師走の時間 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

12月最初の土曜日。

 

 

 

 

合羽橋道具街へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく行かぬ間に、素敵な道具についての

 

心の中のメモ帳がいっぱいに。

 

 

頭を整理するためにも実際に手で触れて考えてきました。

 

 

 

 

「重くない?」「鍋つかみ、やっとこを毎回使うのは平気?できる?」

 

・・・エトセトラ・エトセトラ・・・。

 

 

買うかどうか・・・というのではなくまだその前の段階。

 

 

良いものはそう簡単になくならないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

道具街を数時間かけて見て回って、

 

夕方、蔵前の『 Bistro Campagne 』でだんな君と待ち合わせ。

 

予約しておいた時間までの20分ほどをそのお隣の建物の

 

『 SUNNY CLOUDY RAINY』でまたひとり楽しみました。

 

 

 

 

(この冬は「小さいベランダ」の目隠しは鉢少なめですっきりさせました。)

 

 

 

 

 

こちらでは最初の写真にある

 

ほかのお店のショップカードをいただいてきました。

 

 

そして、

 

お店に上がる階段のところの六角形の窓が

 

明るい時間に見るよりもずっと素敵だことに気づきました。

 

 

 

 

はい!お土産2つ!

 

(はい!やっぱりお買い物はしてないです!)

 

 

 

 

 

 

 

 

それからその後初めて行った『 Bistro Campagne 』での夕食もとても美味しく、

 

さりげなさの中の感動を

 

たくさん見つけてきました。

 

 

 

帰り際に厨房の中のシェフと目があったので、

 

(本当は感動という心のお土産をあまりにもたくさんいただいてしまったことに

 

 感謝を伝えたくて私の方がじーーーーっと見てしまったからだと思うのだけど)

 

 

いつもほかの場所でするのより深い会釈をして帰って来ました。

 

 

 

 

 

ビストロ。

 

日常の食べ物、日常使いの丈夫な食器でのおもてなし。

 

 

 

本当にちょうど道具街でしっかり眺めてきたばかりのものたちに

 

その日のうちにまたこちらのお店で再会しました。

 

(すごく好きで、今までも会うたびに眺めてきた外国の器・・・など)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メニューを見た時にはとくに驚くことはなかったのに、

 

 

いざ運ばれてきたものを前にしたら

 

前述の器などを使い

 

どこまでも「用の美」の精神の行き届いた

 

ごくごく地味で頑丈な出で立ちのそのテーブルの上の風景に

 

「!」

 

 

さらに

 

お酒や料理を口に運んではその味に「!!!」

 

 

 

 

 

 

 

その風景だって、

 

かなり照明を落として暗めにしている店内の様子だって、

 

お料理もお酒選び方も、最後に頼んだコーヒーも、

 

ささやかで、まったく主張してくるようなものはないのに力強く

 

すごく落ち着く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その厨房も客席もまるごと全部で古くからある1軒の家のよう。

 

その家の「お父さん」が本物に触れて培ってきたそのセンスでゆったりと

 

家を整えたら・・・1度窓を開けて空気を入れ替えて

 

さあ開店。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行きたい」と言ってみてよかったなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて今度は「素人」の私の仕事のこと。

 

 

 

 

11月に作ったグラノーラには、

 

冷水希三子さんがしていたようにキヌアやハーブを混ぜました。

 

ひまわりの種がない時にクルミだけにしたりすることはあったけれど、

 

このような大きなアレンジをするのは初めてです。

 

 

 

 

 

 

今までの中島デコさんのレシピが作り慣れているので、

 

 

応用して作り続けるこの先につなげていくためにも

 

冷水さんのものではなくその作り慣れたレシピを基本にして、

 

 

変えたのは

 

台湾で買ってきたピンクのキヌアを足してから焼き上げ、

 

レーズンとオレガノとセージ(は少し)を足してからまた5分焼くということ。

 

(冷水さんのレシピでもハーブの種類に関しての指定はなかったのです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は以前から思っていたのです。

 

「わりとベーシックだろうデコさんのレシピをもっともっとシンプルにして、

 

 食べる時ごとにドライフルーツやハーブやスパイスを足す。」

 

そんな作り方にしてみてもいいのかな?と。

 

(もともとグラノーラを日々食べている国の人たちはきっとそうしているのでしょう?)

 

 

 

 

 

そんな折、

 

松浦弥太郎さんがやはりそのような楽しみ方をされていることを雑誌で知り、

 

1週間毎日ちがう味で楽しむのはやっぱりしゃれているなあと

 

思ったのです。

 

 

 

 

   (ほらね。お風呂の外カーテンを開けた景色がすっきり!)

 

 

 

 

 

 

毎日食べ続ける、

 

身体を作るための

 

「なんてことのない」ケの日のものについて

 

経験やセンスでアレンジができるのは、いいなあ。

 

(お金をいただいてよその人に食べさせる「プロ」でなくても、

 

 自分の身の回りのことに関しては自信を持ってできること。よさそうでしょう?)

 

 

 

私は

 

「自然乾燥させたハーブをもうすこしパリッとさせたい。」

 

「ラクをしたい朝のために用意しているものだから」

 

 

という理由もあって、今回は

 

シンプルにではなくてアレンジを完成させて作り置くほうを選んだけれど、

 

 

 

 

この先ハーブやスパイスにもっともっと使いなれたら、

 

食べる直前に混ぜるほうが楽しいだろうな。

 

 

 

(来年できるかな?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

師走の風景。

 

 

小さいポットひとつだったのが

 

数年で20倍くらいに増えたムスカリのポットのうちいくつかを、

 

今年は室内でも春を待たせてみることにしました。

 

 

(水栽培では上手くいくと思うのだけど、土の入った普通のポットはどうかな?)

 

 

 

 

 

これまで照明の上にいた「幸福の鳥」瑠璃色でないルリビタキ)1羽も

 

そのムスカリ鉢のところに移動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクラメにまた手を伸ばしたかったのに

 

アイディアが定まりきらずの今年。

 

 

 

 

 

 

『 SUNNY CLOUDY RAINY』で出会った

 

ヒンメリのすごく小さなお人形が

 

今まで見たことがないようなとても繊細な細かい造りのもので、

 

素敵すぎて心が震えた!

 

 

 

 

クリスマスのオーナメントセットに入って売られているようなものを

 

私が以前に「ぼんやり」と編んだ上の写真のマクラメのものとすると・・・

 

あの日出会ったそれは「編み物の上手な人」が

 

シンプルだけどきっちりと編んだレース編みの人形・・・?

 

 

それくらいの差があるかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

「プロ」の人が作ったのかしら?

 

 

それとも「家仕事の達人」、人生経験も豊かな「素人」、

 

お孫さんもいるかもしれない家庭の「おばあちゃん」が作ったものなのかしら?

 

 

(糸状のものを「編んだり」、「織ったり」、「結んだり」して

 

 自在に物を生み出せる人を「素人」と呼ぶのは

 

 なんとも不思議な気もするけれど。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は素敵なオーナメントをもうすでにひとつ買ってしまったよ。

 

 

あとは今あるものと手の届く範囲のものを使って

 

自分の手と力で工夫して

 

クリスマスまでに徐々に飾ると決めたんだ。

 

そしてそのままいつものように年越しして春まで。

 

 

 

 

 

 

・・・春までに出来上がればいいかな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

このカードのお店におじゃまするのが先?

 

それともあのヒンメリのお人形にまた出会うご縁の方が

 

早くやってくるかしら?