皆さま、こんにちは!

 

今日は昨年12月に訪れた

豊橋鉄道渥美線・大清水(おおしみず)駅の訪問記です。

大清水駅は渥美線が開通した大正13年に開設された駅で、

渥美線では数少ない駅員配置駅でした。

渥美線に16ある駅のうち有人駅は6駅だけですので、

存在の貴重さがわかりますよね。

 

駅から600メートルほど離れた先には県立豊橋南高校があり、

普段は通学生の姿が多く見られるらしいです。

 

ところが、自分がここに来たのは12月30日のこと。

当然ですけど大晦日を翌日に控えたこの日は高校生はいませんでした。

この状態を狙って来たと言ったら大袈裟かな?

駅ファンは誰も写っていない駅舎の写真を撮るために、

年末年始も休むヒマはありませんのよ。

 

かつては大清水駅にも大きな木造駅舎があったようですが、

昭和50年代半ばに現在の駅舎に建て替えされたようです。

その際に店舗を併設した造りに変わったようで。

豊橋鉄道・大清水駅

店舗には居酒屋さんが入居してましたが、

店舗側にも駅名標が掲げられているのがスゴイ!

…というか、これがないとこちら側から見たら駅だとわからないかな?

 

ビールって真冬の寒い日でも飲みたくなるのはなぜでしょうか?

豊橋鉄道・大清水駅

そして焼き鳥は皮の塩に限る、異論は受け付けません。

 

駅舎に入ります。

豊橋鉄道・大清水駅

ここで駅員さんに駅の写真を撮りたい旨を伝えると、

「どうぞ、気が済むまで遠慮なく撮っていってくださいね」

と笑顔で返されました。

三河田原駅や新豊橋駅でも感じたことですけど、

豊橋鉄道の駅員さんはファンにとても優しい方ばかりと思います。

そんなお気持ちを仇で返すことが無いよう、

マナーを守って撮影せねば。

 

お客さんが居なくなった時間を見計らってホームにイン。

豊橋鉄道・大清水駅

 

大清水駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造でした。

豊橋鉄道・大清水駅

豊橋鉄道・大清水駅

 

大清水駅ではかつて 貨物の取り扱いがあったそうで、

昭和44年に廃止されるまでは

駅の西方に位置する豊橋紡績まで貨物専用線が伸びてたとのこと。

豊橋紡績の跡地にゴルフ練習場が建ってますが、

その手前側まで専用線の名残である側線が今でも残ってます。

豊橋鉄道・大清水駅

酒のアテには鶏皮よりもこの風景の方がいけちゃうかな?

 

渥美線の駅はどちらかというと画一的な、

趣味的に見ると面白みが少ない駅が多いですけど、

大清水駅はなかなか個性的な駅でした。

豊橋鉄道・大清水駅

こんな古い待合室が今でも健在なのですよ。

 

こちらは上屋に吊るされていた駅名標。

相当昔のモノではないでしょうかね?

豊橋鉄道・大清水駅

 

こんな人情味あふれた看板があるのも大清水駅の魅力。

豊橋鉄道・大清水駅

かつて付近に湧水が噴き出ていたことから

付いた地名(駅名)だそうですよ。

 

最後は大清水駅を行き交う列車の姿で〆ます。

豊橋鉄道・大清水駅

豊橋鉄道・大清水駅

ここでは元・東急7200系の豊橋鉄道1800系が元気に活躍中です。

東急7200系を改造した上田交通7200系は先月引退しましたし、

他で活躍中するのは大井川鐵道の元・十和田観光電鉄車のみ。

今じゃ貴重な存在なのではないかしら?

電車に興味がある方なら、もっともっと楽しめたかもしれませんね。

最後に駅員さんが

窓口から笑顔で見送ってくれた大清水駅の訪問記でした。

 

 

訪問駅リスト(私鉄線 第三セクター線 ほか)

豊橋鉄道渥美線

 

新豊橋駅

柳生橋駅

小池駅

愛知大学前駅(平成29年12月30日)

南栄駅(平成29年12月30日)

高師駅

芦原駅

植田駅

向ヶ原駅

大清水駅(平成29年12月30日)

老津駅

杉山駅(平成29年12月30日)

やぐま台駅(平成29年12月30日)

豊島駅(平成29年12月30日)

神戸駅(平成29年12月30日)

三河田原駅

 

駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。

新着情報がすぐ受け取れる読者登録をお願いします!