皆さま、こんにちは！
あれよあれよという間に大晦日が来てしまいました。
今年の良かったこと…仕事が忙しかった
今年の悪かったこと…おかげで趣味の駅巡りが進まなかった
来年は仕事と趣味をバランスよくこなしたいですね。
それとブログの更新もチカラを入れなくちゃ。
このままじゃ、公式ブログのタイトルが剥奪されちゃいそうですから。
例年の年末は駅巡りを楽しんでいた自分。
今年は自宅でノンビリ過ごしてましたよ。
年明けにチビ（20歳♀）の成人祝いを兼ねてTDSに行きますので
その日に向けて財力を蓄えときます。
４年前の年末は飯田線沿線を巡ってましたっけ…
今日はその日に訪れた、
飯田線・三河東郷（みかわとうごう）駅の訪問記です。
飯田線の前身である豊川鉄道の手により明治30年に開業、
当時の駅名は「川路駅」でしたが
昭和18年に国有化された際に現駅名に改称されたそうです。
ちなみに「川路」は明治22年に消滅した村名
（地域名としては現在も残ってます）、
「東郷」は合併により昭和30年に消滅した村名と
地域の歴史を引きずった駅名ですわね。
今ある駅舎は平成19年に改築されたモノとのこと。
それ以前はこの位置に、
私鉄時代から引き継がれた駅舎が鎮座してたそうですよ。
現駅舎の右側に旧駅舎の基礎が見えることから
改築によって半分ぐらいの大きさに減築されたようです。
駅前を横切る道路は県道439号線。
主要幹線の国道151号線は駅の裏方向に伸びてました。
クルマの通過台数はそこそこに多い印象だったかな？
駅舎前に頑丈そうな自転車を括り付ける柵が置かれてるな～
と思いましたら、「長篠の戦い」で用いられた
馬防柵（馬の進入を阻止する柵）を模したモノなんですって。
Wikipediaを見て知りましたよ。
駅舎はJR東海エリアの無人駅でよく見かける
コンクリート打ちっぱなし物件。
カッコいいけど冬は寒く感じそうです。
待合室のコーナーに「善意の本棚」と掲げられた本棚がありました。
本のラインナップは以下の通りです。
マンガ本はニャンコ度が高めでしたが、
持ち寄られた方の趣向でしょうかね？
ニャンコのグラビア記事や袋とじ記事があれば
見たかったなぁ。
それでは構内踏切を渡ってホームに進入しましょう。
三河東郷駅は列車の行き違いが可能な島式ホームを持つ駅でした。
明治30年に開業した三河東郷駅でしたが、
ホームの仕様がやたらと新しいのは
大正14年に電化された際にホームが造り替えられた？
とか色々と考えましたが…
よく見ると、古いホーム層が
大海駅側に車両２両分の長さだけあったのを確認。
豊川鉄道が電化した際に
現在のホーム長に改修されたのでしょうね。
島式ホームの全景です。
国鉄時代は三河東郷駅でも貨物の取り扱いがあったらしい。
構内の北側が広く空いているので
昔はここに貨物ホームがあったのではないかと思いましたが、
構内に残る私鉄時代の架線柱に注目です。
古い架線柱は空き地を跨いでいないのですよ。
そこでチェックしたのが
国土地理院のサイトに掲載されてる昭和54年撮影の航空写真です。
駅舎の西側に保線車両の伸びてるのがわかりますかね？
戦後からしばらくは
この位置に貨物ホームが鎮座していたっぽく。
留置線は今も現役ですが、
ここで貨物の取り扱いが行われていたのは
間違いないと思います。
奥に見える留置線を跨いだ架線柱にも注目くださいね。
飯田線で貨物列車を牽引していた電気機関車と言えば
戦前製のED14やED18、ED26等々…
想像するだけでヨダレが出てきちゃいますって、じゅるり。
青春18きっぷが３日分手元にあるので
正月明けに駅巡りをしようと思案してました。
来年は仕事もがんばるけど
駅巡りも精を出しますからね！
↑（豊橋駅方面）
牛久保駅
豊川駅
三河一宮駅
長山駅
東上駅
野田城駅
新城駅
三河東郷駅（平成29年12月29日）
大海駅
本長篠駅
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