皆さま、おばんです!
平成24年3月10~11日の2日間、
1泊で十和田観光電鉄沿線・八戸周辺を旅してきましたが、
その最大の目的はこの駅に向かうことだったのですよ。
その駅とは…
八戸線・プレイピア白浜(しらはま)駅です!
「プレイピア白浜」
青森県八戸市鮫町にあった遊園地で、
昭和60年にオープンするも施設の陳腐化により平成10年に閉園。
自然公園として平成13年に再開しますが
平成21年に再び閉園してしまった行楽施設なのです。
Yahoo!地図を開くとなぜか今でも遊園地時代の写真が出てくる不思議。
プレイピア白浜駅は
遊園地の最寄り駅として昭和61年に開業した駅でしたが、
当の施設がそんな状態だったために
平成7年以降は列車の停車が休止され、
以来今日まで「列車が停まらない駅」状態が続いてたのです。
そしてついに、数日後に迫った3月17日のダイヤ改正で
廃止が決まりましたの。
そんなプレイピア白浜駅訪ねたのは3月11日のこと。
東日本大震災の影響で長らく不通だった八戸線が復活する
直前の日でした。
まずはプレイピア白浜の表玄関であった県道1号線付近の出入口です。
ここが多くの家族連れで賑わっていたなんて信じられませんね。
各地の廃墟スポットに共通する虚しい空気が漂っておりました。
前日の大雪で雪が結構積もっていたのですけど
たくさんの足跡があるのはナゼ?
どうやら廃墟好きな先客がいた模様です。
倉庫代用のワム60000!
さして珍しいものではありませんが場所が場所だけに嬉しい収穫でした。
エメラルドグリーンに塗装されてましたが、
色が褪せて雪景色とすっかり同化してましたね。
それにしても敷地の広いことときたら…
ここは遊園地時代の駐車場だったのでしょうか?
右側に見える築堤が八戸線です。
復活した八戸線の車窓から見えるプレイピア白浜駅は
どんな姿なのでしょう?
ようやく目的地の駅付近に着きましたが、
色んな意味でここは賑やかだったわ。
単式ホームがあるだけの棒線駅でした。
このホームは木材を利用して出来ているらしく、
朽ちていて危険な個所があることから
相当前から立入禁止になってたみたいです。
立ち入り禁止なのはホームだけではなく、
構内踏切もバリケードが組まれて先に進むことは出来ませんでした。
ちなみに踏切の奥にあるのが肝心のプレイピア白浜とのこと。
現在は公園施設も完全に撤去されてしまったそうです。
公園自体は一応「休止」らしいですけど再開する日は来るのでしょうか?
着いてしばらくは現地を探索する予定でしたが、
酷いみぞれが降り始めたために早々に退散。
今じゃ家族連れを満足させることは出来なくなったスポットですが、
廃墟マニアと駅マニアだけは大満足なこと間違いなし!
でも立入禁止ですので念のために言っておきます。
八戸線
↑(八戸駅方面)
長苗代駅(平成25年1月13日)
(臨)プレイピア白浜駅(平成24年3月11日)
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