ケフェウス座の輝線星雲 IC1396は大きく広がる星雲で人気がありますが、その中の象の鼻星雲を今回(7/19)は長焦点で切り取って撮影してみました。久しぶりの SHO(カラーカメラ+HO/SO フィルターによる撮影)だったうえ、途中から雲が出てきて SO を十分に撮れず、カラーのバランスが Hα 優勢になってしまいました。
そのままでは色のまとまりが悪かったので、結局 PIXINSIGHTだけでは処理できず、びんたんさんの“ FlatAidePro” に頼って仕上げています。やはり S が不足すると SHO の色づくりは難しいですね。
何時間もこの画像を眺めていると、まるで彫像のように見えてきます。自然がつくり出した造形美には、いつもながら圧倒されます。
【象の鼻星雲(SHO)(IC1396A)ケフェウス座】
IC 1396Aは、太陽系からケフェウス座の方向約3,000 光年の距離にある散開星団と巨大なHII領域の複合体IC 1396の内部にある暗黒星雲(星間分子雲)。可視光波長ではその形状がゾウの頭と長い鼻のように見えることから、象の鼻星雲( Elephant's Trunk Nebula )という通称でも知られる.Wikipedia
※疑似SHOフィルターはASKAR ColorMagic(HYOというOEMメーカーもあり)以外に最近Antliaでも発売されたようです。カラーカメラでブロード・ナローを楽しんでいる方で、モノクロは買う気ないけどSHOには興味あり、という方にはお勧め。画像処理もPIXINSIGHTのスクリプト「DBXract」を使えば一瞬で自動でSHO各々の画像を作成してくれます。
中々思い通りの色が出ず、試行錯誤で時間がかかりました。(左がDBXractでSHO合成直後)
【ケフェウス座の写真星図(IC1396は右下)】
ケフェウス座は隣のカシオペア座やはくちょう座同様、豪華絢爛ですね~ IC1396以外にもクエスチョンマーク星雲、クワガタ星雲、バブル星雲、ライオン星雲、ダイオウイカ星雲、ウィザード星雲、鷹の爪星雲などなど、適当にレンズを向ければ輝線星雲が撮影できる感じです。
Date: 2026/7/19 22:08~ 300sx48FR(Total Exp 4h0m)
Telescope:Telescope:Takahashi MT-160
w/MEYON Corrector 1000mm f6.3
Camera:ZWO ASI2600MC
Mount: ZWO AM5
Filter: HO 6nm(30FR) SO6nm (18FR)
(HYO→ASKAR ColorMagic OEM)
Edit: PIXINSIGHT.FlatAidePro
Shot in: Tanba-Sasayamashi, Hyogo


