秋の南天は寂しく、南天の暗い撮影地に行ってもあまり撮る天体がない...昨年の護摩壇に引き続き、今回の大塔でもやはり南天低い(赤緯ー25°)銀河ニゴーサンを狙ってしまいました。その日はたまたま南天のみ雲が少なく、全63枚中57枚(4時間45分)撮影することができました。
銀河を16cm反射でそれなりの作品にするため露光時間を増やし、前回に比べ明度を抑え赤っぽい発色と銀河の構造を浮き出すことができましたが...とはいえリコリモ(オーストラリア)で撮影されたNGC253の作例と比べたら歴然、色々要因はあるけど、あの美しい色彩はどうやったら出るのかな...。(やはり大口径?モノクロ?)
【NGC253(ちょうこくしつ座)】
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Date: 2025/9/27 22:05~ 300sx57FR (Total Exp 4h45m)
Telescope:Takahashi MT-160 MEYON CR 1000mm f6
Camera: ZWO ASI533MC
Filter: ZWO UV/IR cut
Mount: ZWO AM5
Edit: PIXINSIGHT(HDR-MT, BXT)
Shot in: Oto, Gojo-shi, Nara, Japan