今回も4/13~14西はりまで撮影した銀河ですが、撮り残したM63とあとはNGCのマイナーなものを紹介します。いずれも小さい銀河で、私の所有の光学系ではあまりにしょぼいのでトリミングしたものを主に載せています。銀河しか撮らないという「銀河ファン」もおられますが、数がとんでもなく多く、色々な種類の銀河・見え方を楽しめるのが醍醐味なんでしょうね。
1.M63(ひまわり銀河)りょうけん座
美しい渦巻きを持つ大型の渦巻銀河です。均衡のとれた渦巻きが大輪の花を思わせることから「ひまわり銀河」という愛称で呼ばれています。
【拡大(トリミング)】
【オリジナル】
2.NGC4725 かみのけ座
「棒渦巻」型銀河の一種で,斜めに中心核を貫く棒状の構造と,それを取り巻く一対の腕から構成されます。 渦の巻き方が強く,2本の腕が銀河全周をほとんど取り巻いているように見えます。
【拡大(トリミング)】
【オリジナル・アノテーション】
3.NGC5907 りゅう座
りゅう座にある渦巻銀河です。NGC 5907は地球に対してほぼ真横を向けた、いわゆるエッジオン銀河のひとつ。(以前掲載のNGC4565もその一つ)銀河を真横から見ているため、中心部分にある明るいバルジはわずかに顔をのぞかせているのみで、渦巻銀河の特徴である渦巻腕も見ることはできません。その代わり画像には可視光線をさえぎる塵が豊富な暗いダストレーン(ダークレーン)が見られます。
【拡大(トリミング)】
【オリジナル】
鏡筒: タカハシMT-160 MEYON 1XCLT(1000mm f6.3)
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO(オートガイド)
赤道儀:ZWO AM5
フィルター:なし 画像処理:PIXINSIGHT(BXT)
日時:
(1)4/14 1:33~ 300sx8FR (40分)
(1)4/13 22:58~ 300sx7FR (35分)
(1)4/13 23:52~ 300sx12FR (60分)
撮影地:兵庫県作用町(西はりま天文公園)