アリやハチなどの昆虫や魚などの群れの動きにみられる群知能。
リーダーが導いているわけではないのに、集団がひとつの塊として動くのが面白い。
群れについて調べているうちに次の記事にであった。
これは巨大なる生命体。ドローンで撮影した羊の群れが一斉に移動する壮大なる映像
http://karapaia.com/archives/52251409.html
この記事で紹介されているユーチューブ画像はこちら。
(後半の黒いのは牛??)
これを見て、羊がよくまとまって動いてるなぁと思うと共に、
「犬がまとめてるの?」とも思った。
次の動画から、羊は単純に「犬を避ける」「羊同士集まる」だけに見える。
犬は人からの何種類かの指示を聞き分けて動いているようだ。
上の動画では言葉で犬に指示を出していたが、笛や口笛で指示している場合もある。
そして、羊の群れについて検索していると、よく出てくるのがナポレオンが言ったとされる言葉。
言い換えると、「バカなやつ・弱いやつたちも使いよう」ってことか?
現実の羊の群れに、特別なリーダーはいないようだ。
Q 羊の群れは、どうして同じ方向をむくのか?
羊の群れには、猿のように決まったリーダーやボスがいない。上下関係もない。そのため、群れの中のどれか1頭が危険を感じたり、何かに気づいて反応すると、他の羊もみんな追従する。たとえば1頭が走り出すと、全頭が一斉にあとに続いて走る。羊にとって「自分だけ別の行動をする」ことは非常に不安なことで、1頭だけになるとパニック状態になり、捕まえるのも難しい。そのため「1頭の羊を捕まえるよりも、100頭の羊を捕まえるほうがたやすい」といわれるほど。
こうした習性は、羊の群れが狼などの敵から素早く身を守る大切な習性だが、群れの最後のほうにいる羊は、自分がなぜ走っているのかさっぱり分からないだろう。
性格
性格は温順で、臆病というのが一般的ですが、山羊との比較の中で私的考察をしてみます。 羊と山羊は似て非なるもの 羊と山羊は生態的にはかなり近い動物であり、偶蹄亜目、反芻類、牛科に属しますが互いに交配はできません。私が以前山羊の牧場を管理していたときにその行動から両者には大きな違いを感じました。
集団性と単独性
山羊の群を追いかけると最初は羊群と同じく右往左往一群となって逃げますが、追われている対象が自分ではないと分かると、我関せずと平然と草を食べ始めたりするのです。ある意味薄情、いや独立心が高いというのがあてはまるのかもしれません。そして馬鹿と煙と山羊は高いところへ登りたがるのも事実。たとえば運動場に小山があるとその上に登ります。さらにその山の頂上に台を置くとすると争ってその上に立とうとするのです、それも器用に狭い場所でも。また柵の扉を簡単な留め金を引っ掛けるような仕組みで閉じておくと、しばらくすると学習して角で引っ掛けて留め金を外して脱走します。それに比べて羊はといえば、追いかけると一頭動くと皆動く迷える羊群となります。
なお、狼も群れる動物。
こちらはリーダーが統率する群れだ。
「リーダーがいる方がうまくいく群れ」と「リーダーがいない方がうまくいく群れ」がある。