昨日(9/15)午後、短時間ですが「星をもとめて」という関西の星まつりにるり溪(京都府南丹市)まで行ってまいりました。今回も有名な方にお会いし、色々ご指導いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
さて超メジャーなアンドロメダ銀河の次はマイナーな対象です。淡い天体で、途中で曇り中断したため露光不足になるかと思いましたが、何とか幻想的なリング部分を表現することができました。付近も星雲星団が散在し、にぎやかなエリアです。
【カシオペア座の超新星残骸(Abell85)付近の星雲星雲星団】
超新星残骸とは超新星爆発の後に残された星雲状の天体で、英語名から作った略語のSNRと表記されることもあります。おうし座のM1(かに星雲)やはくちょう座の網状星雲は非常に有名です。散光星雲(Sh2-168・169)と散開星団(NGC7788・7790)が同一視野でとらえられています。
アノテーション
ファインディングチャート
データ
鏡筒: FSQ-106ED(F3RD)320mm f3
カメラ: ZWO ASI 2600MCDUO gain100 -10C
赤道儀: ZWO AM5 自動ガイド
フィルター:HYO 3nmフィルター(デュアルバンド)
画像処理: PIXINSIGHT
日時: 9/9 22:21〜 14FRx300S(総露光時間1時間10分)
撮影地: 奈良県山添村