皆さま、おばんです!


昨晩に引き続き、今月末に休止(4月1日に廃止)となる、

長野電鉄屋代線の駅をご紹介いたします。

今回は、起点である屋代駅を出発してからひとつ目の駅ですよ。


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長野電鉄屋代線・東屋代(ひがしやしろ)駅です!


民家?

この佇まい、駅と言うよりは民家そのものです。


調べてみると、実際に人が住んでいた時代もあるんですって。

そして住んでいた方が、切符の手配もやられていたとか。

駅部分と住居部は、ご覧の出札窓口で繋がっております。
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それにしても、どんな人が住んでいたんでしょうね?

長野電鉄の社宅だったのかな?

少なくても、家族と一緒に住む気にはなれんですよ、気分的に落ち着かないし。


長野電鉄屋代線は、起点である屋代駅から1キロほどは、

しなの鉄道線と並行して、北側に延びておりますが、
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奥側が屋代駅方面で、手前の1線が屋代線です。


やがて屋代線はほぼ直角に大きく反れ、

東側に線路が曲がった辺りに東屋代駅があるのでした。
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東屋代駅は大正11年の河東鉄道開通に合わせて開業した駅です。

ホームは当時のままの単式ホーム1本のみで、

須坂駅側には、開業当時の低いホームも残っておりますよ。


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こちらは屋代駅方向を見た東屋代駅ホームです。

奥には長野新幹線の高架橋も見えますね。


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こちらは須坂駅方向を見た東屋代駅ホームです。


それにしても、

こんな風情を持った東屋代駅自体も驚いたのですが、

そんな駅の脇を長野新幹線が通過してゆくのですから、

頭の中は、何が何だか分からなくなっちゃいますよ。


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廃線間近な現在、こんな東屋代駅のホームを、

元・営団地下鉄3000系が行ったり、元・小田急HiSEが行ったりと。

誰もが時代錯誤に陥ること間違いなしです。


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個性豊かな駅が数ある、長野電鉄屋代線の駅の中でも、

おそらくは個性ナンバーワンの東屋代駅。

屋代駅から歩いて20分ほどの位置にありますので、

屋代線訪問の際にはぜひ、お立ち寄り下さいね!


訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
長野電鉄屋代線

屋代駅(平成24年3月6日)  

東屋代駅(平成24年3月6日)

雨宮駅(平成24年3月6日)  

岩野駅(平成24年3月6日)  

象山口駅(平成24年3月6日)  

松代駅(平成24年3月6日)  

金井山駅(平成24年3月6日)  

大室駅(平成24年3月6日)  

信濃川田駅(平成24年3月6日)  

若穂駅(平成24年3月6日)  

綿内駅(平成24年3月6日)  

井上駅(平成24年3月6日)  

↓(須坂駅方面)