北天で銀河の代表といえばアンドロメダ銀河、散光星雲はオリオン大星雲、散開星団はすばる(?)、球状星団はM13(ヘルクレス座)でしょう。球状星団はやはり公共天文台やドブなど大口径望遠鏡による眼視が一番感動しますが、天体写真を撮るものにとってもまともな結果を残したい天体です。前回露出過多で失敗しておりますので、今回西はりまでリベンジを試みました。一回の露出時間の短縮(300秒→60秒)と画像処理も改善した結果、中央部の飽和は改善しました。(淡くて迫力はなくなりましたね)
【球状星団(M13)ヘルクレス座】 左上に見えている銀河はNGC6207
(前回の失敗作 300s x 25FR 13cm反射)
【データ】
鏡筒: タカハシMT-160 MEYON CLT(1000mm f6.3)
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO(オートガイド)
赤道儀:ZWO AM5
フィルター:なし 画像処理:PIXINSIGHT(BXT)
日時: 4/14 2:40~ 60s x 30FR (30分)
撮影地:兵庫県作用町(西はりま天文公園)
※画像処理はBXT・HDR MultiscaleTransformを使用
HDR MultiscaleTransformはオリオン大星雲やアンドロメダ銀河の
白飛びを抑えることができるまさに「王者処理ツール」ですね!
(SIのデジタル現像に似ている?)
BXTは球状星団には効果絶大