イタチを代表とする屋根裏に侵入して家屋に被害をおよぼす害獣達を駆除する害獣駆除業者選びに悩んでいる方必見! ぜひご覧ください♪
花子 『イタチの駆除をしてくれる業者さんってあるのかしら?』
太郎 『インターネットで調べてみると意外にたくさんあるよ! でもたくさんありすぎてどの業者がいいのかよく解らないなぁ』
花子 『A業者なんかいいんじゃない? 各地に手広く展開しているし、費用もすごく安い。8年間も保証してくれるってHPにかいてあるよ!』
太郎 『もしもし、イタチの駆除をお願いしたいのですが・・・・』
【約束当日】
業者A 『こんにちは!(家の中と外を5分程見て)はい、これでわかりました。これはイタチかニオイですね。あの天井板のシミはオシッコと糞です!』
花子 『えっ、天井裏とか床下とか見なくていいんですか?』
業者A 『大丈夫、プロなんでそんなことしなくてもすぐわかります。放っておくと大変な事になるのですぐ駆除をしましょう!』
![にこやかな害獣駆除業者](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/15/aswat/b5/f7/p/o0104013514527530129.png?caw=800)
太郎 『どんな方法でやるんですか?』
業者A 『忌避剤と毒エサ、それと穴の開いているところを今日封鎖します』
花子 『私たちも忌避剤を使いましたが効果ありませんでしたけど。』
業者A 『強力なプロ仕様なので大丈夫です! じゃあ、さっそく始めますね!』
太郎・花子 『は、はい! お願いします。』
業者の言うがままに施工をお願いした太郎さんと花子さん。施工終了後、3ケ月程、イタチの侵入は無かったのですが、どうやらまた天井裏でイタチの走る足音が。
花子 『あっ、また天井裏にイタチが入ってきた! 太郎さん、A業者さんに電話して!』
![憮然とする害獣駆除業者](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/15/aswat/4e/0c/p/o0106013514527530134.png?caw=800)
太郎 『うん、わかった。 あっ、もしもしA業者さんですか? またイタチが入ってきたので駆除お願いします!』
業者A 『はい、わかりました。但し、今回も費用が発生しますがよろしいですか?』
太郎 『えっ、駆除出来ていないんだから8年間無償でやってもらえるんじゃないんですか?!』
業者A 『保証等の話はしていません。 別途、保証料を頂いていない場合は一回ずつ費用を頂いています。』
太郎 『そんなぁ。。。じゃあ、もういいです。』
花子 『もうこれで来なくなると思ったからプロの業者さんに頼んだのに。そういえば、A業者に頼んだのに来たのは下請けの違う業者さんだったし、調査も簡単に済ませたから少し怪しいとは思ったんだけど。』
太郎 『そうだね。それにキッチリ駆除してくれると思ったから保証などの話もしなく、支払った金額の領収書だけしか書類ももらわなかったし。』
太郎さんと花子さんは、がっくり肩を落としながら次の対策を考えることにしました。。。
【鳥獣管理士準1級・害獣防除アドバイザー福永健司の解説】
せっかくプロの駆除業者さんに頼んだのに今回もきっちりイタチを駆除することができませんでしたね。
インターネットで『害獣駆除業者』と、キーワードを入れるとたくさんの害獣駆除の業者さんが出てきます。しかし、全ての業者さんが本当にきっちりイタチ駆除が出来るのか?と、聞かれると少し疑問詞がつきます。
にわかイタチ駆除業者もたくさん。今まで馴染みがなく全く知らない業者の中から、優良な害獣駆除業者を見つけ出すのは至難の業と言えるでしょう。太郎さんと花子さんが失敗するのも無理はありません。
では彼らの失敗例に基づいてどこがポイントだったのか解説しますね。
① 太郎さんと花子さんは、『広域に展開している業者=安心』という事から業者を選びました。本来、駆除業者の規模の大小はあまり関係なく、本当にその業者がイタチや害獣駆除に精通しているのかどうかが大事です。
特に電話受付だけをして実際訪問するのは下請け業者、と言うところは要注意。普通、イタチ駆除に精通している業者は自社での依頼をこなすのが精一杯で他社さんの依頼など行けるはずがありません。
下請けで来る業者さんは自分の所は暇ですよ、と言っているようなもので、とてもイタチ駆除のプロとは言えません。
② 『安い費用』。害獣駆除8,900円~とかHPによく表示されているのを見かけます。(弊社はイタチ駆除・25,000円~)
費用が安いのは確かに魅力的ですが、宣伝のために一部の安い施工費用を載せているだけで、実際その金額で害獣駆除がキッチリ出来ることはほとんどありません。(当然、弊社も同じことですが)ので、最低金額は余り参考にならないと考えて下さい。
③ 天井裏や屋根上、床下などじっくり見積調査をしない業者も要注意です。
特に害獣駆除はどんな種類の動物が侵入しているのかを判定するのが重要なポイントとなります。
その為、足跡や糞、断熱材の等の荒らし方、ニオイ、屋根裏などに持ち込んだ食べ物の残骸、などを慎重に調査することが必要となり、最低でも1時間、必要であれば半日ほど調査に費やすこともたびたびあります。これは実際にあった事例ですが、先に来た業者さんがニオイでこれはイタチ間違いない!と部屋に入るなり断言。天井裏も少し点検口を開けてサッと見てだけで天井板のシミはイタチの糞尿だから早く駆除した方が良いと強く施工を進められたとの事。
私が伺って天井裏などを調査すると天井板のシミは全て雨漏り、糞や足跡はネズミのものばかりでイタチの形跡は一切ありませんでした。 前業者さんはどこを見てイタチと言ったのやら・・・(苦笑)
④ 『方法と結果はキッチリ書面に』 先ず、駆除方法はなるほど!と筋が通っていなければいけません。
A業者のように法律で殺してはいけないイタチに毒エサを設置したり、家の中にイタチがいるかどうかも確かめないで出入口を封鎖するなど??が多い場合は必ず自分納得するまで説明してもらいましょう。 最後に施工と保証内容は必ず書面にしてもらう事で施工後のトラブルが防ぐことができます。保証なしは論外!、保証は長ければ長い方がベストです。あ、それとプロ仕様の忌避剤なんてありませんよ(笑)
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