皆さま、おばんです!


長野電鉄屋代線も、

残された時間があと10日のところまで迫ってきました。

ブログにアップしていない駅は、今回の駅を含めて残り6つ。

今晩も引き続き、挙げていこうと思います。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0321d

長野電鉄屋代線・金井山(かないやま)駅です!


金井山駅もまた他の駅と同様に、

後の屋代線となる河東鉄道が開通した大正11年(1922年)に開業しました。


金井山駅に限らない話ですが、11ある屋代線の中間駅のうち、

昭和になって開業した大室駅・若穂駅以外は全て、

駅員配置駅だった時代のある駅なんですよね。

現在の有人駅といえば、先にご紹介した松代駅のみ。

今では駅員がいて賑わっていた屋代線なんか、想像すら出来ません。


そんなことでこの金井山駅にも、

駅員がいた時代があったわけなのですよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0321f

こちら、須坂・大室駅方面を見た金井山駅ホームと、


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0321g

屋代・松代駅方面を見た金井山駅ホームです。


どうしても駅員さんがいた時代の金井山駅の様子を知りたくて、

いつものように、古い航空写真を見てみます。

ちなみにこちらは、昭和50年に撮影されたものです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0321h

中央に金井山駅があるのですが、わかるかな~?


これを見ると驚くことに、

金井山駅には元々、列車が行き違いうための設備と、

それを挟むような、相対式ホームがあったようなのです。


そしてこの様子を、

現在の航空写真にトレースしてみます。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0321i

こんな感じかと思うのですが…

現在は宅地化されてしまった場所に、ホームがあったようですね。

列車の交換設備があった当時の遺構を見たかったのですが…

ありましたよ!


上にもある写真をよく見ると、
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0321j

左右の架線中の形状が違っておりました!

これ、右側のものが電化当初からある鉄製の架線中で、

左側の物は、行き違い線を撤去した際に新設された、

PC製のものになっておりました。

ちなみに赤ラインが、かつての線路跡と思われる場所です。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0321k

撤去されたホームは、こんな感じだったんでしょうね。


駅の構造は雨宮駅に近い感じかな?

繁栄していた金井山駅の名残である駅前の広い空き地が、

妙に寂しく感じられました。



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金井山駅にある扉のない男子トイレ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0321e

金井山駅の前に建つ標語。

元気にあいさつ…と書いてあるのであれば、

「オハー」ではなく、おっはー!!!と言ってほしい。

ちなみに「おっはー!」の元祖は慎吾ママではなく、

多賀城が生んだスター・山ちゃんこと山寺宏一さんだということは、

揺るぎもない事実。


訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
長野電鉄屋代線

屋代駅(平成24年3月6日)  

東屋代駅(平成24年3月6日)  

雨宮駅(平成24年3月6日)  

岩野駅(平成24年3月6日)  

象山口駅(平成24年3月6日)  

松代駅(平成24年3月6日)  

金井山駅(平成24年3月6日)

大室駅(平成24年3月6日)  

信濃川田駅(平成24年3月6日)  

若穂駅(平成24年3月6日)  

綿内駅(平成24年3月6日)  

井上駅(平成24年3月6日)  

↓(須坂駅方面)