まだ暑いですが星空はもう秋、ケフェウス座は天体写真に写りの良い星雲であふれていますが、定番中の定番、ひときわ大きいIC1396はとても美しい星雲です。HOでも何回か撮っていますが、今回はじめてSHOで撮影しました。SOの輝線も光量が豊富なためSHO合成も非常に楽です。象の鼻部分もひときわ目立っています。
【象の鼻星雲(IC1396)ケフェウス座】
ケフェウス座の天の川に埋もれている巨大な散光星雲IC1396(視直径:135×165’(月の視直径31'))、北側の端にあるケフェウス座μ星(通称ガーネットスター)が美しく印象的。中央右には通称「象の鼻」と呼ばれる星雲・暗黒帯があります。
象の鼻部分(拡大)
データ
鏡筒: FSQ-85ED(レデューサー)280mm f3.2
カメラ: ASI 1600MMcool(SHO)
赤道儀: ZWOAM5 自動ガイド(ASI120mini)
フィルター:ZWO SHO 7nmフィルター
画像処理: PIXINSIGHT
日時: 9/4 22:52~
SHO各10FRx300S
(総露出2時間30分)
撮影地: 丹波篠山
※ガーネットスターにハローが出ているが原因は不明