皆さま、こんにちは!
お盆休みもいよいよ今日で終わりですね。
自分は遠出は出来ませんでしたが、
休み期間、お仲間さんのブログを見て旅した気分に浸ってましたよ。
安上がりだな、自分。
青春18きっぷは一応は買ったんですけど、
利用は8月末辺りからになりそうです。
今回は、今年の春に青春18きっぷで訪れた、
大船渡線・矢越(やごし)駅です!
この日は気仙沼線のBRTに乗車 するために
気仙沼駅に向かったのですが、
必要以上に早い時刻を出発する電車に乗ってしまい、
時間を持て余してしまいましたの。
そこで下車したのがこちらの矢越駅。
早い時刻の電車に乗らないと損した気分になること、
皆さんも同情していただけますよね?
矢越駅で下車するのは初めてです。
この列車で下車したのは近所のおばあちゃんと自分の2人でした。
乗ってきた列車を見送ります。
毎回ここから駅舎(待合室)観察を始めるのですが、
一緒に降りたおばあちゃんが待合室の中でお休みされていたので、
待合室チェックは一旦後回し。
辺りからは怪しげに見られがちな、構内観察タイムに突入です。
誘導プレート(黄色のパネル)が貼られぬまま、
今でも白線が残るホームに萌え萌えな自分。
この気持ちは同情乞いません。
築堤上にあるホームから階段を降り、駅前広場を眺めました。
…ここで、ネットで「矢越駅」を検索っと。
矢越駅は大船渡線が開通した昭和3年に開業した駅で、
今から10年前(平成17年)までは木造駅舎が残っていたらしい。
その駅舎は、階段の真下にあったとのこと。
駅前には商店らしきものはなく、
ネットで見つけた古い航空写真と現在の様子を見比べてみましたが、
この辺りは昔から、街の構造自体は大きく変わっていなさそうでした。
以上、矢越駅のひと通りのチェックを完了!
…列車が来るまでまだ40分もありますので、
もうしばらく矢越駅と戯れますよ。
ヒーターまで備え付けられた、バリアフリータイプの公衆トイレです。
冬場はここで寝泊まり出来そうなレベルの快適さでしたよ。
駅前の県道脇に立っていた、これまた立派な土地の境界標。
トタンが織りなす芸術品、ここに極まり。
駅前にあるこの倉庫、
JR東日本東日本グループのジャスターが管理するもののようです。
倉庫を舐め回すように眺めていたのですが、
畑仕事をしていたおばちゃんから不審な目で見られましたので終了。
列車が来るまであと30分か。
ホームにあった花壇です。
廃タイヤのサイドウォール部分を切り離してひっくり返すと、
待合室にいたおばあちゃんが出てきましたので、
待合室、すごくきれい!
小さな待合室ですけど、お花がいけてあったり、
座布団が敷かれていたり、漫画が並べてあったりして、
まるで、田舎のおばあちゃん家に遊びに来た感じですよね。
小さな待合室だけの駅に変わっても、
地元の方々の駅への愛着は不変であることを
矢越駅は感じさせてくれました。
それだってのに、古い木造駅舎が見れなくてがっかりしている自分、
本当にお恥ずかしい限りです。
自分のばかばかばか~!
最後は駅のベンチで漫画を読みながら、
心地よい時間を過ごさせて頂きました。
以上が自分流の、無人駅での過ごし方でした。
たまに「わざわざ遠くまで行って、駅だけ歩いて楽しいか?」
っていうツッコミがありますが、
これを見ていただければ、その楽しさが伝わったんじゃないでしょうかね?
えっ、全然伝わってこない?
↑(一ノ関駅方面)
真滝駅
陸中門崎駅
岩ノ下駅
陸中松川駅
猊鼻渓駅
柴宿駅
摺沢駅
千厩駅
小梨駅
矢越駅(平成27年4月4日)
折壁駅
新月駅
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上鹿折駅
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