皆さま、おばんです!
「工業団地」と聞いて、どんな景色を思い浮かべますか?
自分はこんなんや…
こんな景色が頭の中にありました。
上の2枚の画像の場所が当てられたらスゴイ!
当たっても景品はありませんのであしからず。
土佐くろしお鉄道宿毛線にはなんと!
駅名が工業団地(こうぎょうだんち)な駅があるのです。
高知西南中核工業団地の最寄り駅らしいですが…
どのような工業地帯にある駅なのか尋ねてみました。
工業団地駅は宿毛線が開通した平成9年に開業した駅です。
造りは想像してたよりも地味な感じ。
単式ホームがあるだけの無人駅でしたよ。
ホームは切通しのど真ん中にあるために
辺りを見渡しても工業団地っぽい建物群の姿はなし。
本当にここが「工業団地駅」なのか疑いましたが、
駅名標を見ると間違いはなさそうですね。
西隣りにある平田駅は600メートルしか離れておらず、
ホームから平田駅の姿が見えるのが面白いです。
ホームから構外に出るための階段がありますが、これが結構長いの。
日頃から運動不足の自分は息を切らしながら登りましたよ。
上からホームを見るとこんな感じ。
足元がすくわれて、階段の上でコケたらヤバくありません?
こちらの駅、泥酔しながらの利用は控えた方が得策でしょう。
階段を登り切ればそこは工業団地のど真んなか~
と思ったのですけど…
駅前広場に建物は一軒もなく、あるのは自転車置き場だけでした。
なんか想像していた工業団地駅と違う。
勝手に「工業団地のど真ん中にある駅」と思い込んでましたが、
案内板によれば当該の工業団地は現在地よりも南側にあり、
あくまでも「最寄り駅」であることからこの駅名が付いたみたいですね。
最後は工業団地駅を俯瞰した画像で〆ます。
実はこの工業団地自体、駅と同様に歴史は浅くて
造成が始まったのは平成時代に入ってからだそうです。
周囲には学校が多くあるので、
実態は工業団地の通勤客よりも通学生の利用が多い駅らしい。
駅前風景が賑やかになるのはこれからってことで。
煙突だらけの工業地帯を期待されてる方、
この辺りはソーラーパネルしかありませんので
念のために言っておきますね。
工業団地駅(平成28年10月13日)
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