメなんですかねぇ?

あと2割くらい声量が欲しいくらいで、その他には何のストレスも感じないし、何より新鮮さがあるのがいい。特に玉木さんの声は、洋画をやってる時の鈴置洋孝さんを思い出させるところも多々あり、むしろ好印象なんだけどなぁ。

「吹き替えに顔出し俳優を使うな、プロの声優を使え!」といったダメ出しが多かった覚えがありますが、そんな連中は背伸びして洋画なんか見ないで永遠にアニメだけ見てればいいんだよな。

 

 

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