皆さま、おばんです!


今晩も八戸線ネタをいかせて頂きます。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10090/宿戸駅

八戸線・宿戸(しゅくのへ)駅です!


駅名票がないじゃんって?


はい。

ホームの端っこに駅名が掲げられているから、

取りあえずは大丈夫なのでした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10091/宿戸駅

しかも場所がら、よそ者が利用するような駅じゃないですからね。

(国道から離れた、ちょっとだけ奥まった集落の中にある駅でした。)


宿戸駅のそばには宿戸小学校・中学校があり、

通学の児童・生徒さんの利用も多いんですって。


余談ですけど、八戸市・七戸町をはじめ、

岩手~青森県には「戸」が付く地名が多いですが、

この「戸」、牧場を意味する語なんだとか。

今回の宿戸駅にも「戸」が付きますけど、

この辺りも昔は酪農で栄えていた土地だったんでしょうかね?



宿戸駅は昭和29年に開業した停留所タイプの駅です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10092/宿戸駅


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10095/宿戸駅

昭和29年は宿戸駅の他に、角の浜駅玉川駅 が開業、

更に昭和31年には大久喜駅金浜駅大蛇駅 と、

停留所タイプの駅が立て続けに誕生しました。


これらの駅は、いずれも宿戸駅と同形状の、

大きな庇(ひさし)が付いた待合室を備えているのですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10093/宿戸駅

ところが同じ時期に建立されたのにも関わらず、

待合室が密閉式だったり、全開放、もしくは一部開放だったりと、

その仕様はまちまちだったりするんですね。

はたして何を基準に仕様の優劣が決められたんでしょうか。


ちなみに宿戸駅は、

完全密閉式で屋根面積も広く、

これらの駅の中では最豪華仕様になっておりましたぜ☆



桜の木で囲まれた駅の多い八戸線ですが、

宿戸駅もまた、多くの桜の木が並んでおりました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10094/宿戸駅

満開の桜の下の宿戸駅、風情のある光景なんでしょうね。

そうそう、八戸線の話題と言えば、

東北エモーション(全席レストラン列車)の運行が、

いよいよ今週末、19日から始まります。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10096/宿戸駅

(JR東日本・プレスより転載)


この東北エモーション、

エクステリアデザインを担当されたのは、

あの奥山清行さん だったんですね。

E6系新幹線車両やエンツォフェラーリなどをデザインした、

あのお方です。


JR九州といえば水戸岡さん(ドーンデザイン研究所)というくらい、

デザインが定着化しておりますけど、

今後のJR東日本の車両たちは、

奥山さんの意匠を纏ってくるのでしょうか。

E7系新幹線やクルーズトレインも奥山さんがやられるらしいし。



何はともあれ、

今後も話題豊富な八戸線にある、

宿戸駅の駅探訪ネタでした。



八戸線


八戸駅(平成24年10月21日)

長苗代駅(平成25年1月13日)

本八戸駅(平成25年5月5日)

小中野駅(平成25年2月10日)

陸奥湊駅(平成24年3月11日)

白銀駅(平成25年2月10日)

鮫駅(平成24年3月11日)

(臨)プレイピア白浜駅(平成24年3月11日)

陸奥白浜駅(平成25年2月10日)

種差海岸駅(平成26年6月30日)

大久喜駅(平成25年2月10日)

金浜駅(平成25年2月10日)

大蛇駅(平成25年2月10日)

階上駅(平成26年6月30日)

角の浜駅(平成25年2月10日)

平内駅(平成25年2月10日)

種市駅(平成25年2月10日)

玉川駅(平成25年2月10日)

宿戸駅(平成25年2月10日)

陸中八木駅(平成25年2月10日)

有家駅(平成25年2月10日)

陸中中野駅(平成25年2月10日)

侍浜駅(平成25年2月10日)

陸中夏井駅(平成25年2月10日)

久慈駅(平成25年2月10日)