皆さま、おばんです!
今晩もまた、屋代線の駅を訪れた時のことを書きますね。
長野電鉄屋代線・岩野(いわの)駅です!
大正11年、
屋代線の前身である河東鉄道の開通とともに開業した駅です。
この岩野駅もまた、お隣の雨宮駅や象山口駅と同様に、
駅員配置駅だった時代があるんですって。
今の簡素な駅舎を見ると、
とても岩野駅が有人駅だったなんて、想像も出来ないですよね。
ちなみに現在の待合室は、
開業以来使用されていた木造駅舎を解体の上で設置されたもので、
初代木造駅舎の面影は、駅前の広い空き地と、
枕木で出来た柵の隙間でしか見ることが出来ませんでした。
中央に写る待合室とホームの間に、広く隙間が空いてますが、
これが初代木造駅舎があった時代の名残りなのです。
岩野駅の駅舎も、そこそこに大きなものだったようですね。
屋代・雨宮駅方向を見た岩野駅ホームと、
須坂・象山口駅方向を見た岩野駅ホームです。
岩野駅は開業当時から単式ホーム1本の棒線駅。
ホームはゆるやか~な弧を描くカタチをしているせいか、
列車とホームには、結構な隙間が空いちゃうようでした。
ホームから見た岩野駅の待合室。
待合室には指名手配犯の写真がいっぱい。
夜はちょっとキツそうな雰囲気で。ここには「おい、小池!」が無いんすね。
矢印の先にあるのが岩野駅なのですが、
この頃はまだ、初代の木造駅舎が残っていたようです。
航空写真と言えば、
屋代線の沿線って、前方後円墳が数多くあるらしく、
沿線をYahoo!地図で辿っていたら、こんな古墳が目に入りました。
後円部が随分と長細いですけど、これも前方後円墳なんだとか。
(長野県千曲市・森将軍塚古墳)
屋代線沿線の風景を見たくて航空写真を見ていたのに、
いつの間にか古墳にばかり目が行ってました。
屋代‐岩野駅間は、とにかく古墳の多いところみたい。
屋代線巡りのついでに、古墳を見て回るのもいかがでしょう。
(…って、屋代線にはもう、残りの時間がないですよね。)
この山の裏は土口将軍塚古墳らしんですけど…わからん!
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
長野電鉄屋代線
屋代駅(平成24年3月6日)
岩野駅(平成24年3月6日)
↓(須坂駅方面)