銀河の王者 ~アンドロメダ大銀河(M31)~ 【秋の銀河シリーズ2】 | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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いよいよ秋の王者アンドロメダ大銀河(M31)の登場です。昨年撮りましたが、露出が長すぎ中心部が飽和してしまい、失敗作に終わりました。今回は60秒露出で中央部(バルジ)を飽和させずに周辺部(ハロー)の光芒を表現することに加え、ナローバンドフィルターでHII部分(いわゆる赤ポチ)を撮影・合成し、自然な感じで色どりを添えることができました。皆さん十人十色、様々な表現をされていますね。

 

【アンドロメダ大銀河(M31)アンドロメダ座】

アンドロメダ座大銀河M31は、日本から見える銀河としては最大のもので、広く一般に知られている有名な天体です。M31の広がりは満月を横に5つ並べたほどもあり、肉眼でもはっきり見える明るさです。地球からの距離は約250万光年で、これは私たちの銀河系(銀河系の伴銀河を除く)から最も近い銀河です。

 
アンドロメダ銀河のHII領域(拡大)

データ(1の画像に2のHα部分を合成)

鏡筒:  FSQ-106ED(F3RD)320mm f3
カメラ: ZWO ASI 2600MCDUO gain100
赤道儀: ZWO AM5 自動ガイド
フィルター:(1)なし(2)HYO 3nmフィルター(HO)

画像処理: PIXINSIGHT(HDR-MT・ImageBlend他)、PHOTOSHOP
日時:(1)9/7 0:25〜 66FRx60S

   (2)9/9 21:32~ 4FRx300S(総露出1時間26分)
撮影地:(1)丹波篠山市(2)奈良県山添村

(10秒・30秒も撮影、HDRしようかと思いましたが60秒だけで十分と判断し使わず)