皆さま、こんにちは!

 

先日、地元の新聞を見たら驚きの記事が!

気仙沼駅構内の2本のホームを繋ぐ跨線橋が

間もなく撤去されるみたいです。

この跨線橋、ここに来るたびお世話になっていたのですよね。

 

跨線橋の上からは、こんな景色が楽しめましたよ。

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ちなみに上の写真は平成21年に撮影したモノで、

構内は現在、こんな感じに変わってました。

ご存知の方も多いと思いますけど、

大船渡線・気仙沼線の一部区間が

BRT(バス高速輸送システム)化されたために

構内の一部をBRTレーン(専用ホーム)に改装。

2つのホームを繋ぐ横断歩道が新設されたために、

跨線橋は用途不要になりました。

跨線橋はまだ撤去前ですが、既に進入は出来なくなったみたいですね。

残念!

 

気仙沼駅は東日本大震災後の平成24年、

観光拠点として活性化を図るためにリニューアルされましたが、

改装後の様子はまだブログに挙げてませんでしたので、

今回は、改装後の画像をUPしたいと思います。

 

まずは駅舎の全景から。

上は平成21年に撮影した写真で下は平成27年のモノでした。

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どこが変わったかって?一目瞭然でしょうよ!

 

駅舎の入口にアプローチゲートが建ちましたの!

入口にゲートを新設してイメージチェンジを図るのは、

最近、全国の駅でよく見かける手法です。

これを見てると昭和時代の看板建築思い浮かべるのは自分だけ?

気仙沼駅は「ポケモン with YOU トレイン」の発着駅のために

入口にピカチュウがいましたわ。


リニューアルによって一番変化したのは

駅舎じゃなく、構内にあるプラットホームでした。

1・2番線ホームはBRT専用ホームに割り当てられたために

線路を撤去しBRTレーン化。

ホームとバスのステップの高さが合うよう嵩上げされたのです。

 

こちらはバスのステップとホームの写真。

高さがほぼ面一に合わせられてるのがわかりますよね。

 

気仙沼駅は大船渡線(一ノ関駅方面)の列車が発着しますので、

3番線ホームは従来通り、鉄道用のホームが残っております。

奥にキハ100系気動車が停まっているのが見えますでしょうか?

 

上の2枚の写真を撮った場所が例の跨線橋ですけど、

これも間もなく見納めとは…。

 

跨線橋からは、こんな景色も楽しめましたっけ。

大船渡駅方向に伸びる大船渡線BRTの専用レーンです。

ここからは、線路がBRT専用レーンに切り替わる様子が見えました。

この先、鉄路として復旧する日は二度と来ないのでしょうかね?

 

なお、鉄道用として唯一残された3番線ホームも

複数の列車が停車できるよう、新たに頭端式ホームを増設。

こちらも大改良されてますぜ。

 

震災前はごくごく普通の島式ホームだったのに、

バスと列車が供用する「世にも奇妙な島式ホーム」に変わろうとは。

 

最後は大船渡線の列車の写真で〆ます。

 

駅構内はいろいろと変化しちゃいましたけど、

駅前にある灯台のモニュメントや日通事務所は健在で

まだまだ見どころが沢山ある気仙沼駅でした。

今年の4月1日には、大船渡線BRT内で

まちなか陸前高田駅の廃止や栃ヶ沢公園駅の開業が

待ち構えておりますので、またここに来なきゃなりませんな。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

大船渡線

 

↑(一ノ関駅方面)

真滝駅

陸中門崎駅

岩ノ下駅

陸中松川駅

猊鼻渓駅

柴宿駅

摺沢駅

千厩駅

小梨駅

矢越駅(平成27年4月4日)

折壁駅

新月駅(平成27年4月4日)

気仙沼駅(平成21年8月1日) ・改装後(平成27年4月4日)

鹿折唐桑駅

上鹿折駅

陸前矢作駅

竹駒駅

陸前高田駅(平成21年8月1日)

脇ノ沢駅

小友駅

細浦駅

下船渡駅

大船渡駅

盛駅【BRT】(平成25年4月3日)

 

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