皆さま、おはようございます!
福井県が豪雪で大変なことになっちゃってるみたいで。
福井だけではなく、日本海側の地域は
どこもかしこも雪だらけのようですけど、
どうぞこれ以上被害が広がりませぬように。
そんな中だってのに、自分らが暮らしている太平洋側が
穏やかな天気が続いているってことが不思議でなりませんよ。
福井は一昨年の年末、越美北線の駅巡りを楽しんできました。
ここも豪雪地域のために当面は列車の運行が休止してるみたいで。
ここは越美北線では珍しい、駅舎を持つ駅でしたよ。
越美北線・越前東郷(えちぜんとうごう)駅です!
越前東郷駅は昭和35年に、越美北線の開通に併せて開業した駅です。
国鉄時代は、越美北線内では数少ない列車交換可能駅で
(22駅あるうち行き違い設備がある駅はわずか3駅)、
これが理由で交換要員を配置する有人駅だったそうですけど、
国鉄末期に同線のCTC化が完了したために業務委託駅化、
現在は無人駅に変わってました。
交換設備も現在は撤去されてしまったみたいですね。
それにしても、越前東郷駅は見るモノがありすぎる。
近くには槙山城があり、東郷の街も城下町だったそうですけど、
そんなんじゃなくて…
駅のすぐそばにミッ〇ーが吊るされていて、
何かと思いましたら、タクシー会社さんの看板だったようです。
泰夢里(タイムリーと読むみたい)さん、カッコイイ!
近くにはチャリンコの空気入れが!
「チャリがパンクした」 → 「タクシーを利用しよう」
…という流れじゃなくて、
タイヤの空気が抜けたチャリを救っちゃうところが素晴らしいです。
東郷の街は優しさで出来ているのですね。
こちらは多分、ホイールキャップを利用した灰皿。
こんなもんで灰皿を作っちゃうとは…
東郷にはDIYの達人がいるのか?ヒロミさんがいるのか?
待合室のカレンダーにはさりげなく一言が添えられてましたよ。
東郷の街、愛が満ち溢れ過ぎではないか?
他にもいろいろあるのですけど、
キリが無いのでこの辺で止めときまして…
越美北線は昭和35年に開通した南福井貨物駅-勝原駅間、
昭和47年に延伸した勝原駅-九頭竜湖駅間があり、
それぞれの駅が一時に集中して開業しているために
画一化されている点…というか特徴が無いところが特徴です。
なんのこっちゃ。
そんな中にある、他では見れない駅舎を持った越美東郷駅ですから、
ついつい興味深く見てしまいましたよ。
これも駅名標なのかな?
おつくねって何ぞや?と思いましたら東郷の方言で、
おにぎりのことを言うそうです。
この看板をひと目見て、おにぎりだろうなとは思いましたけど。
続いては通路を通ってホームにイン。
構内踏切もあり、一見すると島式ホームのように見えますけど…
わかりますかね?駅舎寄りのホームにフェンスが張られているのが。
現在はホームの片面は保線車両の留置線として使われており、
旅客列車は進入出来ない構造に変わったそうです。
列車の本数の減少によってホームの片面が廃止されたのでしょうが、
それでは国鉄時代とそんなに本数が変わったのか調べてみたら、
昔はここを発駅・終着駅とする列車が運行されてたようですね。
昭和57年までは貨物列車も運行されてたみたいですし…
タクシー会社さんが自転車の空気ポンプを置かなくても
お客さんが拾えた時代があったのかもしれません。
最後は駅前風景で〆ます。
ん?この庭園、夜はLEDが点灯するのか?
冬はやがて春になるとは言いますけど、
天気予報を見る限りは福井の春はまだまだ遠そうな気配。
皆さま、どうぞ今日もご安全に!
↑(越前花堂駅方面)
越前東郷駅(平成28年12月30日)
越前高田駅
市波駅
小和清水駅
美山駅
越前薬師駅
越前大宮駅
計石駅
牛ヶ原駅
北大野駅
越前大野駅
下唯野駅
柿ヶ島駅
勝原駅
九頭竜湖駅
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