NGC7331はアンドロメダ銀河と似たような均整の取れた渦巻銀河、一方ステファンの五つ子は銀河群として秋の銀河の特徴的な対象で、それらのコンボは天体写真ファンの定番構図となっています。ステファンの五つ子は近接した5つの銀河でり、そのうちの4つの銀河はコンパクト銀河群として物理的に結びついています。
銀河撮影の基本の組合せ(鏡筒・カメラ)で、このくらい撮れれば満足ですが、やはり発色がいまいちですね。どうやれば海外の作例のように派手な銀河の色が出るんでしょうね。モノクロLRGBがいいのかな。(Hα添加をしてカラフルにするのは、さすがに小さすぎて無理があるで止めておきます)
【NGC7331とステファンの五つ子(ペガスス座)】
NGC7331(拡大)
NGC7331もDeer Lick Groupと呼ばれ周辺の銀河とともに銀河群を構成している。
ステファンの五つ子(拡大)
【参考】ステファンの五つ子(アノテーション)
中央下のNGC7320のみ銀河群に入っていない(たまたま並んでいる)
【参考】ステファンの五つ子(ハッブル宇宙望遠鏡)
データ
鏡筒: タカハシMT-160 MEYON CLT(1000mm f6.3)
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO gain100 -10℃
(内蔵カメラによるオートガイド)
赤道儀:ZWO AM5
フィルター:なし 画像処理:PIXINSIGHT
日時: 9/2 21:55~ 300sx20FR (1時間40分)
撮影地:護摩壇山(和歌山県田辺市)