害獣防除で一番大切な作業、害獣の侵入口の探し方をご紹介!
なぜ侵入口を探すことが一番大切なのか?
このブログでも繰り返しお伝えしているように、
家の中に侵入して被害をおよぼす害獣
(イタチ・アライグマ・テン・ハクビシン)は
捕獲や薬剤、煙などで完全駆除は出来ません。
害獣の完全駆除の方法は?
もうこれから家に入らないようにする方法、
いわいる完全駆除は
害獣が外から家の中に侵入口を
全て見つけ出した(侵入口の特定)あと、
家の中にいないことを確認して
(追い出しもしくは捕獲)から
全ての穴や隙間を封鎖する
侵入口防除が唯一の方法。
すなわち、害獣の完全駆除の
最も重要なポイントは
侵入口の特定なんです!
では害獣防除のプロフェッショナルは、
どのようにして害獣の侵入口を見つけるのか。
鳥獣管理士準1級の福永が
京都市左京区・イタチ侵入被害宅を
例に説明しますね。
害獣駆除のプロが害獣侵入口の探し方を伝授!
屋根に登った時の私目線ですが、
この視点から害獣の種類と侵入ルート、
侵入口の特定をします。
【写真①】
注目ポイントはトタン屋根の色の違い。
奥の木の方から手前に逆三角形のように
色が薄ら変わっているのが判りますか?
これが動物が残した形跡(足跡)です。
繰り返し同じところを走り抜けるため
屋根の塗料やホコリがとれ、
このような形跡になります。
特に木の方がトタン屋根の色が
広く色が変わっているのは
隣接する木から飛び移ってくるため
着地地点が分散され、
そこから狭まってきているのは
目標地点がその先にあるからでしょう。
【写真②】
赤丸の部分を少し拡大してみましょう。
黄丸の形跡は判りやすくついています。
この足あとはシベリアイタチ
(以下:イタチ)ですね。
それと向って右側のスジのような形跡は
繰り返しイタチが同じところを走るために
足跡が重ねられてこのような状態になります。
【写真③】
もとに戻って写真右手前の赤丸内が
黒く汚れているのがわかりますか?
これはイタチが狭い隙間に侵入する際、
カラダが擦れて付着する形跡です。
このような形跡が見つかれば、
その周辺にイタチの侵入口があるはずです。
【写真④】
赤丸部分を拡大してみましょう。
やっぱり黒い形跡の先に
イタチが侵入できる隙間がありましたね、
今回はここがイタチの侵入口です。
その証拠に隙間から出入りする際、
一旦隙間の手前でカラダの向きを
変えなければいけないため立ち止まり、
その場所だけ形跡がたくさん残っています。
(黄丸部分)
【写真⑤】
調査結果から結論はこちら!
1. 侵入動物はイタチ
2. 侵入経路は隣の庭木からトタン屋根に飛び移って侵入口方面に走り抜ける。
3. 侵入口は屋根の端にある隙間
写真⑥のような調査結果となりました。
【写真⑥】
まとめ
私たち害獣防除のプロは、
このような形跡に基づいて
害獣の侵入口を調査し特定します。
実際に素人のお客様がこれをみて、
すぐ実践するのは難しいと思いますが、
私たち害獣防除業者・アスワットが
どのような作業を行っているのか、
お客様にご理解して頂いた上でご依頼頂く
『お客様に理解して頂く害獣防除』
を目指しています!
その一端でも垣間見えればとても嬉しいいです♪
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