皆さま、こんにちは!
今日は、国鉄時代から利用者の少なかった
牛ケ原(うしがはら)駅の訪問記です。
越美北線の越前田野駅とは国鉄時代から
乗車数ワースト記録を競う仲でしたが(実際はそんな仲じゃありません)、
今は乗車数/日が1人未満の柿ケ島駅に追い越されたらしく。
それでも乗車客数は片手に収まる位らしいですから、
牛ケ原駅には今後も頑張ってほしいですね。
牛ケ原駅は越美北線が開通した昭和35年に開業した駅で
造りは同時期に開業した他の無人駅と一緒。
しかしスロープが設置されたために近代的な装いでした。
利用者数が少ない牛ケ原駅が
先行してバリアフリー化された理由が気になります。
牛ケ原駅の全景はこんな感じでしたよ。
辺り一面を田んぼに囲まれた牛ケ原駅ですけど
ここ、実は只の田んぼじゃないらしいです。
辺り一帯は京都の醍醐寺が手掛けた荘園(牛ケ原荘)跡で、
平安時代から続く由緒ある田んぼだそうですよ。
その影響からか、牛ケ原駅がある乾側(いぬいかわ)地区は
良質な種もみ(お米の種)が獲れることから
種もみの生産高が全国No.2の地域とのこと。
乾側地区、スゴイじゃないですか!
それでは構内を覗いてみましょう。
牛ケ原駅は単式ホームがあるだけの棒線構造の駅で、
ホーム中央に開業当時に設けられた待合室が鎮座してました。
ホームから見える位置に乾側地区の観光看板が立ってます。
天気が良い日はここから「天空の城」として知られる、
お城から雲海を眺めることが出来る越前大野城が見えるみたいですよ。
しかしこの日は曇り空でお城を見ることは出来ませんでした。
これって「雲海」を見るのにはピッタシな天候だったのでしょうかね?
翌日まで地元・仙台に戻らないといけなかったので諦めましたが、
ここをスルーしちゃったことを結構悔やんでました。
これを「駅前」と呼んでいいのかな?
直線距離で300メートルくらい離れてましたっけ。
乾側地区はカタクリの群生地としても有名で、
3月下旬から4月が見頃だそうです。
春に「カタクリまつり」が催される
「矢ばなの里」までの案内看板も掲げられてました。
ところで、矢印の先を眺めましたが肝心の施設はどこにありますのん?
大野市のHPによれば、「矢ばばの里」までは駅から距離で2キロ弱、
徒歩30分ほどで着けるそうですよ。
牛ケ原駅の利用者数が少ない理由について考えましたが、
わかった気がするのは自分だけかな?
どこに行くにも駅から遠すぎやしませんかね?
↑(越前花堂駅方面)
美山駅
越前薬師駅
牛ヶ原駅(平成28年12月30日)
北大野駅
越前大野駅
勝原駅
九頭竜湖駅
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