雨水も末候、
大荒れの今朝。
ちょうど朝ごはんの準備の合間にカーテンに手をかけ
外を見た途端の太い稲妻。
「 来る。」
と、そのままそこに立っていました。
ズドーンと大地が揺れたあとに、
窓ガラスと自分のいる建物全体がぶるぶる振動して、
それからそう時間がたたぬうちに真っ白になるほど降っていた雨の
勢いが弱まりました。
「天気が崩れる」と聞けばこのあたりでは、
まずは雨か風・・・と相場が決まっていたのに、
この冬は何回降ったでしょう？
（さらに関東以外では大雪に見舞われた地域も多い冬でした。）
２月２日（金）も、
朝の天気予報の画面には「積雪」の文字。
１月から２月の半ばまで、玄米をきらしていました。
その代わりに白米がたくさんあって、
「弓田ごはん」をとくに頻繁に炊いていた。
この日の汁物は、
さっと漬けた白菜漬け（昆布、鷹の爪、柚子の皮）と厚揚げで作って、
味は塩か？醤油か？合わせたかな？・・・・
たぶんそれにお酒なんかも入れて、
とろみは蓮根粉でつけました。
（あとから残りをひとりで食べるときには、いつものように
黒酢とラー油を足して、酸辣湯にして食べました。）
さてこの日の弓田ごはん。
いつものように何を入れたか思い出してみますね。
研がない白米、オリーブオイル、
にんじん、アーモンド、れんず豆、切り干し大根、
きざみ昆布、煮干しの粉。醤油と塩。
浸水は３時間くらいです。
炊きたてではないですよ。
土鍋で炊いたのをこの日は温め直しただけ。
里芋と玉こんにゃくは、
生姜とお味噌だけで味をつけ煮ました。
麹の分量の多いとても甘いお味噌なので
お酒やみりんを使わなくてもじゅうぶん甘く煮られそうでしたし、
この頃は金時豆と合わせて食べることが多かったので。
この冬出来上がったお味噌は「５kg」と書いたけれど、
どうやら私７kg仕込んだみたいです。
（出来上がりでちゃんと量ってないのです。あはは。）
今年仕込む分は麹から作ってみようかとも
思ったけれど、断念して、
その代わりに昨年より麹の割合を減らしつつ、
８kg分仕込みました。
（塩で蓋をしてラップをした上に
わさびを載せるスペースが欲しいのだけど、
それでも琺瑯容器はまだ余裕がありました。
来年、容器の数を増やさなくてももう１〜２kg
多く仕込むこともできそう。）
さて、ごはんと汁物以外には、
いつものお茶（ケツメイシ・レモンバーム）と、
そしてたぶんだんな君が一番好きな豆、
「金時豆」の甘いの。
（一番好きでしょ？と聞いても天邪鬼《あまのじゃく》なので、
きっと認めないと思うのですよ。
それもとびきり大きいぞ！！！）
さて今は、
草木萌え動く（そうもくもえうごく）。
崩れても、
「雨水」の今なら降るのは雨なのだろうと、
予報を見ても昨日から安心してました。
何より昨日も暖かくすごせたのですから
心配だったのは「雪になるか」ではなくて、
雨でも風でも散ってしまいそうな梅のこと。
今朝はごはんを食べながら、
いつもはオナガなどわりと大きな鳥がとまっていることの多い、
窓の外の電線に今年初めて、
小さなあの鳥のシルエットを見たような？
（きっとあの子も心配してる。）
まだ雨は続く中、
チチッ、チチッ。
２人で見ても色が確認できなかったからわからないな。
雨のあとはぐんぐん暖かくなりましたね。
東京では２０℃を超えたそうです。
今日はすこし余裕をもって起きられました。
時々光合成を兼ねてベランダに出ては
枯れた葉を切ったり、鉢を動かしたりしながら、
居間と台所もいつもより長めの２時間近く
掃除しました。