皆さま、こんにちは!
先週は5カ月ぶりに北海道を旅してきました。
目的は今年3月に開業した2駅を訪れることです。
その様子は後日にブログアップすることにしまして…
今日は昭和63年に
JR四国から第三セクター化された土佐くろしお鉄道中村線から、
土佐上川口(とさかみかわぐち)駅の訪問記です。
土佐上川口駅は昭和45年、
国鉄中村線が開通した際に設けられた生粋の国鉄駅で
駅舎はなく、単式ホームがあるだけの無人駅でしたよ。
こちらの駅、ホームから太平洋が望めて
それはそれですごいのですが、
それ以上に驚いたことがありまして…
ホームは車両3両分、60メートルほどの長さなのですが、
出入口がなんと3か所も設けられてるのです!
①~③の番号を入れた場所に出入口があるのですが、
これだけ出入口だらけの駅は
全国的に見ても珍しいのではないでしょうかね?
まずは東側から①の出入口です。
築堤上に設けられたホームまでは長めの階段で結ばれてました。
続いては②の出入口。
見るからに「最近出来た」っていう雰囲気です。
事実、もっとも新しい出入口らしい。
駅前の集落に行くにはもっとも便利そうな出入口でした。
最後は③の出入口です。
ここは民家の裏手口に繋がってる感じですね。
こんな状況で出入口だらけな土佐上川口駅でしたが、
それじゃ、開業した当時からこんなんだったかと思いきや、
当時は①の出入口だけだったようです。
JR四国の無人駅、
駅舎に面していないホームには
車掌さんが集札業務の際に利用していたと思われる
小さな上屋が設けられてますが、
土佐上川口駅はここにあるのはそれが理由のようですよ。
ちなみにこの出入口を降りると林道に出れる模様。
駅の目の前を林道が伸びてるとか
スゴイと思いましたが、
土佐上川口駅がある黒潮町は林業が盛んで
スギやヒノキの名産地なのだそう。
街をあげて林業従事者のキャリアアップの支援を
しているそうですよ。
土佐上川口駅から職場(林)まで通勤…って、
さすがにそれは無理かな?
見た感じは小さな無人駅ですが、
実は特急停車駅だったりします(上下合わせて4本停車)。
土佐上川口駅を侮っちゃいけませんぜ☆
…以上、ホームが出入口だらけの
ユニークな造りを持つ土佐上川口駅の訪問記でした。
最後に、ホーム築堤の壁面が落書きだらけでしたが
コケの表面をなぞっただけなのでセーフ!
ところでこれって何かの暗号だと思います?
仙厓和尚が描いた禅画という説もありますけど…
そんな格式ある落書きじゃありませんよね?
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土佐上川口駅(平成28年10月13日)
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