皆さま、おばんです!
長野電鉄屋代線も、
残された時間があと10日のところまで迫ってきました。
ブログにアップしていない駅は、今回の駅を含めて残り6つ。
今晩も引き続き、挙げていこうと思います。
長野電鉄屋代線・金井山(かないやま)駅です!
金井山駅もまた他の駅と同様に、
後の屋代線となる河東鉄道が開通した大正11年(1922年)に開業しました。
金井山駅に限らない話ですが、11ある屋代線の中間駅のうち、
昭和になって開業した大室駅・若穂駅以外は全て、
駅員配置駅だった時代のある駅なんですよね。
現在の有人駅といえば、先にご紹介した松代駅のみ。
今では駅員がいて賑わっていた屋代線なんか、想像すら出来ません。
そんなことでこの金井山駅にも、
駅員がいた時代があったわけなのですよ。
こちら、須坂・大室駅方面を見た金井山駅ホームと、
屋代・松代駅方面を見た金井山駅ホームです。
どうしても駅員さんがいた時代の金井山駅の様子を知りたくて、
いつものように、古い航空写真を見てみます。
中央に金井山駅があるのですが、わかるかな~?
これを見ると驚くことに、
金井山駅には元々、列車が行き違いうための設備と、
それを挟むような、相対式ホームがあったようなのです。
そしてこの様子を、
こんな感じかと思うのですが…
現在は宅地化されてしまった場所に、ホームがあったようですね。
列車の交換設備があった当時の遺構を見たかったのですが…
ありましたよ!
左右の架線中の形状が違っておりました!
これ、右側のものが電化当初からある鉄製の架線中で、
左側の物は、行き違い線を撤去した際に新設された、
PC製のものになっておりました。
ちなみに赤ラインが、かつての線路跡と思われる場所です。
撤去されたホームは、こんな感じだったんでしょうね。
駅の構造は雨宮駅に近い感じかな?
繁栄していた金井山駅の名残である駅前の広い空き地が、
妙に寂しく感じられました。
金井山駅にある扉のない男子トイレ。
金井山駅の前に建つ標語。
元気にあいさつ…と書いてあるのであれば、
「オハー」ではなく、おっはー!!!と言ってほしい。
ちなみに「おっはー!」の元祖は慎吾ママではなく、
多賀城が生んだスター・山ちゃんこと山寺宏一さんだということは、
揺るぎもない事実。
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
長野電鉄屋代線
屋代駅(平成24年3月6日)
金井山駅(平成24年3月6日)
↓(須坂駅方面)