皆さま、こんにちは!
今週は久しぶりに関東の駅巡りを楽しんできました。
一昨日に常磐線で起きた人身事故の影響で
予定はグダグダでしたけど、
とりあえず巡りたい駅はすべて周れました。
その日の出来事は
後日のブログにUPすることにしまして…
今日は土佐くろしお鉄道中村線から
西大方(にしおおがた)駅の訪問記です。
中村線が第三セクター化される以前の昭和45年、
国鉄時代に開業した駅でしたよ。
西大方駅が開業した昭和45年と言えば、
中村線が土佐佐賀駅から中村駅まで延伸した年。
同時に開業した中村線・有井川駅は
現在はホーム上に密閉式の待合室を持ってますが、
開業当時は同じ仕様の待合所を持つ
双子のような駅だったんですって。
土佐くろしお鉄道・有井川駅
先月のブログでもでも書きましたが、
有井川駅は開業当時、
駅名を東の集落名「井田」にするか
駅がある「有井川」にするかで揉め、
結果、両集落が大方町内にあることから
「東大方駅」で決着してます(昭和57年に現駅名に改称)。
同じ大方町(現・黒潮町)内に開業した西大方駅ですけど、
有井川駅のゴタゴタがなければ
「大方駅」を名乗っても良かったように感じるのは
自分だけでしょうかね?
そんな西大方駅は国道56号線のすぐそばにある駅で、
駅正面、国道越しを蛎瀬(かいせ)川が流れてます。
蛎瀬川添沿いに数多くの古墳があるそうですけど、
水運の影響でしょうかね?
ホームから蛎瀬川を見るとこんな景色です。
吹き付ける風が気持ちよくてイイ感じでしたよ。
駅前を用水路が流れているので
プチ鉄橋を渡ってホームに進入します。
出入口に橋が架けられてる駅って
意外に少ないのではないでしょうかね?
斜度40度の階段に国鉄を感じます。
苔の生え方がいとおかし。
西大方駅の全景です。
ホームの黄色線が点字ブロックではなく
最後に…
待合所の中に貼られていた案内パネル、
「NTT」の表記はありますけど
電電公社時代に書かれたモノじゃないでしょうか?
「街頭公衆電話」の記載が気になります。
公衆電話がある位置に
黒電話タイプのピクトグラムが描かれてますけど、
現代の子たちはコレの意味がわからなかったりして?
ちなみに「電話」のピクトグラムは
20年以上前からポスター上にも描かれている
「受話器のみ」タイプが一般的だそうな。
こんな案内パネル一枚でも歴史が楽しめるだなんて…
駅の魅力は底なし沼だと思いません?
窪川駅
若井駅
荷稲駅
伊与喜駅
土佐佐賀駅
土佐入野駅
西大方駅(平成28年10月13日)
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れるフォロワー登録をお願いします!