皆さま、こんにちは!

今回も長野電鉄屋代線の駅のことを書きます。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03151

長野電鉄屋代線・象山口(ぞうざんぐち)駅です!


Wikipediaをによると、

幕末の思想家・佐久間象山を祀った象山神社から駅名が付いたとか。

でも肝心の象山神社は、お隣の松代駅からの方が近いらしく (;^ω^A

現在は乗車8名、降車8名(うち、定期券利用が7名)の駅なんですって。


そんな象山口駅にも、有人駅の時代があったようです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03150

当時の面影を探してみましたけど、

有人駅時代の木造駅舎の遺構はいっさい見当たらず、

昭和9年に開業した当時のホームが、

断面に覗いている程度でした。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03152

屋代・岩野駅方向を見た象山口駅ホームと、


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03155

須坂・松代駅方向を見た象山口駅ホームです。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03153

そして象山口駅の待合室全景と。


見ての通り、象山口駅は国道403号線に接しており、

すぐ目の前に踏切があるのですが、

その踏切には、廃レールを使った鉄柵が設けられていたんですよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03154

古レールファンとしては、とっても気になっちゃうんですよね。


そこで近づいて見てみると…
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03156  


!!!

これでは、解りづらいですよね。横に倒してみます。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03157

ちょっとマーキングが雑ですが…

US製鉄会社テネシー製の古レールでした!

長野電鉄屋代線(河東鉄道)も、

開業当初は輸入レールが使用されていたんですね。


このテネシー製のレール自体は全国的に見られるのですが、

1900年代初頭に輸入されたものが多く、

屋代線(旧・河東鉄道)の開業年である1911年と、

ものの見事なまでに一致しているのでした。


100年も前の古レール、

探せばもっと見つかるかも知れませんね。


…っていうか、廃線になった後はこの古レール、

鉄クズとして処分されちゃうのかな?

(安い金額でしたら譲って欲しいと思っている自分でした)


訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
長野電鉄屋代線

屋代駅(平成24年3月6日)  

東屋代駅(平成24年3月6日)  

雨宮駅(平成24年3月6日)  

岩野駅(平成24年3月6日)  

象山口駅(平成24年3月6日)

松代駅(平成24年3月6日)  

金井山駅(平成24年3月6日)  

大室駅(平成24年3月6日)  

信濃川田駅(平成24年3月6日)  

若穂駅(平成24年3月6日)  

綿内駅(平成24年3月6日)  

井上駅(平成24年3月6日)  

↓(須坂駅方面)